前回の続き

術後28日目 
松葉杖をつきながら、体重の1/3(約20kg)を乗せられるので歩みも以前より軽やかになり、上半身へかかる負担も小さくなってきたので、身体も楽になってきます。

5kgしかかけられなかった時は、上半身筋肉痛で休憩しながらじゃないと歩けなかったけど、この頃から休憩無しで歩けるようになりました。

荷重も、1/2。
30kg弱乗せても良いと許可が出ました。
伸展は5°以下。
屈曲は115°。
とても順調。

リハビリ
まずいつも通りマッサージから。

課題
両足均等に体重をかけ、かかと上げ、軽く曲げるスクワットが追加されました。
少しずつ負荷をかけていきます。

痩せた右足も少しずつ元に戻りつつあります。

この頃まだ松葉杖が必要でしたが、次回リハビリで片方の松葉杖が取れます。

段々と自由になってくる頃、そういう時に油断が生じて、転倒・再断裂になっては元も子もないので慎重にいかないといけません。

痛みの方は、朝晩が痛みますが、日中はトレーニング、ストレッチなどして動かしているので楽でした。
じっとした時間が続くと、しばらくしたら痛みます。
そして、歩き終わった後は浮腫みます。
その場合はアイシングして炎症を抑えます。

いたちごっこのように思えますが、少しづつ、少しづつ確実に良くなっていきます。
何度も言いますが、真面目にやれば良くなりますので、同じ境遇にいる人には頑張ってもらいたいなと思います。


つづく




前回の続き

退院後は、週に1回リハビリへ通います。

術後23日目
退院してから初の診察&リハビリ。
松葉杖なので車の運転は出来ません。
電車は良いけど、バスの乗り降りが怖かったです。
自宅から病院まで、ドアtoドアで大体1時間半。
車の倍かかる計算です。
身体も思うように動かせないので緊張しながらヨチヨチ向かいました。

診察
経過良好とのことで、この調子でやっていきましょうと言ってもらえました。
コツコツ頑張ってる成果が出たようです。


リハビリ
可動域、屈曲は100度出ているので、次は120度目指します。

伸展の方が出にくいので0度を目指して広げるストレッチとマッサージをしてもらったんですが…これがなかなか痛いです。
なんとか少し伸びてOKが出たので体重の1/3荷重をかけていきます。

腫れと張りが邪魔してなかなか足がまっすぐにならないので痛いです。
ですが、こちらも経過は良好だと言ってもらえたので、与えられた自主トレ課題を真面目にコツコツやるのみです。

ここで、やるかやらないのかで後の治り方も大きく変わるようです。
本当は面倒くさいし疲れるので出来ればやりたく無いけど、言い訳せずに自分のためにやりましょう!
やれば必ず報われます。
やらなければ足は中途半端に曲がったままになり後々苦労することになります。

自主トレする時に、ヨガマットなどが有ればやりやすいです。



術後3週間目の膝の様子

腫れも引いて、徐々に戻りつつあります。


つづく

前回の続き

術後1週間くらいは痛みで、暇とか思う余裕が無かったのですが、それ以降は時間が経つにつれ、痛みも少しずつ和らいできて気持ちに余裕がでて
何かしたくなってきます。

きっと入院中は暇するやろうと言う思いから、こんなのを忍ばせていきました。


①スマフォスタンド

色んな所に設置できるので、寝転びながら手放しで動画を楽しむことができます。
僕はアマゾンプライムの会員なのでAmazonビデオやYouTubeをよく観ていました。
テーブルにつけてると何それ?!
って看護師さんにめちゃ聞かれますけど。



②ポケットWi-Fi
院内は、Wi-Fi飛んでないのでポケットWi-Fiをひと月(50㎇)レンタルして持って行ってました。
2週間入院して、ざっと40㎇くらい使用したのでこういうお助けアイテムは重宝しますね。
料金はそこそこしますが、このような時は安定剤の役目も果たしてくれるので、安いもんだと思いました。
でもギガ放題の契約されてる方には必要ないかもですね〜!
ちなみに僕は5㎇の契約なもんで。

