モスクワ乱射 １３３人死亡 テロで捜査 １１人拘束 コンサート会場 火災も発生 ＩＳ（過激派組織イスラム国）が犯行声明（朝日新聞１面トップ）と出ている。
テロはあってはならない。コンサート会場で犠牲になられた人たちが可哀想でならない。政治の究極の目的は世界平和である。
今回のテロに対しロシア側は「山こえ、野こえ、草かき分けてでも」徹底的に実行犯含め背後関係を突き止める。ロシアの底力を示すことだろう。
Ｇ７（主要7カ国）の結束だと言い、意味のない経済制裁をしてもロシアの経済は成長率３．６％である。
世界一のエネルギー資源大国ロシアは基礎体力が強いし、１０年前のクリミア問題で経済制裁されてもビクともしなかった。
平成１１年１１月、チェチェンでの人権問題で、Ｇ７外相会議でロシアに制裁を課すとアメリカ、イギリスが呼びかけ、日本も同調するということになった。
その時、私は官房副長官から自民党総務局長（今の選対委員長）になった時で、自民党外交部会でロシア制裁に組みするべきではないと主張した。
「小渕現総理も橋本前総理もチェチェン問題はロシアの国内問題であると言っているのに、外務大臣が河野洋平大臣に代わったからといって総理の考えと違う判断をしていいのか」と厳しく指摘した。外務省が人権派といわれる河野大臣に忖度したのである。
その時の外務省総合政策局長が竹内行夫氏であった。アメリカ、イギリスとすでに握っていたので、日本がのらなくなったことで面目まるつぶれになった。
その竹内氏はインドネシア大使になりコースから外れたが、田中真紀子外相の時、野上義二外務次官が更迭され外務次官に戻ってきた。外務省退官後はなんと最高裁判所判事となった。
平成２２年９月、最高裁は私の上告を棄却したが、その時、最高裁判事に名を連ねていたのが竹内氏であった。
不思議な巡りあわせ、因縁を考えながら、私の主張は間違っていなかったと確信している。
元駐日ロシア大使のアレクサンドル・パノフ氏は「鈴木さんの発言、判断がなければ今日の日露関係はありませんでした」とよく言ってくれたものである。信念を持って生きて参りたい。
昨夜のうちに札幌に入り、１０時半から３月のウォーク＆トーク（市民対話）を三越前で行い、１１時から札幌大地塾。ロシア大統領選挙結果、これからの日露関係、裏金問題等を話す。急な日程変更にもかかわらず、熱心な人が参加してくれた。
昼過ぎの丘珠発で釧路に飛び、１６時から根室市で鈴木貴子新春交礼会に出席する。
根室には今年に入って６日間も来ている、今日も国後島が目の前に見え、元島民の思いを新たにした。
明日は朝６時から千葉で講演するので釧路からの最終便で帰京する。
２３日のコメント
ＢＡＨＯさん、犯行声明が出ているのに一部メディアは自作自演だなどと言っているところもあります。メディアは真実のみを知らせてくれれば良いのです。一方的な価値観や思い込みの話はいりません。２２年前、メディアバッシングに遭った私は、悪しき権力の行使はあってはならないと考えます。
ひらけ日本さん、テロはあってはなりません。自作自演をする必要もないのになぜそう言った嘘話を流すのでしょうか。ナワリヌイ氏の死亡の時も一方的な判断に基づく発信でした。公平、公正、何よりも正しい報道をしてほしいものです。
tokoton山の男さん、俺が政治家だという気概と志が足りないと思います。信念を持って筋を通す政治家を見たいものです。
ひでおさん、地道に選挙民、有権者と接して参ります。
さださん、天下国家の将来、世界地図を見た議論がないことに心配が先に立ちます。
松村訓明さん、ローマ教皇の言葉にそって一日も早い停戦、和平を望みます。
yiさん、６億７千万円届け出していない清和政策研究会の座長、２億６千万円の代表も議員辞職ものです。１千万以上の者は金額の多さ、少なさで離党勧告、党員資格停止、選挙の非公認とか、国民がそこまでしたかという処分が必要です。
※札幌三越前でウォーク＆トーク（市民対話）
※札幌大地塾
※根室市で鈴木貴子新春交礼会に出席
