「障碍の児のこころ」
田中 千穂子
(出版舎ジグ)
この本を読んでよかった。
とても美しい美しい、
美しい水をゆっくりと飲み干すような
心がすみずみまで清められるような本だったから。
成長過程において
様々な問題や困難を抱える障碍児や
その家族と向き合い続けた
臨床心理士の視線は
大きな見守りの優しさに満ちている。
彼らの可能性を丁寧に探しだし
信じ、
待ち続ける強さと
人間そのものに対する深い愛がある。
『(前略)楽しみが人を豊かにするように、
苦労や傷つきは、人を育てるものでもあるのです。』
図書館で借りたけど、
手元に置いて宝物にしたい1冊。
タロットカフェリーディング
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