今までで、一番文化の違いが身にしみた | afrinote -フランスから 遠くアフリカへ-

afrinote -フランスから 遠くアフリカへ-

コートジボワール フェアトレード・チョコレート プロジェクト     
“afrinote” (アフリノート)にアフリカへの想いを込めて。
  
2002年 渡仏
2011年2月 娘カロンが誕生、
2014年9月 次女ミロンが加わり、
子育てとプロジェクト ― の日々です。

ミロンが幼稚園の年少さんを終えました。
9月からは新年度。
 

保育園が一緒だった子たちは全員同じクラスになる、

という園長先生の計らいのもと、

この一年で私たち親のつながりも一層深くなりました。

 

そんな中、日仏の文化の違いを強く感じることに。


 

保育園から一緒だったミロン含む5人。

おうちでのバースデー・パーティーにも呼ばれる仲。

 

4月にその中の一家族からご招待。

 

「うちでディナーやるよ。

 

 子ども抜きで!」

 

「行く、行くー 喜んで!」

 

みんな早速の返答。

ディナーの日は木曜日。

子どもを預けて夫婦で参加。

 

私は、というと。


困ったー 

うちの彼は仕事で行けないし、参加するとしたら私一人。

 

今まで、夜に子どもを人に預けて出かけたことなんてないし。

 

困った。困った。

誰かに頼もう。でも誰?

 

帰りが遅くなるし、

子どもがいる友人に、夜子どもを預けるのも気がひける。

 

遠いところはたいへんだし、近所に住む誰か。

 

うん、うん 日々考えて。

ちょっと顔見知りのベビーシッターをやっているマダムに頼むか。

 

考えているうちも、学校でその家族に会うと

 

「忙しいの?来られないの?」

「いやいや、そうじゃなくて。うちの子はお留守番したことないから、

頼める人を探してるの」

 

早く、誰かに頼まないとーーー

 

あぁ、子どもも気を許せて、近くに住んでて、信頼できる人。

そんな人、簡単に見つからないし。

 

どうしよう。どうしよう。

 

うちの彼も誰かに子どもを預けるなんて、

考えない人。

 

子どものつながりで仲良くなったメンバーなのに、

子ども抜きで集まろうなんて。
しかも夜。夫婦揃って。

平日に。

 

日本じゃあこういう集まり、ないだろうなー

 

 

 

今までで、最も日仏の文化ギャップを感じた一件でした。

 

 

結局、○○さんにお願いしようと思って。

と二人に話すと、

泣いて

 

「いやーーーー」

 

となり。

それを理由にせっかくのディナーのお誘いだったけど

お断りしました。

 

 

 

---------------------------------------------------

Twitter          近藤陽子/4時起きライフ

Instagram  yokokondoparis