特撮忘年会「Single8」/2023.12.16 | PERFECT PERSONAL WORLD

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西に東に、はてしない追っかけ日記

昨日(12月16日)はシネマノヴェチェントの特撮忘年会に出席。
何気に半年振りのシネマノヴェチェントでした。







上映作品は前週にイベント上映があった、小中和哉監督の「Single8」。ずっと観たい映画でしたが、福岡では機会に恵まれず、ようやく念願叶いました。
1978年の「スター・ウォーズ」の公開で、スターデストロイヤーに衝撃を受けた高校生達が、文化祭の上映でSWのような映画を撮る話です。そこにヒロイン役の女の子への恋も絡んでくるのですが、物凄く良い映画でした!
主人公達が周りの大人達の意見や力を借りたり、時に皆で知恵を出し合い、ひたむきに映画を作っていく様子が情熱的かつ本当に爽やかで。ヒロイン役は何年か前の「鬼滅の刃」の舞台とか、今年の大ヒット映画「わたしの幸せな結婚」にも出演し、最近何かで賞を獲った、大躍進中の高石あかりちゃん!

こんな子がクラスにいたら、そりゃ好きになりますって笑

ファインダー越しにヒロインを見つめる様子や、授業中にヒロインの横顔を見ながらコンテを描く様子とか王道過ぎる描写が好感もてました。
私もフイルムじゃないですが、ビデオで映画撮った経験あるので、部屋でマイクでアフレコする様子とか懐かしく。配布されていた同作のチラシに寄せた有名監督達のコメントを読んでいたら、共感してる人が多数で皆が通る道なんだなと笑

上映後のロビー、いわゆる「スター・ウォーズ」のインパクトについて、熱く想い出を語り合っていた常連の皆様の様子を見て、改めてその衝撃の大きさを実感しました。
私、1980年生まれなので既にスターデストロイヤーが通った後なのです笑

トークは特撮忘年会(同好会)レギュラーの浅田英一監督と小中和哉監督。
今回は聞き手を立てずに小中監督が浅田監督に、東宝特撮や歴代特技監督、浅田監督が就かれた一般映画や監督について質問していく形で展開。
浅田監督も「Single8」をとても気に入られたようで、会話も弾みました。個人的には、小中監督の師匠のお一人、大林宣彦監督の「HOUSE」を中心としたお話をお聞きできて嬉しかったです。







質問コーナーで、主人公とヒロインの恋愛描写(周りが顔見知りばかりなので、照れ臭かったです笑)についてお聞きしてみたところ、脚色はされているけど、小中監督の実体験通りの展開だとか!
劇中、電車で寝てしまったヒロインが肩に寄りかかるところも実話で、劇中にそれをチラ見する佐々木は利重剛監督らしいです。
結末に触れるので書きませんけど、自分ならその辺も脚色しちゃいます笑

間もなく終わる2023年、間に合って良かった映画でした。映画を撮りたくなりました。
もう一回観たいなあ。

サイン会。
小中監督からは色紙と「Single8」のチラシ2種に。帰ったら部屋に飾ります笑
浅田監督からは、先週手塚監督にもサインをいただいた東京SOSのプレスシートとキャストさんの浅田監督のブロマイドに。






「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」20周年の良い記念になりました!



懇親会では「浅田監督の本はまだ?」「早く作りなさい!」と叱咤激励をいただきましたm(_ _)m
あと、縁ある方々ばかりだったので、10月に会津若松でのお墓参りの報告も。肩の荷がおりました。