キム・オンス「設計者」、ソキョンシク「在日朝鮮人ってどんなひと?」読了 | ハングルだらだら 韓国語勉強日記

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韓国についてのことを記しておくブログ。

みなさんこんにちは。のりまきです。
あっという間に11月です!せまる修士論文提出締め切り、
焦りこそすれど気持ちはそちらに向かず
韓国語とその周辺の勉強ばかり捗ってしまう始末。

焦るだけ焦って何もできないのが一番良くないのは、分かってるんですけどね(ヽ´ω`)


さて、今日は読んだ本について軽くメモを。

ソキョンシク「在日朝鮮人ってどんなひと?」ですが
隣の国に興味を持った者としては、やはり在日朝鮮人のことについては知っておかないとと思い手に取った本です。

何があったか、どうして問題になっているのか、という点についてわかりやすく書いてありました。併合時代、戦後にどのようなことがあったかという事実は確実に知識としては持っておかなければならない話です。どうして日本を恨む人がいるのかについても、理解はできます。

しかし、この問題については「どちら側の国の人間としてこの問題を見るか」がかなり大きな影響があるな、という受け取り方しかできませんでした。
おそらくお互いの国がお互いの言い分は変えないままでしょうし。
時間が解決してくれるのを待つのがいいのではないかな…とどこかで思ってしまいます。





話は変わってもう一冊、キム・オンス「設計者」は、日本語に翻訳された韓国の現代小説です。
暗殺者社会に生きる主人公の話。
かなりハードです!シビレます!苦手な人は回れ右、寝れなくなるかもしれません。
ターゲットを葬り生活している人たち。
その暗殺計画を実行する「暗殺者」たち、計画をする「設計者」たち。。
この世界では必要とされなくなれば消される。。
かなりの分厚い本ですが読んでみるとサクサク読み進められますし(薄い紙を使うとかできなかったのかな)、全体に漂う緊張感、先が気になる展開もあって一気に読み切りました。

ところで、ほんとにこんな裏社会、政治や金稼ぎに利用される暗殺業者みたいな集まりって韓国にはあるんですかね?(あるわけ無いと思いますが…)

そんな話あるわけないと思って読むか、いやもしかしたらあるかもしれない、人の恨みを買ったらいつ暗殺されるか分からないと感じるか、あなたはどちらでしょう?

あの芸能人の交通事故はもしかしたら…

いや、考えるのはやめましょう。