風見鶏の館 ナイトツアーへ行ってきました! | ながおりょうじゅんのブログ

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心理カウンセラー、占い、仏教など神仏の教えを学びながら、自身の人生の苦を少しでも減らして安穏に過ごして生きるにはどうしたら良いのか・・・を追求してます。

風見鶏の館ナイトツアーに参加。
ワクワクして早めに到着。
18時30分からスタート!
看板のレナニアって何だろう?って謎も後に判明。


玄関入り口前の柱にガマの穂と水仙が彫刻されている。
風見鶏の館に住んでいたドイツ人貿易商トーマスさんの素敵なメッセージ(後に判明)

昔の日本人もだけど、縁起を担ぐって大事よね。

探検マップをいただいた。
書き込みしまくってて写メれない😂

船なら2ヶ月くらい。シベリア鉄道を使って2週間3週間かかって来日してくる外国の客人達をおもてなしする大広間や応接室、居間、食堂と各部屋はすべて違う内装やデザイン、調度品で埋め尽くされており、飽きさせません!

遊び心が満載で、出窓の部屋があるのですが、そこは開いた傘の中にいるような形になっており、シャンデリアも柄の先のように細長い。
雨で窓が濡れている状態を部屋の中から見る自分と、傘をさして雨の降る景色を見る自分と、リンクしています。
家の中でも、自然と共にいるような感覚を持てるようにしてて、心がすごい豊かだなぁと思いました。

ちなみに食堂はお城をイメージした壁やシャンデリアが王冠の形だったり、ジークフリートに倒される悪竜ファフニールの形をした金属板がついてました。
当時は冷蔵庫がなかったので、ワインセラーには氷を入れておくところがありました。

明治だったけど、館は電気、ガス、水洗トイレ完備してたとか。

もう、素敵すぎて写メしなかったwww
ガイドさんの説明も書いてたし。

そして日頃見ることのできない地下室を見る。
第一次世界大戦でドイツが負けて、風見鶏の館は一時的に中国人の学校寮になってしまった。
そして新しく階段も増設されました。
トイレが地下にあるんだけど、確かに学校っぽい壁色とドアだったwww。

戦争前にトーマス一家の使用人が使っていた細くてメタボだとちょっと大変かな?って階段をのぼって屋根裏部屋へ!
↓この階段。たまに街なかのエスカレーターで1人分しか幅のないやつがあるけど、そのくらいの狭さ。


屋根裏部屋は修繕中



↓この黒い扉の奥に4畳半かなぁ。部屋がある。


↓阪神淡路大震災であらゆる所が壊れたとか。
日本の地震に強い建て方してないし、この風見鶏の館の場所は大昔、溜池だったのだとか!
北野の地は段々畑で、その畑の上に館を建てている状態だったのだとか。

安く建てるつもりだったのが、地盤が緩くて逆にお金も労力もかかったらしい。
でも辞めずに建てたのには理由がありました。

大阪の生駒山から神戸の港まで一望でき、望遠鏡を使うと船上パーティー、軍艦など細部が見えてたとか。
また、港からも風見鶏の館が見えていたから案内しやすかった。
しかし、今のように外灯がない上にまっすぐの山道ではないので、夜に到着した場合は暗くて肝心の風見鶏のサインポールが見えないのです。
今はすごいライト当たってるけどね。

それで、誰にきいても知っている北野天満宮の横は案内しやすかったし、迷わずに来れるから都合が良いと思ったそうな。
言葉の壁もあっただろうしね。

しかもちゃんと神社の神様を大切にしてて、神社より高くならないように館を建てたのだという。

トーマス一家は3人暮らし。お手伝いさんが8人。
お人柄が良かったようで、トーマス一家の娘が高校生になるから、9月の入学式に間に合うようドイツへ一家揃って帰る時に、使い達が涙を流して見送ったのだとか。
(実は、一家がドイツへ帰った後、第一次世界大戦が勃発始し、戻ってこれなくなった。1977年に朝ドラ「風見鶏の館」が始まり、すごい高視聴率で行方がわからなかったトーマス一家の娘がそれを発見し、1980年の80歳から8年間、毎年風見鶏の館へ帰りました)
その頃から神戸市が買い上げた館を、娘が持っていた写真や資料などを元に戻しました。


