マニアックな読者の皆様、こんにちワクワクドキド
キする日々が少ない今
日この頃

 

2022年なんやかんやであっという間に50日程度過ぎましたが、予想通り波乱の幕開け…
今年終わってみれば「年初は酷かったね」で笑い飛ばせる様な話ではないでしょうねぇ~
Retireする年に相場は下落の一途で二歩進んで五歩さがる状態…「真っ逆さまぁ~に落ちて痛いやぁ~」とカラオケで歌いたい気分にもなりまっせ((* ´艸`)クスクス(笑うてるがな?)マザーズなんか回転売買してる投資家はんは落ちてくるナイフを掴みまくって血みどろなんかもしれませんなぁ~(Nasdaqも昨年11月高値から17%弱の下落で酷いですが…)

Nasdaq指数はチャート上で50日移動平均が200日移動平均を上から下に突き抜ける

「デッドクロス」を形成した。両移動平均で形成するのは2020年4月以来1年10カ月ぶり。

コロナ以前の半値押しであれば1300pt割れで済むがコロナショック時から半値押しなら1150ptまでの大暴落を演じる事になる。(但し1/3押しなら1250pt前後で収まるが…)


日本以外の世界経済は急激なインフレに喘ぎ、早期インフレ抑制を余儀なくされたFRBやECBに英国…特に総合CPIが7.5%を超えた米国は早急に利上げとQTを同時並行して進めないと、とても需要過剰のみならずCostPushも絡んだ複雑な物価高を抑えられないので、金融マエストロに近いパウエル議長とて、この難局に立ち向かう術は少ない。
更に悪い事は続くもので、Ukraine情勢悪化が長引き仮に有事に至れば原油高が加速しInflationを加速させるのは不可避で金融政策だけではニッチもサッチも行かなくなる。※因みにサッチモはルイアームストロングを指しているものではありません(分かっとるがな)

10万人以上の軍部隊をUkraine国境付近に配備しているロシア軍


そんな中でパンデミックも収束していないのに 「バッハと習近平のバッハと習近平に寄るバッハと習近平の為の冬季Olympic」強行開催…不可解なJudgeやドーピング問題に常軌を逸したスキージャンプスーツ規定違反抜き打ち検査 (後味悪すぎの最悪なOlympic)

 

上記添付記事の二人のメンタルは壊れてまうで(知らんけど)…完全に今回の冬季Olympicの犠牲者となった高梨沙羅とバリエワ・・・言いたい事はありますが、これ以上は割愛します。

 

それにしても、不可解な2回目の採点に意気消沈することなく最終滑走でJudgeをも黙らせる「これでもか?」と言った脅威的なPerformanceを見せた平野歩夢と女子パシュートで姉が転んで涙を共にした悔しさをバネに満身創痍の中でZoneに入って1000mを制した高木美帆選手の強い精神力には「天晴れ」と言う以外の言葉の何も見つからない程素晴らしかった。

      「痛みに耐えてよく頑張った!感動した!」(小泉純一郎風)

また、フィギュアスケートは僕にはよう分からんけど、羽生結弦選手の演技は芸術的で美しく今回は目指していたQuadruple Axelこそ失敗したが、素人目にも素晴らしい素質を感じる。

 

ただ、顰蹙を買うのを覚悟で言わせてもらうと、カーリングは氷上のビリヤードにしか見えず

然も、西欧諸国は比較的試合中は静かなのに日本チームは甲高い声で煩いわ(。-`ω-)

 

リーグ戦で運よく準決勝に進んだが、決勝英国戦ではConceed(野球で言えばCalled)で大敗

スイスは準決勝前に大勝していた相手と連戦で勝って当たり前と言ったPressureから負ける様な気がしてた。野球で例えたらリーグ優勝してもClimax seriesで2位や3位から勝ち上がってきたチームに負けて日本シリーズを逃す様な不条理なルール…仮に金メダルを取っていたら日本人が勝つ事を良しとしないEU諸国から「予選リーグで苦戦も運を味方にした日本」と皮肉られていただろう。と言いながら、最後までしっかり見てたし、「もうちょっと意地みせんか~い」と途中からは嫁はんと一緒に何故か応援していたワイ(支離滅裂な思考回路)

国内予選からToughな戦いばかりが続き、漸く辿り着いた銀Medal🥈おめでとう!

