県議会にて | 元気な香川に明日がある!

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香川県議会議員 高城宗幸のブログ

今日の県議会は文教厚生委員会が開かれ、平成23年度予算案についての説明がありました。 


県予算が縮小傾向にある中、健康福祉部では医療費・介護費の増加により増額。

これは高齢者人口の増加によるところが大きく、今後も細やかに対応していかねばならないものです。


教育委員会では小学校1・2年生の35人学級実施のため微増。

35人学級については、文部科学省は当初小学2年生での導入も求めていましたが、人件費負担への懸念などから今年度は1年生のみとし、2年生は再来年度以降に見送られた経緯があります。

1年生だけを35人学級にした場合、必然的に2年進級時にクラス替えが行われますが、35人学級を2年続けて維持することでクラス替えをする必要がなくなり、県教委としては、担任が児童の生活規律や学習習慣の指導、また、学力の向上に集中できるメリットが大きいと判断したものです。


このほか、1年生の人数が多い大規模小学校を対象に1年生の学級担任を支援できるよう教員を増員するほか、発達障害児対策として小・中学校で教員を配置。問題児童や生徒が多い小・中学校には、生徒指導に対応できる教員を配置する方針です。


厳しい財政状況の中ではありますが、削るべきもの、削ってはいけないものを見極めつつ、審議を尽くしていきたいと思います。