短編 32.弟みたいなキミにときめくなんてありえない | 「蒼い月の本棚」~小説とハムスター(ハムちゃん日記はお休み中)~

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趣味で小説を書いています。絵を描いたり写真を撮ったり、工作をしたり書道をしたり、趣味たくさんです。古典で人生変わりました。戦国時代&お城好き。百人一首とにかく好き。2016年、夢叶って小説家デビューできました。のんびり更新ですが、どうぞよろしくお願いします。






第1話はこちら↓




「やばかったね」

「ああ、危なかった」

2人は早足で森の中を進み、誰もいないことを確かめてから話をはじめた。

「ネズミの話を聞いてどう思う?」

「話を聞いて、確信したよ。うちにいるのが、ネズミちゃんと一緒に来た男だと思う」

それを聞いたカズナは、黙って腕を組み宙の一点を見つめている。それからしばらく経って、両手で顔を洗うような仕草をしてから、マーサに言った。


「会わせてくれ」


マーサは、カズナの気持ちに賛同するように頷く。2人は、マーサの宿屋に向かった。





つづく



★★★★★



こんばんは。
今日はここまでです。
来週からはだんだんと忙しくなってきますので、毎日更新できるかわかりません🙇‍♀️
が、短編なので最後まで書きます。ゆっくりですが、どうぞよろしくお願いします。


ともえ