前回のブログの続きです
紅葉の山を満喫しながら妙法ヶ岳を無事に下山
御守りくださった神様、御犬様に御礼を言い、
三峯神社本殿へ
紅葉シーズンの休日ということで、
三峯神社の御本殿前は、御参りの
順番待ちで長い列ができていた
今回は 「御眷属拝借」のお札
通称 「裏札」
をいただくという大きな目的があった
「御眷属拝借」
神様の使いである動物「御眷属」
三峯神社ではオオカミが御眷属として古くから信仰され
御犬様、御眷属様と呼ばれている
あらゆる厄を祓い清めると言われている御犬様を
一年間拝借して、一家の御守護を祈る
厄除けに特化した三峯神社
御犬様が家を守ってくれて、諸難を「ガオ～
」っと
追い払ってくれるところを想像すると、何だか
ワクワクする
しかしながら
「裏札」とネットで調べると、
「知る人ぞ知る」とか
「買えない人もいる」とか
それも「裏札」なんて意味深な呼び方
まるで一見さんお断りの老舗で、
常連客にしか出さない裏メニューみたいな
買う人が選ばれるような
すごく特別なもので
買えなかったらどうしよう・・・
緊張しながら祈祷受付所へ行くと
御祈祷申込書にはちゃんと
「御眷属拝借」の欄が
そこにチェックを入れて
恐る恐る社務所の方に渡すと
何も質問もされることなく
「御祈祷の時間になりましたら
お呼びしますので、食堂でお待ちください」
と案内される
アレっ
これって頂けるってこと
とまだ半信半疑な気持ちで食堂で待つこと約１０分
放送で名前が呼ばれ、本殿内に向かう
本殿に続く通路を歩きながら、
んっ？何か空気が違ってきたぞ～
何なんだ、この異空間に入り込んだような空気は～
本殿内には中央に御犬様の像が左右におられ
その両側に
右には伊弉諾尊像
左には伊弉册尊像
が祀られている
何なんだこの空気感は
なんかもの凄い霊氣が溢れてるな～
さすが三峯神社だな～
と感動していると、宮司さんの祝詞が始まった
余計な事を考えずに、気持ちを穏やかに、
目をつぶってただひたすら
宮司さんの祝詞を、胸に、頭に吸い込む
太鼓を叩きながら祝詞はしばらく続いた
すると何やら天井をグルグルと回る気配が
うつむき加減で目をつぶっているから見えていないけど、
間違いなく何かが宮司さんの叩く太鼓に合わせて
天井をグルグルと回り始めた
「えっ！これってもしかして御犬様
」
驚きと感動で体に緊張が走る
涙がとめどなく流れて、止まらない
天井のグルグルは、最後には背後に
気配を移動させて、どこかに消えていった
やっぱりこれって御犬様なんじゃな～い！？
これってすごい体験
いつも御山にいらっしゃる御犬様
こうやって御祈祷の度に降りてきてくださるのかな
有り難や有り難や
心から信心し、助けを求める人を
見える、感じるは関係なく
こうやって守護してくれるんだなと思った
御祈祷後、宮司さんに一般的に言われている
裏札を頂いた時のルールについて聞いてみた
よく言われているのは、
お札を頂いたら
家に着くまでお札は胸より上に持って、
置いた場所に御犬様が守りをくださるから、
家に着くまでは決して下に置いてはいけない
本殿での御祈祷後は、お借り屋（御犬様をお祀りしている御宮）
に行ってご挨拶をして、あとは決して後ろを振り返らずに帰る
といった内容
宮司さんのお話では、
「特に神社ではそのような事は言っていません」
とのことだった
人から人に伝わる時に、そういったルールが
形作られてきたのかもしれない
拝借した御犬様は、一年以内にまた三峯神社を訪れ
お返しするというルールはマストなので、守りましょう
こちらが頂いた『御眷属拝借』の御札
重厚感がある
御札を収める木箱も購入できる
3つ穴が開いているのは、ここから
御犬様が出入りするためだろうか・・・
こちらが社務所でいただける御札
通称『表札』
表札には御利益別に何種類かあった
今回の参拝で、改めて三峯神社の凄さを
感じることが出来た
関東一のパワースポットと言われる所以を
改めて実感
帰りのバスを待つ駐車場で、ふと空を見上げると
頭上に大きな大きな雲が・・・
耳があって、長く尖った大きな口があって、
何だか御犬様の姿に見えた
目をつぶって、
御導き御守りくださりありがとうございます
と心の中で祈る
目を上に上げると、先ほどの雲は姿を消していた
絶対に御犬様がお見送りに御姿を見せてくれたんだ
そう信じて感謝しよう
ありがとうございます
また伺わせていただきます
近い内に必ずまた・・・
千葉県習志野市大久保
「京成大久保」駅徒歩２分