翼さんと出会ったのは黒虹サンゴを旗揚げして一年も経たない頃。
集客が全然できなかった僕達は、公演の告知動画を作成してくれる方を探していました。
共通の友人を通して、紹介してもらったのが山本翼さんです。
新型コロナウイルスの影響で、今は閉館してしまった
「東高円寺カットウ」で行った舞台
「葛藤裁判~キミのコトがダイスキだからボクは唄う~」
僕は脚本・演出を始めたばかりの時期。
翼さんも映像クリエイターとして活動し始めた時期。
お互い、未熟な時期でしたが、意欲と熱量のみで創作していたと思います。
それから約5年後。
翼さんからの依頼で、短編映像の構成を担当する事になり、お互いに磨いた技術をぶつけ合い、「Life」」という作品を創作する事ができました。
その作品を撮影した時は、常に「今感じた事を撮影する」創作のエネルギーを保ちつつ、「必要な画を選別していく」スタンスで撮影していました。
正直、本当にこれは大丈夫なのか?作品として成立するのか?
と思っていたのですが、編集した映像を見ていると、粗削りでエネルギー溢れる画が次々と繋がっていき、ナレーション等々を挟み込む事で、感動的な作品に仕上がりました。
今は仕事として映画やドキュメンタリー等々を撮影しながら、映画祭用の作品も創作していて、僕の想像もつかないアイディアをくれる存在です。
そして僕が現在挑戦しているクラファン企画「わたし、の、せかい。」
演劇を映像作品として昇華させ、映像販売を中心とした新しい演劇モデルの確立を目指す!という内容の1人芝居。
「演劇の持つ生感」を保ちつつ、
「映像作品として視覚的に楽しめる」作品。
これを創作するにはどんなスタッフが必要か?
自分とは別ジャンルで活躍していて、尚且つ想像もつかないアイディアをくれる人・・・
そこで今回、山本翼さんに依頼する事を決定しました!
演劇→中堂大嘉
映像→山本翼さん
音楽→ぱやんさん
この3人が集まれば、きっと今まで見た事のない景色を見れるはず・・・
そしてこの映像販売が成功すれば、新しい小劇場の利用方法を確立し、小劇場の閉館を抑える事ができるはず・・・
んー!ワクワクしてきた!
常に希望の光を持たねば・・・走る!
中堂大嘉(企画者・脚本家・演出家)
―クラファン期間、残り12日―