ステージに残ったのは、彩花・あいか・ひなたの3人。ほほう、3人&4人で衣装替えでもするのかしらんと思っていると、廣田さん言います。「今日この曲をやらないと絶対に後悔する」。安本さんは「あの頃は中3だった」。柏木さんは「まだまだ暴れます」。ここで何が来るか分かりました…。でも3人でやるの?
違いました。4人でした。
バックモニタに映し出される松野さんの姿。2013年のSSA、2015年のファミえん長岡…。とにかく楽しそうに歌っている姿に涙を禁じえませんでした。そう、この歌は4人で唄わないと。
楽曲としての「いつかのメイドインジャピャ~ン」はそれほど好きではありません(汗)。ずっとアップテンポでノリにくく、メンバーも走り回るのでどこ見ていいか分からないですから。でも、確かに唄うなら1月3日を置いて他には考えられません。
しかし、おでこ全開で破顔一笑。本当にいい笑顔です。松野さんは誰よりもライブを楽しむ人です。本当はおでこが露になるのが嫌で、MC時には客席に背を向けて髪を整えていることも思い出しました。
私はというと注釈付き着席観覧席で、実はモニタの下半分しか見えなかったのですが、それでも充分なほど4人の想いが伝わってきました。
「また、君とここにいる」だな、と。
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4月15日(3人の転校)と同じように、恵比寿の跨線橋を訪問してから日本武道館に向かいました。
この聖地、落ち着くのです。東横線は地下に潜りましたが、何かあるたびにここに来ては思いを巡らせていました。2月9日(翌日)もそうでした。あの日は寒くて冷たい涙雨だったなあ…。
快晴。しかし、寒い(汗)。
物販列がものすごく「今から並んでも買えないものがあるし、開演に間に合わないかもしれない」とのことで諸々は諦めましたが、親切な方がパンフレットを1部余分に買っていて、分けて頂けました。多謝。
FC抽選は安定の参加賞、ステッカーです。
ファミえんBlu-rayを買うとトートバッグ(+当たりつき)が貰える企画にも参加。あれ、何か四角くて厚い紙が入っている…?パネル?
ひなたのサインパネルでした!今までこういうものに無縁だっただけに、素直に嬉しいです。スタッフさんにもおめでとうございます!と言われて気分上々でした。もはやこの時点で「元取った気がする」笑
今、このパネルは松野さんのサインパネルの横に置いています。
座席は西スタンド1階B列6番。通路ですが、確かに「注釈付き」です。先述したように、奥のモニタは半分しか見えませんし、ステージ奥もそれは同じです。それでもライブの7割ぐらいは見えていましたし、何より舞台袖がものすごく近い!下手なアリーナ後方やスタンド奥よりは断然よかったと言えます。メンバーも二度三度は再接近し、そのおかげでたくさんいい思いをしました。知り合い曰く、「がっつり(レス)貰っていたなー」。見られていたようです。ええ、7人爆レス祭りでした…(ニヤニヤ)。
ちなみに左(北西)からステージ後ろは黒いシートが掛けてあって、灯りもなく真っ暗。少し不気味な感じさえありました。
ライブは見せ方が独特で楽しかったです。映像も廣田さんプロデュースならでは。映像に関しては、正直なところ近藤キネオ氏だろうと思っていました。2014年の武道館から繋がる世界があるものと。ところがセトリを含めて、3時間ずっと「廣田あいかの世界」でした。
M.06 全力☆ランナー
M.07 フユコイ
M.08 なないろ
M.09 感情電車
所謂「りななんゾーン」。ありがとう。
セトリは好みではありませんが、見せ方によってこんなに楽しく映えるのだなあというのが発見でした。もっとも、1月3日に関しては好み云々を言うのは野暮だとは思いますが。
「forever aiai」のテーマは「推し変」。いや、それはどうなのさ。言葉だけとらえると、いやいや推しはずっと推し。転校するからといって残りのメンバーを推すというのは違う気もする。そう考えていました。
でも、実際に廣田さんが考えた「推し変」はもっと深いところでした。
過去にアイドルの卒業式などを見てきましたが、湿っぽくならず最後まで笑顔でいられたのは「今日だけじゃない。私立恵比寿中学は未来に続いていく。〝これから〟を応援してほしい」という引き継ぎの意味があったように思います。
普通のアイドルのラストならメンバーから本人に一人一人挨拶があったり、関係者(過去メンバーなど)が花束を渡すセレモニー的な感じになるのでしょうが、この先も続いていく私立恵比寿中学をもっと好きになれ(個の魅力に気づけ=推し変)で終わらせたライブで、決してお涙頂戴にならないで良かったです。推し、一番好きな人がいなくても、この先もグループとして見ていける、そう思いました。
それにしても、廣田さんのホスピタリティは素晴らしい。「#おせっかいなファンサービス」と書いていましたが、とんでもない。着席1階席(2階席)にもスタッフが来て、アリーナに放たれた銀テープ配っていました。普通銀テープはアリーナしか取れず、スタンドはそれを眺めているほかないのですが、きちんと上階にも届けてくれる、こういうところも廣田さん考案なのだと思います。
ずっと、君とここにいる。
今もまた、君とここにいる。
これからも、君とここにいる。
ちゅうおんから秋ツアーからCDJまでが「惜別!廣田あいか」の色が濃かったように思います。福岡でのあいさつも聞けてよかった。だから日本武道館は〝特別〟にしない。
涙ボロボロ、感傷的にならず、笑顔で廣田さんを送れました。これでよかったと思います。
そしてみんなの未来に幸あれ。
(レポじゃないのでこのぐらいで)
蛇足ながらどうしても書きたいこと。開演前のちゅうえい、あの言葉は「ない」。全く笑えなかった。エビ中を間近で見てきたはずなのに残念。
私立恵比寿中学迎春大学芸会 ~forever aiai~
M.01 ポップコーントーン
M.02 YELL
M.03 きっとインフィニティー!
M.04 EBINOMICS
M.05 売れたいエモーション!
M.06 全力☆ランナー
M.07 フユコイ
M.08 なないろ
M.09 感情電車
M.10 ebiture
M.11 MISSION SURVIVOR
M.12 大漁恵比寿節
M.13 金八DANCE MUSIC
M.14 いつかのメイドインジャピャ~ン( くっつきブンブン )
M.15 HOT UP!!!
M.16 サドンデス
M.17 ちちんぷい
M.18 CHAN-CHARA-CHAN
M.19 幸せの貼り紙はいつも背中に
M.20 まっすぐ
M.21 靴紐とファンファーレ
M.22 お願いジーザス
M.23 大人はわかってくれない
M.24 放課後ゲタ箱ロッケンロールMX
En.1 シンガロン・シンガソン
En.2 えびぞりダイアモンド!!
En.3 ラブリースマイリーベイビー
WEn.4 シンガロン・シンガソン