③コンパクト洗剤

コロナの影響で家族とも面会出来なかったので、自分のことは自分でやらないといけないってことで、このような持ち運びしやすい洗剤を購入して持っていきました。
荷物を出来るだけ少なくしたかったので、洗って着回しました。


④ご飯のお供

これは本当に持っていけば良かったなぁと入院中ずっと思っていました。
とにかくおかずが薄味なのでご飯が進みません。

ふりかけがあれば…
梅干しがあれは…
食べるラー油があれぼ…

と何回も思いました。

これから入院をする方で、食事制限が無い人はぜひ持って行ってもらいたいです。



退院後のリハビリ編へ続く




前回の続き
どのような食事をしていたのかを紹介したいと思います。


朝御飯
目玉焼きと味噌汁は定番、そこに一品日替わりで出るといった感じ。
おかずに対してご飯の量が多い(240㌘)ので
だいたい最後は汁物をぶっかけて完食していました。
入院時には、ご飯のお供が必要だなと感じました。
ここ大事です。



昼御飯


朝御飯より、内容が充実しているように見えますが、味付けが薄いのでご飯が中々進みません。
薄味が好きな僕でも薄く感じたので、濃い味付けが好きな方は辛いかなと思いました。
ただ、魚料理はどれも美味しかったです。



晩御飯
やはり揚げ物類は夜にはもってこないですね。
流石、栄養士さんの考える献立です。

入院食はざっとこんな感じです。
少し味気なさは感じましたが、食の有り難みを感じる事が出来たので、今では良い経験だったなと思っています。
体調が悪い時以外は、好き嫌いせずに完食しました。

あまり動かない中、3食お腹いっぱい食べてましたが全く太りませんでした。
筋肉が落ちた影響もあるとは思いますが、食べ物も大きく影響しているなと感じました。

日頃からお通じ良い方でしたが、更によくなり入院時は1日3回くらいになりました。

薄味のご飯が出てくるのは、毎回わかっているのだけど、毎食のご飯が僕のモチベーションを上げてくれた1つになったのは確かなので感謝です。
もう中年のおっさんなので、これからも食事には気を付けて、激太りしないように心掛けます。


あったらいいな!入院のお供編へ続く






前回の続き

この頃になると膝の伸展、屈曲は
朝いち 伸20° 曲80°
朝は固まってしまうので、可動域は落ちます。
マッサージ、トレーニング後は柔らかくなり、少しだけ可動域が広くなります。

マッサージなんですが、結構痛いことをされちゃいます。
神経に触れるような痛みが走るので、
痛みに弱い人は結構辛いかも知れません。
ですが耐えてください。
この作業はとても大切なのです。


リハビリ後は
伸13° 曲90°程度になり、退院までに目標としていた屈曲が出たので、
やった!目標いったやん!って思ってたら
「退院までに110°いきたいなぁ」
なんて、、、
理学療法士さんってドSが多いです。
やらないといけないとは理解しつつも、伸ばす曲げるという作業が辛いのです。
痛みが伴うのでそう思っても仕方ないと思います。


12日目、最終日ともなると
伸5°  曲110°あたりまで出ました。
このように少しづつ少しずつ真面目にやってれば
膝の可動域もジワジワと広がっていきます。
伸ばしきる事は、この時点では禁止だったので可動域はクリア出来ていました。

松葉杖の練習では、実際に階段の登り下りをしてみたり、起き上がる動作、座る動作などなど
生活していく上で必要な動作の仕方を教わりました。
普通に出来ていたことが出来ないっていうのはストレスではありますが、1日1日出来ることが必ず増えていくので、サボらずにやること。
これが1番の近道です。


