「Song End Sea」「夜行」「自閉症の僕が飛び跳ねる理由」  読書はクスリ | タロットのささやき、こころの景色

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大田区・東急沿線にあるプライベートスペースで、
マルセイユタロットリーディングをおこなうHARUです。
おやつとお茶を楽しみながら、じっくりゆっくりタロットを介してじぶんと向き合う時間。
月に数回、定期的にカフェ鑑定も行ってます。

 

久しぶりに読書している。

 

図書館で借りて

手元に置きたい本を買うことにしている

昨今。

 

 

 

 

 

 

 

「Song End Sea」森 博嗣

 

 

 

初めて読んだ作家。

 

生きるとは

死ぬとは

なんだろう。

死ぬ権利について

私はどう考えるのだろう。

 

内容にかかわらず小説として

とても読みやすい。

読みやすいのだけど、

しかし自分にとって答えが出ない

重い問いかけをされる1冊。

 

 

 

 

「夜行」森見登美彦

 

 

夜の闇にまぎれて自分を失ってしまいそうで

怖くなった。

ひとつひとつの物語がじわじわと

見えないものが肌の上を触れるか触れないかの、

産毛だけを震わせるような

密かな怖さ。

 

時空が捩れる。

私のすぐそばで、

目に見えない異空間が口を開けている。

私が存在するここはどこ?

 

そうであっても

夜行列車を見に遠く出かけたくもなった。

 

 

「自閉症の僕がとび跳ねる理由」東田直樹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

思いもかけず美しい文章に

目の中が澄み切った水に洗われたようだつた。

 

私は他者に対して

もっと寛容でありたい。

もっと大きく優しい人間でありたい。

もっと多くの人を知りたい。

 

それは、自分自身を救うことでもあるからだ。

 

これは手元に置きたいと思った本です。

 

 

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