昔の身体の知恵を今に伝えたいという思いの中には、着物がある。
着物が身体に心地良いこと、以前書いた→着物は身体に心地良い
良いこと書いてるわ(笑)
着物を着れると、どこそこから、着物タンスを見て欲しいという話がくる。
そういう方は、大体、祖母の着物だったというのが多い。
何人かのお宅のを見せていただいたりもした。
簡単な知識はあっても、商売できる知識ではないので、事細かにはわからないけど、
普段着なのか正装なのかくらいは、もちろんわかる。
私に相談してくれるわけだから、売りたいというわけではない方々ですし。
その方の着物タンスというのは、楽しい。
生き様・・なんだと思う。
着物にもサイズや好みももちろんある。でも、洋服のように着れない流行ではない。
実際、私もほとんど買うことなく、祖母の着物を着ている。
祖母と私、同じ着物です
着物タンスを見ていると、会ったこともない方が浮き上がってくる。
ピンクや小花柄などあると可愛いらしい方だったのかな。
紫や幾何学的な柄が多いと粋な方だったのかな、襦袢に工夫してあると器用な方だったのかな。
和裁もできたのかな。
なんてひとつひとつ広げるたびに、これはどんな時にどんな思いで着られていたのかなと
思いを馳せることができます。
持ち主がもういらっしゃらない時は、きっと空から見てくれてて、喜ぶ声が聞こえてきそうです。
着物は、次の世代へと繋ぐもの・・・昔と今をつなぐもの・・
その瞬間、その方の時代へと戻らせてもらい、袖を通すことで今につなげていく
そんな大切な想いを考えながら、着物ダンスを見せてもらうとワクワクします。
そして、いただけたりすると大切にしようと思えるのです。
着物は思いをつなぐもの・・
これからも大切に着ていきたいです。
このお着物も、タンスの中を見せていただいて、いただいたもの。
今年の仕事始めに着ていきました。お正月にピッタリ!
橋渡しアドバイザーとして活動してます。
生まれた日が1111で橋渡しの日。昔の身体の知恵を今に伝えたい、昔のことを掘り起こすことも、昔と今の橋渡し。昔ながらのお産、排泄(おむつなし育児)、縁側子育て、月経、着物を通じて、身体に向き合い豊かな暮らしを提案します。
おむつなし育児・子育て・月経血コントロール、ゆる体操、普段着の着方などの講師依頼、着付依頼、おむつなし相談各種承ってます。