自民党は派閥の裏金事件を受け、全議員アンケート調査を行い、その結果を公表し、各メディアは扱っている。

なんと政治資金規正法に基づく不記載は85人、金額は5億7,949万円になっている。

 このアンケート調査も不記載が「ある」か「ないか」で、「ある」と答えた者には5年間で年ごとにいくらの還流(キックバック)があったか書くやり方で実態解明、真相究明にはほど遠いやり方ではないか。

 政治資金は税金がかからない。それゆえに「入り」と「出」は、情報開示と透明性が当然ルールに基づいて処理されなくてはならない。

 裏金にした議員の中には1、2回生よりも当選回数の多い議員の方が圧倒的に多くいる。ということは確信犯、計画性を持った悪質なやり方である。この点、自ら責任を明らかにすべきである。

 なんとも情けない政治家の姿である。きちんと届出をしていれば問題がない。結果として自ら仕組んでやったと受け取られるような事態は、由々(ゆゆ)しきことである。

 清和政策研究会、志師会、宏池会の塩谷立座長、二階俊博会長、根本匠事務総長は、それぞれ進んで責任を取ることが自民党を救い、政治不信を払拭することとなると思うのだが。

 また、1千万以上不記載した議員は、党の調査結果が出るまで自ら進んで離党し、党の判断を待つべきではないか。政治家の「矜持(きょうじ)」を示してほしいものだ。

 

13日のコメント

 ひでおさん、なぜ物価が上がるか、エネルギー価格(ガソリン等)が下がらないとすべての物価が上がります。ウクライナ戦争を止めらせることです。

 yiさん、派閥の責任者は潔く退場すべきです。全く「矜持」がないことにガッカリです。

 鈴木さん、有難うございます。18日宜しくお願い致します。

 さださん、腹の据わった胆力のある政治家がいないと勝負は出来ませんね。

 無事これ名馬さん、祈りは通じます。