静岡県立美術館  「糸で描く物語」  アートはクスリ | タロットのささやき、こころの景色

タロットのささやき、こころの景色

大田区・東急沿線にあるプライベートスペースで、
マルセイユタロットリーディングをおこなうHARUです。
おやつとお茶を楽しみながら、じっくりゆっくりタロットを介してじぶんと向き合う時間。
月に数回、定期的にカフェ鑑定も行ってます。



ゆっくり休養したい反面

会期残りわずかと好奇心に負けて

出かけていきました。

 

給料日前につき新幹線は使わず

在来線を乗り継ぎ片道3時間の旅。

 

 

 

静岡県の草薙駅。

はじめて知った駅にはじめて降り立つ。

 

 

 

駅前からバスで6分、

目的地へ。

 

 

 

ただし

「美術館前駅」で降り間違えし、

炎天下を徒歩で美術館へ。

全く問題なく私には徒歩圏内でした。

 

 

途中、

カフェやパティスリーもあるので

歩くのはおすすめ。

 

 

 

 

敷地内は

自然がいっぱい。

 

 

お散歩に最適な空間です。

東京では聞けなくなった蝉の大合唱の中を歩く。

来てよかった。

 

 

 

 

 

 

途中、

彫刻作品に出会う。

 

 

 

 

 

美術の教科書に掲載されるような

大御所作家の作品にも出会える。

 

 

 

 

 真夏日すぎて

ここに来るまでに汗びっしょり。

 

 

「糸で描く物語」


 

 

 

静岡県立美術館

 

 

 

 

 

 

まるで

地下神殿のようなエントランス。

 

 

外の暑さから一転、

 

神聖な空気が漂うひんやりとした空間の中で

しばし呼吸を整える。

 

 

 

 

 

スロヴァキアやトランシルヴァニアの

民族衣装の超人的な刺繍作業!

 

 

 

機械化、

スピード化の現代に生活するわたしの目には

長い時間をかけ手から編み出されていったものたちが

神がかってみえる。

 

 

 

その美しさとかわいらしさ

 

 

 

レースや刺繍が好きなもので

 

 

 

 心の中で雄叫び

ため息をつくばかり

 

 

 

 

 

この衣装エリアのみ

撮影可だったため激写。

 

 

 

 欲しい…

(消費者目線)

 

 

 



 

 

 

 

 

 

今回の本命はイヌイットの刺繍作品。


それらは撮影不可だったので

チラシから。


 

 

これが観たくて。

 

 

以前メナードギャラリーで見て

その素朴な魅力に失神し、

以来気になってしかたない。

 

 ノエビア銀座ギャラリーのブログはこちら

 

 

イヌイットの作品はすべて

北海道立北方民族博物館の所蔵品。

いつか行ってみたい場所がまたひとつ増えました。

嬉しい。

 

 

 

そして

武井武夫原案

大塚あや子刺繍の作品。

 

 

糸と針で自由に描きだされる

息継ぎの聞こえるような

刺繍の線と色。

 

 

 

これも撮影不可のためチラシより。


エヴァ・ヴォルフォヴァー

絵本『コーヒーの泡から生まれたこねこ』原画




あまりの可愛さに

心の中で悶絶。




なので、

こちらの絵本を購入。



 



この原画もよかったなあ〜



やっぱり

片道3時間かけてきてよかった。



疲れたので

このまま帰ろうとしたのだけど…



「せっかくきたから」

という貧乏人根性に負けて

隣のロダン館へ。


(つづく)