著:菅浩江 角川スニーカー文庫
正確には、”少女小説”ではありませんが^^。
”ジュブナイル”という表現から、今の”ラノベ”への
橋渡し役に一役かった角川スニーカー文庫の作品
です。
著者は、よう知らないけど、略歴によると、電子オル
ガンの講師の資格をもってて、ゲーム音楽とかも
手がけているみたいです。
宇宙を舞台にしたSFで、主人公は、Wキャスト。
ナツノと亜美という、プラティナ・クラスのセンシティ
ブ(超能力者)。
知っている人は知っていると思いますが、高千穂
遥さんのアニメにもなった”ダーティペア”みたいな
感じです。といっても、作風は違いますが^^(同じ
やったら、紹介しないしw)。
この世界でも、センシティブは、希少で、主人公
二人は、とある特務機関に所属していたが、そこ
をやめて、気ままなジャンク屋暮らし。特務機関と
は、超能力を必要とするような問題を解決するた
めの機関。
とある、仕事の後、仇敵であるシンシアばばあの
率いるシンシア・コンチェルンでの大事件(?)にま
きこまれていく。
シンシアコンチェルン一企業で開発中のアンドロ
イドが暴走したらしいのだが・・・・。
センチメンタル~ってシリーズ名を歌っているや
けあって、基本、コメディでスペースオメラな作品
でありながら、切なくさせる作品です。
続編の「うたかたの楽園」まで、読みましたが、
その後は、発刊されとるのかな?
以下・・・・その時代にスニーカー文庫で活躍した他
の作家さんのファンの方の気を悪くすると想うので読ま
ないほうが・・・;;。一応、注意しましたので、もし、読
んでしまって、不満をコメしても、消しますw。
世はネオ・ファンタジーブーム、そして、スニーカー
文庫発足で、色々な作品が発表されましたし、アニ
メになった作品とかも読みましたが・・・・・はっきり
いって、何これ?みたいな感じでした。
「ジュブナイルやと想って馬鹿にしとる?」とまで、こ
の文庫のことを、嫌いになりかけたときに、この作品
にであって、「中には、こんな作品もあるんやなー」と。