膝の具合はこんな感じ
内側 術後8日目

外側
内出血がひどいですが、徐々に吸収されていくので問題無いです。

術後12日目
腫れや浮腫はありますが、だいぶスッキリとしてきました。
筋肉は確実に落ちます。


退院日
最後に、日常生活に戻った時の注意点、自主トレ、ストレッチの内容を聞いて帰りました。

帰りはタクシーと電車乗り継ぎ、
途中で何回も休憩したりなどして、結構しんどかったです。
普通に歩いている時とは違う目線で歩くので、足が不自由な人の気持ちや、お年寄りの気持ちが少しだけわかりました。
健康って素敵です。


帰宅後
マッサージは出来るだけの時間、トレーニングは6種目を1日3セット。
トレーニングの種類はリハビリに通うたび、強度が上がっていきます。

アイシングはトレーニング後、腫れや痛みがある時にします。
1回につき、20分。
間隔を空けて5回目標にしていました。



入院食編へ続く








前回の続き

術後4日目
朝起きてから、体調が悪く午前のリハビリを早めに切り上げてもらいました。
毎食後の痛み止めが原因?で腎機能の数値が上がってしまいそれがモロに出たようです。
腹痛で、血圧も上がってしまい調子が上がらず、ご飯も残してしまう始末…🍙
ごめんなさい。

膝の痛み
日中起きている時は少しずつ和らいできました。
しかし、夜になると疼いてきます。


5日目
あまり薬に頼りたくないので、眠剤を抜いてみました。
ですが、やはりダメでした。
眠れません😪

退院までは薬に頼ったほうがいいよと看護師さんに言って頂いたので、そうすることにしました。
血圧の方は正常値まで下がり調子も上がりご飯も3食完食!
腎機能数値上昇の件は、痛み止めを1日2回にして胃に負担をかけないようにしていこうということになりました💊


リハビリ
順調に進み、松葉杖もキレイに出来ていると褒めて頂けました。
日々少しずつですが、出来ることが増えてきます。
松葉杖の支えの部分がゴム製で脇の下で擦れて痛かったので、バンテージを巻いてもらいました。
擦れも減少され大分楽になりました😌
ありがたや。


6日目
眠剤のお陰でいい感じに眠れ体調も上々。
やはり、睡眠は大切です。
三大欲求
食欲、睡眠欲、排泄欲
1つでも欠けたら人間ダメみたいです。

この日から中周波治療が入りだしました。

肩凝り用でよく使われる低周波の機械、これの中周波バージョンみたいなものです。
腫れや浮腫も少しずつ和らいできています。

内側広筋に刺激を入れて筋肉を動かします。
電気で筋肉がモコッと動いたときに力を入れるように意識していきます。
これを15分。
僕の場合、出力20〜22mA
人によってこれは異なります。
自力では、びっくりするくらい力が入らないのです。 


7日目
朝6時の採血からはじまり
抜糸、関節穿刺 かんせつせんし→血抜きをしました。

この血抜きが結構痛くて尾を引きました。
完全に油断してました。
怪我して、血と水が溜まった時の血抜きは、痛くなかったのに、手術により炎症起こした後の、関節内の血抜きがまぁー痛い。
ここは覚悟しておいた方が良いです。
でも大丈夫です。
歯を食いしばれば何とかなります。
聞く話によると、みんな痛いから嫌がるんだとか。

血抜きが終わりしばらくすると、次はCT。
特に問題は無し。
画像見ましたが、何やら再建してもらった靭帯がピンで止められていました。
サイボーグみたいです。

リハビリ
中周波、足曲げ
この足曲げでは、マッサージ前は65°だったけど、マッサージ後は限界で85°までいけました。
結構痛いです。

体幹トレーニングも少しと、
最後はCPM(自動で設定した角度まで曲げ伸ばししてくれる機械です。
今回の設定は、伸ばし20°、曲げ80°これをゆーっくり30分のコース。
やってる間、時間持て余すので僕はYouTube観たり、映画観たりしてました。
もちろんイヤホンはします🎧

