愛犬〜突然発症!致死率30%の恐怖②〜 | 芦屋・西宮/デコ講師/スイーツデコサロン/Yukicopu(ゆきこぷ)

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~ゆきこぷのマイクロ学習生活~日々積み重ねて学んだことを、必要知識に変換してお伝えします(^^)/

11月8日病院からの帰り道。
いつもならレテを膝に乗せて車で帰るところ、何かあっては一大事と嫌がるレテをクレートに押し込む。
狭いところに閉じ込められてご機嫌ナナメのレテは、しばらくギャンギャン鳴きわめいたあと、あきらめてフテ寝をはじめた。

家に着きレテをクレートから出すと、気持ち良さそうに伸びして、ソファに顔を擦り付け左右に振る。
いつも見ている何気ない動作なのに、涙がこぼれる。
レテは何も知らない。
いつもと一緒だ。
レテを抱きしめてあげたいが、少しの圧迫も内出血に繋がるためそれも躊躇する。

レテはクレートから出て自由になったから、遊びたくて仕方がない。
お気に入りのオモチャを次から次へと出しては『遊んでー』と言わんばかりに手元に持ってくる。
「ダメ、おとなしくしてようね」いつもなら遊んであげるのに『どうして遊んでくれないの?』と佇むレテ。
そのうちあきらめてヒモを取り出し、1人でカミカミする。
そっと背中をなでながら、また涙があふれる。

血小板0、犬、などのキーワードをネットで調べてみると、恐ろしい事ばかりが書いてある。
調べるうちにレテの病気は『免疫介在性血小板減少症』『免疫介在性溶血性貧血』このあたりではないかと推測できた。
上記は自己免疫疾患と言われるもので、免疫反応は本来なら体外からの異物に対して働きかけるはずなのに、何らかの原因でそれが狂ってしまい、自分で自分の組織や細胞を攻撃してしまうという、難治性疾患だ。
ほとんどが犬での発症で、死亡率は約3割で多くは発症後の初期段階で起こると。
血液検査でたまたま見つかったのが今日であって、レテが初期なのかもっと進んだ段階なのかはわからない。
ステロイドは上記疾患と仮定すれば、48〜72時間以内に反応が見られるらしい。
その短くも長い時間を飼い主はただ待つしかない。
運命の診察は3日後だ。