レンガの部分は煙突です。


冷房がないので暑いwww



屋根裏部屋に四畳半〜五畳くらいの小部屋(黒い扉の写メのとこ)があります。
そこは、屋根にある風見鶏に一番近い場所。
当時はそこの窓からも港の船を一望していたようです。
その他何があったのかなど不明。
ちなみに二重ガラス窓。



そこから中秋の満月を写メ!
今日はほんとラッキーな日。


風見鶏の館は屋根裏部屋を入れなければ2階建て。
2階は家族の居住する部屋や客人の滞在部屋、ビリヤード台も置いてた部屋でした。
トーマス一家の集う部屋は1階とは全然違う。
すんごい質素。
シャンデリアの電球も少ない。
日常生活は贅沢に暮らしていたわけではなく、素朴に家族の団欒をしていたようです。

2階ベランダからも大阪生駒あたりから神戸の港まで一望できる部屋があり、そこには・・・観葉植物と吊り輪があった(今は置いてないけど、吊り輪の鎖を天井から下げてた輪っかが残っている)

どうも、ドイツでは日頃から肉体を鍛えましょうと言われてたようで、トーマスさんも運動を相当していたようです。
また、観葉植物は、住宅の中をあまり見えないように塞ぐ点もあれば、日光浴や、何かに集中している時にふとリラックスしたり、気分転換のためにあったのではないかと思います。(ドイツは今も自宅にこもりっきりではなく、公園など緑のある所で気分転換をし、オンとオフを切り替えているもよう)


45分のガイドが、すごーく豪華なサービスガイドになっていました。時間を忘れた。すごい大満足✨

ちなみに
風見鶏は雄鶏でキリスト教では魔除けのシンボルとして使われているのだとか。
台風クラスの風でようやく動く重さだそうです。
2階に建ってるのと同じ風見鶏があります。
たまにカラスが飛びたってちょっと動くらしい。


玄関入り口前の柱にあるガマの穂と水仙ですが、
ガマの穂は「繁栄や多産」という意味があり、
水仙は「また帰ってきてください」という意味がある。

貿易商をしているし、ここは迎賓館の役割も担っていました。
1階の各部屋が色んなテーマで調度品などをふんだんに使っていたのは、客人へのもてなしでもあるし、同時にショールームでもあったのです。

そして、入り口門扉にあった看板。
レナニアという言葉は、ラテン語で「ライン地域」という意味。トーマス氏の生まれ故郷ライン川の港町とこの風見鶏の館を繋げる意味も兼ねて書いたのでしょう。会社の名前もレナニア商会という名前でした。



中秋の満月🌕すごく綺麗に撮れた。



また見に行きたいと思った。
昼間の風見鶏の館は検索するといろんな方がブログをアップしてますが、夜の風見鶏の館内部は今月水・土しかしてないし、予約しないといけない。
2000円+入館料500円かかりますが、出したかいのあるツアーです☺️明星館長さん優しかった。
来年はラインの館をやるとかなんとかって言ってましたよ。来年も見に行こう😁

他に午前中や昼間にも
探検ツアー
執事ツアー
アートツアーがあります!
気になる方は予約してね!


9時から18時まで
風見鶏の館 078-242-3223
ラインの館(右端のガイドツアー)078-222-3403

お土産

ガイドツアーマップ
(書き込みしまくって写メできない)
上記写メのイベント情報チラシ
入館半券
パンフレット
紙うちわ
ステッカー


2回にはちゃんとグッズ売り場がありました。
時間がかなり経っていたので、見て回れなかった。
昼間・・・頑張って見に行こうかな。