折り返し地点の術後1週間目
なんやかんやと忙しく気付けば夕方になっていました。

この頃になると松葉杖もかなり上達し、どこへでもいけるようになっていました。


術後8日目〜12日目 退院編へ続く




術後1日目
痛み止めの点滴、抗生剤の点滴が取れました。
煩わしい物が取れたので気分は晴れやか。
ちょっとしたことがとても嬉しく感じます。
痛み止めの方は、毎食後の飲み薬と変わりました。

車椅子に乗ってトイレまで行くこともできるようになり、2日ぶりの💩。
気分爽快です。

膝の様子は
こんな感じ。
タオルの下に氷が入ってます。
とにかくガンガン冷やします。
患部は熱を持ってすごく熱いです。
冷やしても冷やしても追いつかないくらい熱くなります。
そして痛みとの戦い。
それでも、管類が取れたのでそれだけが救いでした。
冷やし足りないので
アイシングマシーン投入。
温度調整できるので、常に同じ温度が保たれ、氷を取りに行く手間が省けます。
術後すぐは、ちょっと動くだけでも一苦労なので助かるのですが、このマシーンの冷気で身体が冷えて僕は下痢になりました。
なので、1日でこのマシーンとはお別れしました。

管が取れ、車椅子に乗れるようになり自由になったら早速リハビリが始まります。
こんな状態で出来るのか?
と最初思いましたが、初めはマッサージをしてもらうなどのケア主体になります。
やるというより、やってもらうといった感じです。
もしかすると病院により少し違いがあるのかも知れないので、参考までに。

膝の伸展、屈曲をこの日から記録していきます。
伸展が20〜25°位
屈曲が60〜70°位
これがスタートの数値です。
伸ばしたくても伸びないし、曲げたくても曲がりません。
そのせいで寝にくく、これもストレスの一つでした。
とにかく可動域が狭い。
勿論寝返りなんてうてません。

膝の感覚ですが、腫れてるせいか膝に物が入ってそれが邪魔して動かないような感じ。
膝周りは固まってコチコチです。
その上、熱を帯びているので、2時間に1回30分のアイシングが必須です。

痛みは、手術してまだ1日しか経ってないので当然痛みます。
我慢はできます。
でも、四六時中痛くて怠いです。
モヤモヤとした感じが続きます。
思うようにいかない歯痒さで嫌になるけど、その時その時、自分が出来ることをすればいいと思います。

術後2〜3日目
とにかく痛みと怠さで眠れないので眠剤をもらいました。
規則が厳しく、看護師さんに時間の指定をして、看護師さんの目の前で飲まないといけません。
だいたい飲んでから30分くらいするとウトウトとしだしました。
そのおかげで4〜6時間は眠れるようになり、具合も良くなりました。


術後3日目の膝の様子
誰の足だかわからないくらい腫れてます。
足首までパンパンで、まるでゾウさんの足です🐘

この時期のリハビリから
①松葉杖歩行の練習
負傷した方の足には、5㌕以上の負荷をかけてはダメなので、足を体重計に乗せて5㌕の感覚を身体に叩き込みます。

②内側広筋という膝のお皿を動かす筋肉に力を入れていくことを主にやります。
お皿を動かさないと固まってしまうのでこの作業が1番大切だと聞きました。
でも、びっくりするくらい動かせないのです。

③痛いマッサージ
固まった患部を指でグリグリされちゃいます。
痛いです。
お皿を動かすマッサージをしてもらいます。
痛くないです。

ほぼマッサージ主体のリハビリでスタートします。
理学療法士さんも、朝から晩まで大変です。
腱鞘炎になる人も居るんですって。
ちなみに僕は、大して仕事もしないくせに腱鞘炎になり、手術までしました。
取り柄といえば、真面目なことくらいです。


術後4日目〜7日目編へつづく








前回の続き。

単なる捻挫の繰り返しと思っていた膝の怪我。
今まで膝崩れは何回もあったけど、今回のでトドメを自分でさしました
きっと神様が、もうおっさんなんやから無理するなと言ったのでしょう。
素直に受け止めて手術することにしました。

