令和6年度予算審議が参議院に回って来た。予算委員会の質疑で立憲民主党は辻元清美氏がトップバッターで立ち、土曜日に国会が開かれたことで国会職員、官僚に迷惑をかけたことで謝れと発言していたが、予算委員長解任決議案、財務大臣不信任案を立憲民主党が出し、時間をかけたがゆえに土曜日やらざるを得なくなったのではないか。全くすり替えの議論である。

 また、辻元氏は自分自身の秘書給与の問題で議員辞職したことに触れ、国会で証人喚問に出て説明責任を果たしたから国会に戻れたと述べていたが、都合の良い自己擁護である。

 国民の税金を詐欺し、詐欺を認め議員を辞めたのではないか。間違ったことをしていなかったのなら裁判で闘うべきではないか。全くつじつまの合わない主張である。

 ちなみに私は間違った権力の行使と断固闘い、最高裁で棄却されたが、今も再審請求をしている。

 国会議員の国会における最大の責任は国民生活を守る予算審議である。この予算の一番の原資は国民の汗と涙の結晶である税金だ。その税金を詐欺しておきながら国会の場で私にあなたは「疑惑のデパート、疑惑の総合商社」と言い放った。辻元氏自身が詐欺をしている最中での発言である。

 国会審議を聞きながら自分が行った行為をどう考えているのか全く反省がないと感じ取った。

 平成14年、ないことないことで国会でいろいろ言われた経験を持つ者として、いい加減なパフォーマンス宜しく、揚げ足取り的な発言については毅然とものを言って参りたい。

 昨日の北海道新聞24面に「羽田日航機衝突 混乱回避 ライバル協力 JR 新幹線を臨時追加 全日空 滑走路の乗客誘導」という見出し記事がある。

 1月2日の事故の際、JRもライバル社も緊急事態にそれぞれの立場で協力し合ったとのことである。

 JRは終電後に列車を出し、帰れない乗客には列車を休憩用列車にしたという。

 全日空の地上業務にあたっていた人たちは現場に駆け付け乗客を安全な場所に誘導し、更にトイレの使用を希望する人達の為、整備士は近くの機体の電源を入れ、トイレを使えるようにしたという。それぞれ瞬時に見事な対応している。

 この記事を読みながら国会に目を向けると相も変わらずの立憲民主党の姿であり、この記事をしっかり読んでほしいとつくづく思った次第だ。

 朝10時から釧路管内厚岸町で大変お世話になった方の告別式に参式する。

 大場一博さんという男気と人情に溢れたお方だった。心からのご冥福をお祈りした。

 昼の便で札幌に出て、北海道発展に貢献された伊藤義郎氏のお別れ会に出席する。

 札幌冬季オリンピック実現に尽力され、スキー界では国際的に知名度のある方だった。ご功績を称えてやまない。

 夕方の便で帰京する。

 

3日のコメント

 ひらけ日本さん、民主主義にコストが掛かることは多くの人が理解していると思います。だから税金のかからない政治資金になっています。「入り」の透明性と「出」の公開は当たり前のことで届出をしないというのはもってのほかです。

 ひでおさん、国技大相撲は真っ向勝負です。それに比べ国会は逃げたり、すかしたり、なんとも見苦しい勝負です。

 yiさん、頑張って下さい。

 BAHOさん、「官房機密費が自民党議員に定期的に配られ、地方議員に配られる」ということは私の知る限りありません。田中さんがどこからの情報で話しているのか知りたいものです。今、さまざまな情報が反乱し、何が正しいのか混乱しますね。

 さださん、同感です。政権交代可能な仕組みとして導入した制度ですが、活かされてはいません。

 松村訓明さん、ウクライナはゼレンスキー大統領の前のポロシェンコ政権から腐敗、汚職がよく言われています。今も武器、資金の還流がよくいわれます。国防大臣はじめ軍幹部の交代は一つの表れと指摘させています。