節分が近いので鬼の絵を描きました。
一番こわい鬼を描けた人が一等賞です。
一等賞には賞品があります。
誰が一等賞かは、みんなの投票で決めます。
よおい、スタート。
小学3年生のMちゃんの作品。
可愛らしいMちゃんには、可愛らしい鬼。
が、よく見ると、口に吸い込まれていく、人間や動物たち。
食べられちゃっている!?
血も流れています。
怖いじゃないですか!
顔が真っ黒なのも意表をつかれました。
富士山のようなお城のような角、ユニークですね。
小学6年生のAちゃんの作品。
哲学者のような頭の良さそうな鬼です。
苦渋を噛み締めているようでもあります。
が、見ていると、ひしひしと怖いです。
充血した目から流れている血の涙。
カマのように歪曲した牙。
あ、サインのりんごも鬼になっています。
小学4年生のSちゃんの作品。
京劇のお面にありそうな、デザイン性の高い鬼です。
赤、黒、青、金の配色が素晴らしい。
小さな子が見たら、泣いちゃうかも。
小学4年生のKちゃんの作品。
アフリカ在住の鬼でしょうか。
賑やかです。
赤鬼と青鬼が半分ずつ。
歯が上をむいて生えています。
たけのこのような角…。
投票の結果、Sちゃんの作品が一等賞に選ばれました。
MちゃんとAちゃんは、色の塗り方が優しく、SちゃんとKちゃんは、色の塗り方が荒々しいです。
そこが勝敗の分け目だったかもしれません。
普段、可愛い顔や、やさしい絵は、描き慣れているでしょうが、怖い顔は、描く機会が少なく、難しかったと思います。
ですが、みなさん、とっても上手で、こういう怖さの表現もあるんだーと、勉強になりました。
私よりずっと上手です。
え? 私の絵?
あんまりお見せしたくないですけど…。
ちなみに賞品の「福豆」(紅白豆)は、「なんだ~」と落胆だったようです。
「今度はもっといいのにして」