決意すれば早いもので、次々と段取りが組まれていき手術日、入院日が仮で組まれていきました。
何にしても、膝の炎症を抑えて可動域を出さないことには始まりません。

前十字靭帯は切れると縫合出来ないので、自分の体の一部(腱)を使って靭帯を再建します。
僕の場合は膝内側の半腱様筋腱という腱を取って再建してもらいました。
ちなみにこの腱は取ったとしても、さほど影響が無いみたいです。

僕は、今後本格的にスポーツをする予定が無いので半腱様筋腱を選択しましたが、スポーツを本格的にしている人なら、膝の前方についている膝蓋腱と言われる腱を使って再建する人も居るとか。

抜粋
手術は内視鏡を使っておこない、手術による傷は、腱採取のための3~4cmの傷が一つと、内視鏡のための5mm程の傷が数カ所となります。
手術方法の特徴としては、従来の膝の上下の骨(大腿骨・脛骨)に1つずつの穴をあけて再建するのではなく(1ルート)、2つずつ骨の穴をあけ実際の前十字靱帯の形態に近い解剖学的2ルート再建術をおこなっています。この方法を数年前から実施していますが、移植腱の骨への固着、機能的にも有利なため、術後の成績・スポーツ復帰率が向上しています。

僕の場合、半月板損傷もしておりますのでこちらの縫合をするために3㌢くらいの傷が追加されます。
治りも靭帯断裂のみの手術よりかは遅くなります。

医療用ドリルで大腿骨、脛骨に穴を正確な角度で開けないといけないので、ガイドピンという棒状の物をまず入れるみたいです。
まるで物作りの世界です。
看護師さんは、大工の職人技って言う表現をしていました。
それを人の身体でやるのだから尋常じゃないです。
先生と話ししていても、宇宙人と話している感覚です。
先生からしたら僕もきっと宇宙人なんだと思います。

手先が器用とか言う問題とは、まるで次元が違いました。
本当に同じ種類の生物なのでしょうか?
僕がレベル2だったらレベル5000くらいの差は有りそうです。

名医に手術をしてもらえるなんて、すごく
運が良かったです。

ちなみに
切れた靭帯は1/3くらい残して利用しているようです。
靭帯はセンサーの役割もあるらしく膝の向きがどちらに向いているか感知する役割もあるようです。
なるほどなるほど。


術後〜術後3日目編へつづく






前回の続き

⚪︎手術当日
術名
膝前十字靭帯(ACL)再建術
外側半月板縫合

寝つき悪く、朝5時に起きてしまいました。
自覚は無いけれど、やはり緊張していたのだと思います。
手術自体は大体3時間くらいかかります。

麻酔は全身麻酔にしました。
理由1
手術時間の長さに適しているのが全身麻酔だったからです、下半身麻酔だと時間的にあまり余裕がないみたいなこと言ってました。
安心安全考慮しました。

理由2
意識が飛んで目が覚めたらもう手術終了。
それがやはり僕的に重要。
手術の中、意識があるとか耐えられません。


麻酔は、左手の甲にぶすっといかれ、これがなかなか痛いんです。
痛い痛い痛い痛い痛い、、、、

そのまま意識を失い、起きたら手術室では無い部屋の天井を見ていました。
意識は朦朧とし、体温が下がった時に起こるシバリングというガタガタブルブルに襲われてこれが止まらない。

その状態に気付いた看護師さんが電気毛布をかけてくれ、身体が温まりしばらくすると震えも落ち着きました。
それが仕事だとは分かっていても、とても有難く感じました。

震えが治ると、次は痛みに襲われすぐに痛み止めの注射を肩にぶすっとうってもらいました。
この手術、痛いとは聞いていたけどなかなか痛いですね。
鈍い重い痛みが、ずっとある感じで疲れました。
泣くほど痛くはないのですが、とにかくずっと痛いのです。

