タイトルが、なんかでっかい事書いてるような気がするけども。
小沢健二さんという人は、多くの人の唯一無二であるかなぁと。
月曜日に東京オペラシティへ彼のコンサートへ行ったんです。
もぉ、ゥワァーーーーっっ!!!って自分の身から魂1/3出てたよ。
これは書かなくてもいい事かもしれないけど、私のこの気持ちはわかって欲しいっす。
何年か前に、小沢さんがエリザベスさんとドキュメンタリーの映像とそれにまつわるトークイベントをしてたのです。
それに友達と参加した時、
「あぁ、この人(小沢さん)がもう歌う事は二度と無いんだなぁ。」
と、かなり強く感じて絶望(って言ったら大きすぎるけど)したんですよ。
しかも一番前の席だったので、こんなにも近くにいるあの人は、もうあのウキウキするような歌を歌わないんだと。
私にとって小沢さん歌わなきゃ意味がないって事なのかと思って、それはそれで本人も悲しいよね、今考えると。
だからあの時、会場で目が悪いながら(コンタクトをしろって話ですが)
小沢さんが、あの独特な肩の揺らし方でギターを弾いてる姿を見てるだけで、涙が出そうでしたよ。
しかも一曲目が新曲で、流れるように鳴らした二曲目が
「さよならなんて云えないよ」!!
私が1番好きな歌です(笑)
もうこれには、じわぁ~と来てしまったんですが丁度その時、ウチらは席を間違えた為移動するという
マジでマジかよーーーっっ!!(笑)
な状態。周りの方も凄く迷惑かけました、ごめんなさい。
涙引っ込んだ(笑)
そしてあの、黄金の聴きどころ
「左へカーブを曲がると光るうーみがーみーえてくる」
この瞬間、ワタクシ席移動中20列目に入った時、ちゃんと左耳で聴いてました。
移動しつつ、感動してたんだから…。
だから凄く記憶に残っててある意味ラッキーだった、ワタシ。
この日は、前夜もコンサートあったせいなのか声が最初掠れてたりもしてました。
でも、以前とは違う歌声も発見(耳)したりで、何より全ての曲をアレンジしての演奏。
素晴らしすぎる。そして弦楽器の美しい事。
前の列のおねーさまが、数人目頭にハンカチ当ててたのを何回か見ましたよ。
わかる…(わかってないかも)
言わなくてもわかる…(同上)
途中途中で、ギターを弾きながら大きく足をバタつかせたりしてる姿は、嬉しかったなぁ。
会場内の雰囲気も、なんだからたまらなかった。
みんな溢れ出てたねぇ、気持ちが。言葉にしなくても。
「強い気持ち強い愛」で、最大のビッグウェーブ!!跳ねまくりー。
嬉しくて楽しくて素敵すぎて、幸せだった。
直後のに演奏した、
「春にして君を想う」は一転して
弦楽器の美しい事美しい事。
あんな盛り上がった直後に、こんなに聴かせる曲をやるなんて、そしてそれが素晴らしかった事。
そして何度か、朗読も曲と同じぐらいやってたんですけど興味深いものが多かったなぁ。
世界中を旅してるんだぁ。そこで、感じた事や、思った事を表現してるんですがスゴイよ。
小走りの話(豊かさとごっちゃになってしまった)、大人の話、インド映画の話。
ワタクシ、最初インド映画って聞き取れなくて、ずっとイート(EAT)映画だと思っててずっとなんだろ?って1人思ってた…
何故(笑)
輪廻落ちに爆笑。もう輪廻落ちってワードがヤバい。それだけで面白くないか?
それで、とても感銘を受けてしまったのが、こちら
家帰ってから、翻訳しまして忘れないようにメモしたんです。それほどだったんです。
小沢さんが、スペインを旅してる時に疑問に思った言葉が有った。
待つ=espero
希望=esperanza
この二つは発音が似てて、意味が全く違うのになんでだろう?
と思った小沢さんは現地の人に聞いてみたら、
こんな答えが。
待つという事は希望がある事なんだよ。
と。
そして小沢さんは
音楽を奏でてる(鳴っている)
あいだは待つ事ができる。
というような事を発してました。曖昧でホントごめんなさい。
でもこれはなんかぐさりと脳とか、心臓に来たなぁ。
ますます展覧会行きたいじゃないか。
そして最後永積タカスィー(愛を込めて呼んでます)とまさかーの
いちょう並木のセレナーデ。
6年ほど前の夜中、深夜ラジオでリリーさんとめめたん(安めぐみさん)がよく歌ってて、可愛かった。
リリーさんの1人になったラジオで永積君がゲストでこれを歌ってて。コンポの前で真夜中シビれてた。
この歌について2人で話してた。
その時、永積君はまだ小沢さんに会った事ないって、言ってた。
それがまさか2人で歌うトコを見れるなんて…。
めめたんが結婚するなんてー。
とにかく幸せでした。あの会場の雰囲気、あそこにいれて良かった。
心残りはやはりグッズ。
東京のTシャツ欲しかったわ。
ワタクシ、今こんな感じ。
晴れ渡る感じ。
新曲、たのしみだっ。
東京の街が奏でる、モンシロチョウの歌?
手元にギブミー。
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