こんだけ、ケチ付けて於いて最後は「おめでとう!」ってどないやねん?(俺の事か?)

でも、どうしてもスピードスケートやジャンプにスノボ―等1発勝負の緊迫感やスピード感がなくだらだらしていてOlympic競技にはそぐわないと言う気持ちに最後には戻ってまうけど…

 

思い出したけど、平野歩夢最終滑走の途中で前触れなくサブチャンに切り替える国賊放送NHKはええ加減にせなあかんで!中間管理職の平均年収が手取りで2000万??金返せ💢

ワイはNHKの不意打ちに慣れてるので速攻で切り替えたけど滑走が終わった瞬間に漸く切り替えができた人も少なくなかったとか? N党立花孝志 裁判に負けてる場合やないで!


めっちゃ、余談が多くなってしまい、本題からかけ離れて焦点がぼけましたが、話を戻せば恐らく今大会で利したのはUkraine侵攻を正当化する為には中国が敵の敵は味方であるロシアではないだろうか?また、中国もロシアに恩を売る事で輸出先の軸をEUのみならずロシアに拡大できるので両社会主義国はWin Winの関係を強められる格好だ。
 

2014Ukraine侵攻に対する西側の経済制裁で

エネルギー輸出による利益が減少しているロシア


経済的にインフレに喘ぐ西側諸国が弱っている間に勢力図を書き換えようとする目論見が見え隠れする今回の冬季Olympic中のUkraine侵攻…本当にパラダイムシフト(勢力図移行)が起こってもおかしくない状況である。
(馬耳東風キッシーにも劣らない)米国無能バイデンは中間選挙の為に英国を利用して紛争を煽りに煽り、後には引けない事が逆にPutinにとっては侵攻を正当化する格好の理由付けになって、願ったり叶ったりかも知れない。

政局を優先するバイデン氏(また、窮地に陥っている英ジョンソン首相も煽りに便乗)


最も困るのはパイプラインを止められるドイツであるが、加えて勝手にノルドストリーム2建設を止めるなどと言った権限がバイデンのどこにあるんだ?

Ukraine侵攻は勿論ロシアのNATO包囲網警戒の口実にはなるが、EU圏もエネルギー確保をロシアに依存しているので、ある意味で弱みを握っているToughNegotiatorであるロシアPutinは幾らでも西側諸国(特にEU)に圧力(揺さぶり)を掛ける事が出来る。


今後の展開はどうなるかは分からないGod only knowsの世界になるが、有事に至らなくとも西側との交渉は長引きそうで、これはパンデミックやインフレの最中で世界経済が不確実性を増すばかりで少なくともPositive材料にはならない。

 

仮にUkraine情勢が落ち着いても、今度はFRBやECBに寄るインフレ抑制の為の政策金利利上げと同時にコロナ禍でジャブジャブになった金融緩和資金の回収=QT(金融引き締め)が

待ち受けている。焦点はやはり、3/16次回FOMCに移っていくだろう。

 

恐らく、Ukraine情勢如何だが3月0.5%利上げの可能性は充分残されているものの、いきなり0.5%では短期金利上昇圧力になるのでベアフラットにングは致し方ないにしても逆イールド(2年10年金利逆転)の可能性が高まり景気後退の大きなシグナルになる。

また、フラットニングを回避するにはQTを慎重に行わないと今度はスティープニングに移行して、10年名目金利が上昇し期待インフレ率(BEI)が低い状況では実質金利が容易にプラスに転じるので、これはこれで景気後退に転じたsignになる。実質金利がプラスになるのは本来は徐々に経済成長を持続する過程では全く問題がないが、超低金利の中で上昇余地が大きい為に、消費投資が控えられて一気に経済活動が滞り、Recessionのリスクも孕んでいる。

 

詰まり、史上類を見ないパンデミック下で膨らんだ天文学的数字に昇る世界中でばら撒かれた金融緩和マネー及び財政出動から一気に出口戦略(金融引き締め)に向かう訳だからそのNegativeImpactは計り知れず、実体経済は無論、相場に関してもどこまで下落するか誰にも分からないと言うのが本当の所ではないだろうか?

