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オットは私とのW不倫発覚から2週間後に離婚。
(早っ!!!)
私は帰ってこない前夫とは言え、子供の事を思うと離婚はできなかった。
私は帰ってこない前夫とは言え、子供の事を思うと離婚はできなかった。
オットは「あ~たんは結論はすぐ出さなくていいから子供の事を1番に考えて」と言っていた。
オットは鹿児島で私は愛知の遠距離恋愛だった。
会うときは少しでも早く長く居たかったから移動に時間のかからない飛行機、宿泊代などお金もかかった。
オットは役職がつき自由に休みが取れなくなっていた。
私もパートがあった。
会えるのは2ヶ月に1度くらい。
4ヶ月会えない時もあった。
カップルの日みたいなクリスマスやバレンタイン、お互いの誕生日とか記念日なんて会える事はなかった。
遠距離恋愛の経験のない私は遠距離恋愛ってなんてつまらないなんて楽しくないんだろうと思っていた。
会いたい時に会えない、辛い時も寂しい時もそばにいることもない、何でつきあってるの?
遠距離恋愛でも続いていたのは携帯電話の存在が大きかったと思う。
仕事終わりのオットと夜、電話で話していると「月、見える?」とよくオットが言っていた。
「見えるよ」と言うと「今、同じ月を見てるんだね」しみじみ~と言う。
だからなんだ?
だからなんだ?
同じ月を見てたって会えないのに意味ないじゃん。
そして「距離は離れてるけど心の距離は1番近いよね」と言う。
だから?
距離が離れてるから会えないんじゃん。
「あ~たんと自分はピンクの鎖で繋がってるから簡単には切れないんだ」
「あ~たんと自分はピンクの鎖で繋がってるから簡単には切れないんだ」
鎖だって錆びてボロボロになれば簡単に切れるで。
「ねぇ、寂しくないの?会えないのに寂しくないの?なんだかんだ言ったって会えなきゃ意味ないよ。会いたい時に会えない人と付き合っても私はつまんない」
「自分だって会えないのはさみしいよ!会いたいよ!仕事がきつくてもがんばれるのはあ~たんがいるからなんだ。
会える日を励みにがんばってる。
あ~たんは自分にいろいろしてくれるよね、今まで自分はこんなに尽くされたことなかったから離れていても愛されてるんだと思うと幸せで安心できるんだよ。」
私、元々人に尽くすのが好きだから私と関わりのある人に対して全てそうなんだけど。
なんで私、遠距離恋愛なんてしてるんだろ。
街で見る幸せそーなカップルが羨ましかった。
会えた時は嬉しかったけど帰るときはいつも次はいつあえるんだろうか…そんな事を思った。
会えた時は嬉しかったけど帰るときはいつも次はいつあえるんだろうか…そんな事を思った。
(この頃は好きな気持ちがかけらでもあったのねー(´-ω-`))
普段の生活の中でオットと行ったところに行くと「あー、ここ来たなぁ」「あの時のこんな事話したなぁ」「こんなの食べたっけ」といろんな事を思い出した。
オットはデートの終わりに1番苦手な事を私にしてくれた。
それは手紙を書く事。
部屋をチェックアウトするまでの間、毎回手紙を書いてくれていた。
オットが飛行機で帰るときオットの姿が見えなくなるまで空港の搭乗口で見送っていた。
私が鹿児島に行った時はその逆。
オットは搭乗口に入る何分か前にガムを噛み始める。
搭乗時間ギリギリまで搭乗口にいて私に噛んでいたガムを口移しでくれる。
私が少しでも寂しくないように少し前までオットといたという自分の温もり?みたいなのを残しておくためだった。
搭乗ゲートを通るとオットは何度も何度も振り返り手を振る。
オットの姿が小さくなる頃、オットから電話がくる。
私は決まって泣いていた。
オットが最後に大きく手を振り完全に見えなくなったら口移しでもらったガムを噛み始めて帰宅するために電車乗り場へ向かう。
電話で「また会いに行くからね」とオットが言う。
電車の中でオットが書いてくれた手紙を読んでまた泣く。
デートの終わりの儀式みたいになっていた。
そして、また明日からがんばろう!と思ってた。
でも私の恋愛なんてW不倫ではなくなったものの、しょせん不倫なんだよなー。
オットは前妻さんと離婚したけど私は前夫と生活を共にしていなくても紙切れ1枚の上では夫婦であるというのは事実。
オットにも、子供たちにも、申し訳ない複雑な気持ちでいた。
前夫にはそんな気持ちはカケラもなかったけど。
子供たちには子供たちの生活がある。
不倫も遠距離恋愛も正直めんどくさいと思った。
昨日洗って乾かして、今日防水スプレーをかけて乾かしているところ。
じゃまたねーヾ(*´∀`*)ノ