布団めくってみたら、装具付けてもらってアイシングもしてくれていました。
患部は熱を持ってアツアツです。

靭帯断裂に加え、半月板も千切れてたようで縫合して貰いました。
やはり、無理すると合併症引き起こすのですね。
怪我の放置はダメです。
身をもって感じました。

しばらく時間が経つと少しだけ気力が出てきました。
なんとも言えない痛みと怠さとの戦い。
定期的に痛み止めの点滴打ってもらって、なんとか過ごせてる感じ。

顔は浮腫んでかなりブス。
いつもブスだが更にブス。

術後は、どうしても熱が上がるようで38℃くらいが続きましたがそこまでしんどくは無かったです。

痛み止めの点滴や、血抜きのドレーンが付いているので自力でトイレへは行けません。
カテーテルは術後意識が無いうちに、抜いてもらっていました。
意識がある時に抜かれると結構痛いです。

恥ずかしいけどベットの上で小しましたぼけー
流石に大は出来ないので、早く明日になっておくれと祈るばかりでした。

前日の晩から24時間ごはん食べていなかったので
久々のご飯は染みました。
おむすび2つと、だし巻き卵、カロリーメイトのゼリーりんご味。

ご飯の有り難みを感じました。
めちゃくちゃ美味しかったです。

なんやかんやで、無事に手術してもらえてほっとしたのも束の間、、、
次は、眠れない辛さとの戦いが始まるのでしたzzz


手術内容編へつづく




今年の初釣りは、正月休み最終日、1/4。
術後初めての釣りなので約2ヶ月ぶりです。
足の方は、経過良好。
無理はできませんが仕事も復帰できたしぼちぼち歩けるところまで来ているので、あとはリハビリを頑張るのみ。

海の方は寒波により、水温が一気に2℃〜3℃も下がってしまいました
12℃台まで落ちた水温で狙いの鯵は反応してくれるのか?
某有名釣具メーカーのYさんは最低11℃まで釣れた事があると言っておられました。

それなら最悪、メバル釣れたらええかという安易な考えは後に、やすやすと打ち砕かれてしまうのです。
そもそもメバルちゃんに失礼なこと言ってます。
ごめんなさい。

この日は、ポイントに到着したのが早かったので、辺りを探索し、間で珈琲タイム。
ジェットボイルがあると、いつでもどこでもあったかい飲み物が頂けます。
カップラーメンなんて外で食べると倍旨い。
かれこれ10年近く使っていますが全く不具合ありません。
重宝してます。

辺りが暗くなってきた頃、
そろそろかなぁとリグってると
釣り好きなOさん、その後に釣り大好きな上司が別々に登場。

絶対釣り好きやろ!
と思ってしまいますね。
いや、間違い無いですね。

釣り開始してしばらくは静かだったんですが1番に沈黙を破るのが上司。
これはいつものこと。
そしてO兄ちゃん。
2人とも釣りの腕はプロ級です。
僕は1番最後に魚を釣る。
これもいつものこと。
かなりプレッシャーかけられますガーン

おーい!
アジおるぞ!
アタるぞ!
まだ釣れへんのか?!
はよ釣れよ!

こんな感じ。

まず、待望の1匹目
ゴカイ系ワームで。
なんていう名前かは忘れました。
2㌅〜2.5㌅くらいのやつかな?
貰いもんです。
メバルちゃんのサイズは21〜2センチといったところ。
2匹釣れリリース。
リグはフロートです。

上司とO兄ちゃんは25㌢UPの良型めばちゃんなのに。
何故僕だけ…。

メバルちゃんの後には
22〜3㌢のアジ
なんか痩せています。
イマイチ引かないし元気ない感じ。
美味しくなさそうだけど、痩せてても美味しいらしいので、兄ちゃんのジップロックにぶち込み。
僕は帰って処理する元気が無いのでお土産はなしです。
ワームは映っておりませんが、エコギアのアジ職人アジマスト、オレンジ使いました。
リグは同じ。

もっと色々試したいところだけど、なんせあたりが少ない。
かなりシビアな釣り始めとなりました。

釣れない中でもアタリが出るとついついムキになってやってしまいます。
ライトゲームやっぱおもろいな
そして上司はアジに夢中ですキョロキョロ