 

それでも、FRBの舵取りでHardRunningを回避できれば、暴落は免れて市場は安定に向かうかもしれないが、どちらにしても年末までに回復するのは難しいであろう。

明らかにコロナバブルで通貨価値が下落した事に寄る株高と思った方が賢明であろう。

リーマンショックの様な金融流動性枯渇の危機には至らないと思うが、HighYield債やMBSの下落(金利は上昇)を見れば、債券市場の流動性が失われて金融収縮を齎すリスクは充分にある事を鑑みれば、現状はなるべく現金(待機資金)を確保すべき状況だと言える。

 

RiskRewordを鑑みて個別銘柄を物色するのも難しい状況下では、Positionをニュートラルにするのが鉄則だが、個人投資家が現段階で損切り利確を含め全て売却と言うのは難しいし、短期的にはReboundで年初値迄の半値程度は戻すかもしれないので推奨はしないが、少なくとも全く底打ち感がない中で買い下がったり、下手な押し目買いは回避すべきと考える。

市場ではUkraine危機に利上げやQTを織り込んで十分に下がっているという楽観論も未だに少なくないが、欧州筋は様々な資金FlowやVIXに加えOption(SKEW指数)等のデータから現状では需給は極めてニュートラルなので先物Shortや個別Shortに加えPutを購入しやすい環境で下落圧力が掛り易い状態にあると考えている。織り込み済みには騙されない様に…

 

通常はこれだけ懸念材料が多い中ではHedgeの為にSKEW指数は150程度になってもおかしくないのにPutの圧力が働いていないのは、今後の急落の予兆になる。

逆にVIXは通常ではないバックワーデーションで期近が高くなり、非常に不気味である。

 

日本株に関しては買い長で空売り比率が低く尚更需給面では不利に働くと言える。

要は材料出尽くしでも踏み上げられる状況ではないという事で、仮にReboundしても一昨年の様に買いが買いを呼ぶ展開にはならない。(踏み上げは正確にはShort Squeezeになる)

決算がよくても、買い長の銘柄は徹底的に売られるばかりか、説明のつかない高ValuationのMothers銘柄に関しては言うまでもないであろう(一昨年高値圏から半値8掛け2割引き以上に下落している銘柄は史上最多に昇る) 

 

そういや、近所のおっさんはやめときゃええのに「レノバで瀕死」とかゆうてた(* ´艸`)クスクス

※レノバは東証一部ですが、当初から秋田県由利本荘市沖落札失敗する公算が高かった。

ここで問題なのは各証券会社の適当な目標株価と某C○B○の某氏が、4000円前後の時に超成長株でこんなに売られるのはおかしいと、調べもせずに無責任な発言をした事もある。

それを信じたおっさんが10枚単位で売買繰り返し、撃沈…最近、姿を見せません( ̄▽ ̄;)💦

 

レノバ(9519) 直近3か月チャート

 

無論、こればかりは欧州筋や弊社の最悪のケースも踏まえた予想(展望)なので、数か月後には年初から指数は半値程度迄戻す可能性もある為にご参考程度に留めて置いて下さい。

ただ、妙に恐怖を煽っている訳ではなく中立的に見て今年の相場は厳しいと思います。

 

日経ダウはフィボナッチ比率でザックリとコロナショックから昨年高値で見れば

年末23580(2/3押し)~25280(半値押し)の間の24,000円程度が下値目途か?

※上記チャートでは1/3戻し~半値戻しになっているが下落時なので押しが正解になる。

 

そろそろ、買い出しに出かけるので中途半端になりましたが今回はこの辺りで失礼します。

 

◆最後に本日の一曲を… ネタ切れの為OlympicのIceHockeyのBGMで流れていた曲をヘッドフォン              

 

Immigrant Song(邦題:移民の歌) LED ZEPPELIN

 

二昔前の楽曲ですが、技術的にバスドラの刻みが超難関

ジョンポールジョーンズのベースとぴったり合うのが凄すぎる。

 

それでは、明日は読者の皆さんにとっても僕にとっても憂鬱な日になると思いますが、なる様にしかならないので深く考えずケセラセラでいきましょう。但し、なんとなく安いから買おう等といった安易な行動は避ける様に…Risk Managementは絶対に怠らない事です。naniwa335



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