絶対に手放してはならないもの | 子どもが勝手に自立していく話の聴き方7つのステップ コミュニケーション講座【多治見、可児、名古屋】

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コミュニケーション講師、現役会社員、2児の母でもある私の視点から、傾聴(聴く力)を中心に、皆さんの子育て、仕事、日常生活に役立つコミュニケーションスキルを、様々なエピソードや事例を通じてお伝えしています。

 




こんばんは、井上香織です。

今日は、会社の同僚の送別会でした。


夜、こういう、会社の飲み会に参加するの、
何年ぶりだっただろう?


気心の知れた同僚や上司との飲み会、
久しぶりに楽しかったです

 

 

春は出会いと別れの季節

 

自分の周りにいる人たち、人間関係、環境、
いろんなものが変化していく季節ですね

 

 

私は先日、いまさらながら、
こんなことを痛切に思ったんです。

 


自分にとって、耳の痛いことを言ってくれる仲間を、
一番大切にしなければいけない、と。


絶対に、手放してはいけないと。

 


たとえば、会社の中でいえば、



新人時代は、先輩が、上司が、
仕事の仕方から、人への接し方から、
それこそ服装のことまで、
いろいろと正してくれたり、アドバイスくれたりします。


それって、いじわるではなく、愛情です。


ただ無関心なら、言うのも面倒だから、言わない。

 

わざわざ言ってくれるというのは、相手の愛以外、
何ものでもないと思います。

 


今でも覚えているのですが、


シンクに落ちた布巾をそのままタオルかけに何気なく戻したら、
えらい叱られたこととか、

 

上司に勧められたビールを断ったら、
(本当に飲めないので丁重に・・・)

それは社会人としてマナー違反だから、
せめて飲むふりしとけ、と怒られたり、


メールの書き方や、
会議の進め方や・・・


とにかく、自分のいたらないところを、
色々と知らせていただく機会がありました。



社会人として生きていくために必要なことを、
しっかりと教えてもらったわけですが、

 

これが、10年以上もたつと、
もう誰も言ってくれなくなります。

 

時代の流れなのか、


最近は新人さんに対して、″愛のムチ″をふるう光景も、
めっきり見なくなって、


お互い無関心な空気がただよっていて、

 

けっこう、老若男女問わず、
″裸の王様″が横行する世界になってきます。

 

みんな、ちょっとアレだよね、と思っても、
言わない



言わない方がお互いラクだから。

 

それはある意味、快適な世界かもしれません。

 

けど、一方で、
コワイ世界でもあると思うんです。

 

なぜなら、そこには、人をおおきく成長させてくれる、
″気づき″が生まれないから。



 

先日会社の外で、
自分のいたらない点、配慮不足だった点を、
ズバリ厳しく指摘されて、


ハッとさせられたことがありました。

 

かなり耳が痛くて、
言われた時は眠れないほどショックだったのですが、

 

そのとき心から感謝したんです。

 

何も言ってもらえず、気づかずそのまま行っていたら、



私は大切な仲間を、これから自分を大いに成長させてくれる同志を、
失うところだったから。

 

言葉を尽くして、私の至らない点を叱ってくれる友人
耳の痛いことを言ってくれる友人

 


私が今後、絶対に手放してはならないものだと。


 


本物の人とのつながりだけが残り、
人間関係の取捨選択がすすむと言われている時代

 

今年は、またどんな出会いと別れがあるのか

 


私を叱ってくれる仲間とは、
これからも出会いがどんどん増えていきそうな予感^^


美味しい食事の後で、
飲んでないのにほろ酔い気分


気持ちの良い、ハナキンの夜です。