ノスタルジーに恋をして
人が時間の区切りに意味を見出だし始めたのは一体いつからなのだろう。
この人生が始まった頃より遥か前、過ぎ去った想いの残照。
僕は、そういうものに強く惹かれる。
毎朝、顔を上げるたびに。
毎晩、くたびれた枕に頭を任せるたびに。
昨日、そして今日の自分はどれだけ前に進めたのだろうと考える。
置いてきた昨日に自分から、何を託されたのだろう。
そうやって少しずつ、1kbずつ更新されていく自分を想う。
一年の区切りは、その想いはより重みを増していくように感じる。
1日1日と増えていったこころの体重から解放されるような予感。
今までの自分を読み返したくなる衝動。
そんな刹那的で、感傷的で、感情的なこころのうねり。
僕は、ノスタルジーに恋をしている。
新年あけましておめでとうございます。
毎年大晦日は3千円分おやつを買い込んで、あれ食べたいとか思わないでいられるようにしようという儀式をしているのですが、今年は母から銀のさらも貰っていたのを普通にど忘れしていて、思うほどおやつがお腹に入りませんでした。
懲りずにじゃがりこを貪っていたのですが、年越しそばを貰っていたことも忘れていて、胃の限界を超えました。
去年は本当に心が動くことが多く、お客様にも大変ご心配をおかけしました。
自分1人では見れなかった景色。
自分の限界。
「自分」と「自分以外」そういうものに強く触れて、決して相容れない者がいることも学びました。
それはこれからの人生で本当に大切な学びだったように思います。
Fijiについて、不安そうにしていた自分が心に浮かびます。
恥ずかしいけれど、頑張れと願う、そうできるようなった今に感謝を。
皆さんに感謝を、どうか幸多からんことを。
今年もよろしくお願いいたします。
ps.
皆様に頂いた来年の運勢と言う名のお年玉。
今年こそは計画的に使おうと決心していたのですが失敗しました。
どこに飛んでいったのか。
変身ベルトを買ったあたりから記憶が曖昧です。
新