沖縄都市モノレール、すっかり那覇や浦添の風景に溶け込み、観光や地元の退勤下校(笑)の足として活躍しています。
主力となるのは開業時から活躍する1000形ですが、2022年現在、大きく分けて3タイプの車両が存在します。今回はその中の2次車をご紹介。
その編成は2009年に増備された1113F、唯1本のみの存在で、出会うのは中々難しいですね。
2020年時点ではアンパンマンが目印になっております。
車内です。少し時間が経ってからの増備となったため、いくつか仕様が変更となっております。
ドアです。細長い窓の下部にはやはりステッカーが貼られています(^^;;
車端部です。変更点のひとつとして、火災時の延焼を防ぐために仕切り扉が追加されています。
しかしそれは片側のみ、反対側は従来通り省略されています。
最前面です。那覇空港を中心に利用者からガッカリされるこの編成、展望席では無く立ち席スペースと荷物置き場になっています。総合的な混雑緩和を狙ったと思われますが、やはり評判が良くなかったのか以降に増備された編成では展望席が復活しています。
天井です。ここは地味ながらちょこちょこと変更点があります。まずは照明が直管式のLED灯になっており、冷房吹き出し口がスッキリした形状になりました。またラインデリアの両側に、バンドが短い吊革が天井から直接増設されています。
窓です。アンパンマン化されている現在はステッカーが貼られています。日除けはあるものの、内折れ式の窓を開けると使えません。これは1次車から変わりませんね。
座席です。相変わらずクッションほぼ無しで背ズリの面積小さめという「座れれば良い」感がありますが、1次車と比べると握り棒が追加された違いがあります。
優先座席です。2両とも連結面寄りに設定されています。
優先座席のモケットは沖縄をイメージさせるものになっています。
向かい側の車椅子スペースです。固定用具、非常通話装置、握り棒が備えられています。こちらは大きく変わりませんね。奥の機器の上は荷物置き場として使うことが出来ます。
この編成にしか存在しない荷物置き場です。空港輸送を念頭に設定されたものと思いますが、観光客を中心にお客さんが求めるものはそれでは無かったようですね。都合、この編成のみ座席構成はオールロングシートとなりました。