第1話はこちら↓
「やばかったね」
「ああ、危なかった」
2人は早足で森の中を進み、誰もいないことを確かめてから話をはじめた。
「ネズミの話を聞いてどう思う?」
「話を聞いて、確信したよ。うちにいるのが、ネズミちゃんと一緒に来た男だと思う」
それを聞いたカズナは、黙って腕を組み宙の一点を見つめている。それからしばらく経って、両手で顔を洗うような仕草をしてから、マーサに言った。
「会わせてくれ」
マーサは、カズナの気持ちに賛同するように頷く。2人は、マーサの宿屋に向かった。
つづく
★★★★★
こんばんは。
今日はここまでです。
来週からはだんだんと忙しくなってきますので、毎日更新できるかわかりません🙇♀️
が、短編なので最後まで書きます。ゆっくりですが、どうぞよろしくお願いします。
ともえ