憂愁の眼差し | Cento trenta森井のブログ

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「白って200色あんねん」なんて事を申しまして。

 

私の我儘的なサムシングで今月いっぱいまで引き続き取り扱いをしている蝶矢シャツオーダーメイドですが、夏生地ばっかりにフォーカスを当ててた様な気がするしそうでもない様な気がするのでわかりやすくドレスシャツのイメージの強いお勧めをしてみたいと思います。

 

めっちゃいいシャツを手に入れようと思ったら多分皆さんタイドアップで使えるシャツを最初に連想するでしょう。

しかし私は今までそれらについてのご紹介を行ってきませんでした。

忘れてました!

 

というのは流石に冗談なのですが、やっぱり昨今のスーツ離れとかネクタイ離れとか、

そもそもオーダーシャツのイメージがスーツに合わせるシャツである事が多いと思うので、

そうではないカジュアルに使える物だったり夏でも着用したくなるシャツをお勧めしようとしていたら自然とドレスシャツは避けてました。

あと忘れてました。

 

なので今回はドレッシーな印象を強めるシャツ生地のご案内をするんですが、

カジュアルでも使えたら嬉しいですよね。

 

大丈夫です、私は優秀なのでちゃんとそこら辺も考慮したご案内をさせて頂きます。

忘れてましたけど。

 

 

 

 

 

 

「カルゼ」という生地をご存知でしょうか。

2色以上の糸を用いた双糸を2本と1本で、

どっちかが経糸でどっちかが緯糸にして綾織していく生地です。

私は優秀なのでそれも忘れました。

 

その結果ウネの太い綾生地に仕上がるのですが、

その生地の光沢が非常に美しく、淡く繊細な光を放つシャツに仕上がります。

 

太めのウネのおかげもあってか肌の当たりも柔らかく、

双糸と単糸を分けて使うので目の詰まった生地感の美しさだけでなく生地のハリ感も良いのでシワが目立ちにくくアイロン当てが結構簡単にできたりします。

 

 

 

 

中でも留意しておいていただきたいのは白。

白の色味の強さは光の反射の強さに比例し、「白度」なんて呼ばれ方をします。

 

美しくい光る白は特に空気が乾燥していたりする時には光が澄んで見えて、

ダークなジャケットの中でシャツが光るとまで語られます。

 

ただでさえ白シャツは誰でも使う物だと思うので、

「最高の白シャツが欲しい!」と思ったら一考の余地ありです。

 

そしてもう一つなかなか気になる色を見つけました。

 

 

 

 

 

シルバーブルーみたいなうっすい青です。

ほぼ白かグレーに見えるのですが微妙に青です。

 

冷たく光る色は清涼感、清廉感、清潔感を与え、

品のあるダンディーなキレの良いコーディネートが可能になります。

 

ドレッシーなシャツが一枚欲しいと思ったら、白にするかこれにするかでかなり迷っていただけるのではないでしょうか。

是非検討してみてください。

 

あと私は優秀なので付け加えるのを忘れていましたが、

カジュアルなコーディネートに起用する時の良い点についても挙げておきます。

 

勿論普通にジーパンとカジュアルなジャケットに合わせて使ったらドレッシーな大人の男性のカジュアル服が楽しめますよというのもありますが、

 

この生地のシャツを既製品で販売していたその昔、ある画期的な使い方をするお客様が表れ、それをご紹介すると瞬く間に品切れとなった事があります。

 

季節は晩夏、8月の末に入る頃でした。

めちゃくちゃ暑い日が続くこの時期にこの中肉生地の白シャツは、

汗をよく吸い、白シャツ一枚で着ても透けないという利点を活かして、

シャツイチコーデで楽しむ方が多くいらっしゃいました。

 

今から注文すると大体6月末ごろを目処に仕上がります。

今ら準備するのもありだと思いますよ!

 

私は優秀なので多分そんなお勧めをブログでしていた事も忘れているかも知れないので、

このブログを読んだ方は是非とも自己申告で神戸阪急店森井にご用命くださればと思います。

 

それではまた次のブログでお会いしましょう。

 

 

 

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森井英之