国賓待遇でアメリカに招待された岸田総理は、首脳会談、議会での演説等すべてのスケジュールを無事終え、昨日帰国した。

行きつく間もなく2か月残っている後半国会に向け、準備に余念がないことだろう。

 今回の日米首脳会談、議会演説を振り返ると、私は秋葉剛男国家安全保障局長が日米首脳会談の3日前(7日)にワシントンポストに「私たちの努力は誤解されるべきではない。私たちの目標は、抑止力を強化し、権威主義的な政権を含む国や地域との真の対話の機会を作ることである。岸田総理の今週の訪米は、安全保障環境を改善し、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を強化するという日本のコミットメントを強調する歴史的な機会となるだろう」と寄稿している。

 判りやすく言うと日本は、ロシア、中国、北朝鮮などの権威主義国ともしっかり対話を行い、平和と安定に努めるという均衡外交を行いますというシグナルを発している。

 秋葉さん流のバランスの取れた頭づくり、発想がこれから重きをなすのではないかと思いながら、岸田総理訪米前に秋葉さん自身が訪米したことの意味合いを感じた次第である。

 司々(つかさつかさ)の人がそれぞれ役割を果たすことで国益が守られて行くと改めて思ったものである。

 昨日の和歌山県白浜も良い天気であったが、今日の東京も初夏を思わせる良い天気である。

 昨日は全国で夏日を迎えた地点が278地点あったとニュースになっているが、今日も夏日の場所が多く出たことだろう。まだ4月の半ばである。

地球温暖化は間違いなく進んでいると実感しながら、世界の首脳は地球環境、自然保全等、もっと取り組むべきではないか。

 「同盟」とか「安保」よりも「空気」「水」、人間が生きて行く上でなくてはならぬものを守っていくことが今求められていることを考えて行きたいものだ。

 

14日のコメント

 ひでおさん、良かったですね。お身体気を付けてください。

 BAHOさん、貴重なお考え参考に致します。より文化的な生活をしていることは有難いのですが、それにより自然を破壊してきたことも事実です。お互い考えていきたいものです。

 さださんのご指摘、ごもっともです。ここまで来た以上、やるしかありません。ならば大阪府はもっとあげて広報、PR、会場づくりに取り組むしかありません。日本の威信(いしん)がかかる大行事です。

 森田憲治さん、お元気ですか?後援会の日程を作りますので宜しくお願いします。

 yiさん、潔さがないことは恥ずかしいです。万博もしっかり取り組まなくてはなりません。大江さん最後の勝負です。

 松村訓明さん、令和4年3月ウクライナが出した和平案に4月15日ロシアは署名しようとしました。ところがウクライナが取り下げました。その背景に英国、アメリカの陰があったと言われます。

 谷口ダイゴさん、平成3年(1991年)、リトアニア、ラトビア、エストニアと51年ぶりの外交関係樹立のため私は政府特使として派遣されました。その時、外務省が反対するのを押し切ってリトアニアと言えば6千人のユダヤ人を救った杉原千畝さんだと考え、名誉回復したことを私は誇りに思っております。

 慎一さん、いつも有難うございます。同感です。