!!!クラウドファンディングへの挑戦!!!~演劇の未来を守りたい~ | ☔︎黒虹サンゴのンゴゴゴゴー☔︎

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☔︎黒虹サンゴ☔︎
中堂大嘉がプロデュースする演劇ユニット。
名前の由来は黒い虹の側にサンゴがあったらステキだなというポンコツ的発想から黒虹サンゴとなった。

―小劇場を愛する全ての人達へー

 

集客もままならず、作風も定まっていない。

ただ、表現するエネルギーだけを持て余していた時。

どこか手軽に演劇公演を行う事ができる場所はないか?

そんな時に出会ったのが「新中野ワニズホール」です。

当時、お金も無い僕達に、色々と融通を効かせて公演を行わせてくれました。オーナーの古賀さんは気さくな方で、いつも笑顔で温かく僕達を迎え入れてくれます。

 

2020年5月~2021年2月まで黒虹サンゴ短編演劇シリーズ

「のっぴきならない日常」を新中野ワニズホールにて4本上演する予定でした。しかし、今も尚猛威を振るう「新型コロナウイルス」の影響で、公演は中止・延期を余儀なくされました。

僕自身も現在、有観客の公演を打つことは

「コロナ対策を実施した上での収益化」

「万が一、関係者に感染者が発生した際のリスク」

「関係者の親族が感染してしまい、家族の命に関わるかもしれない」

という不安要素が大きく、しばらくは演劇を行う事は控え、2021年の秋頃を目安に演劇活動を再開しようと検討しておりました。

 

そんな矢先、下北沢Geki地下リバティが2021年3月末日で閉館するという知らせを目にしました。僕達も過去に使わせて頂いた劇場です。

身近に感じていた僕達の居場所が無くなってしまう。

来年の秋頃なんて悠長な事を言ってる場合ではないのかもしれない。

心配になり、新中野ワニズホールのオーナーさんに電話したところ、来年以降の予約が埋まらず、持ちこたえられるかどうか・・・という話を聞きました。

 

コロナの第三波による経営困難、そしてワクチンが普及されるまでには一体いくつの波を凌いでいけばいいのか?予約が埋まっては消え、埋まっては消える。団体側が今まで通りのやり方を行っていては、劇場は持ちこたえる事が難しく、我々の居場所がなくなってしまう。

コロナ禍の状況の中、感染リスクを最小限に抑えた上で、劇場を利用した作品を提供し、収益化を目指さなければならない・・

 

そこで思いついたのが「演劇を映像作品として昇華させ、映像販売を中心とした新しい演劇モデルの確立」です。

近頃はライブ配信を中心とした演劇のコンテンツが多いですが、やはり生を体感する事とは程遠く、「演劇を手軽にスマホなどで見る事ができる」という補助的な役割しか果たせていないように感じます。

かと言って、実際に観劇する事は少なからず感染リスクを上昇させてしまう。演劇というアナログな媒体がインターネットを通してデジタルにオンラインで視聴する事ができる。これ自体はコロナ禍の状況の中で「演劇が親しみやすくなった」という進歩に間違いありません。

 

しかし、どうやったって演劇が持つ「生の人間のエネルギーを体感する」という現象に到達する事はできません。

だったらいっその事、見やすい尺の作品で、カット割りや編集を綿密に検討し、映像技術を駆使し、「映像で見るからこそ楽しめる演劇」を提供する事はできないのか?

 

「補助的に演劇を見る事が出来る」から「映像で見るからこそ楽しめる演劇」によりデジタルに進化させ、映像販売を中心とした新しい演劇モデルの確立を達成できれば、「コロナ禍の状況の中、最小限のリスクで劇場を利用したビジネス化」が可能になります。

 

この演劇モデルが演劇界に認知され、様々な団体が上記のビジネスを行う様になれば、劇場を使用する団体が増え、劇場の経営危機を救う事が出来ます。

しかし、映像販売でのリスクは「どれだけ購入者がいて、収益化できるのか」という点です。

購入者が少なかった場合・劇場使用料金・俳優出演料・編集、スタッフ費用、小道具等々。

初期投資の費用が大きすぎる・・・

 

そこで今回、クラウドファンディングに挑戦する事を決意しました!

▽詳細▽

https://motion-gallery.net/projects/watashi0sekai1

 

・・・新中野ワニズホール・・・

この小さな劇場から、僕の演劇人生が始まりました。

表現活動に思い悩んだ時、挑戦的な企画を思いついた時、心優しく劇場を提供してくれたかけがえのない「居場所」です。

どうか小劇場の未来を、演劇の未来を、僕達の居場所を守るために

ご支援・ご協力の程、何卒、宜しくお願い致します。

 

黒虹サンゴ主宰 中堂大嘉(黒虹サンゴ)