「ロマンティックを抱きしめて」 | 雪うさぎ

雪うさぎ

 子供のときから、作文とか読書感想文は苦手で^^。
 つたないながらも、少女漫画と少女小説の紹介をして
いきます。

著:高瀬由香   FC別コミ


 やはり、高瀬由香さんの作品は、絵もさることな

がら、主人公もかわいいし、ストーリーもいいですね。


 現在では(というても、ほんまの”今”はしらんけど)

絵も完成されたものになってる感じがしますが・・・・

この頃は、少しタッチが粗かったでしょうか?

 ”今”に比べれたら・・・の話やけど。


 主人公・香子の通う学校は、田舎で坂道がきついが

香子は気に入っている。

 何故なら、空気はいいし、眺めもいいし、暗くなれば、

星も綺麗だから。


 通学途中に自分が思っていることと同じことをいう

話しが聞こえてきた。

 「誰だろう?嬉しいな」と思って見ると、昨日”とある

こと”で、笑われてしまった青年であった。

 

 その青年(志雄野)・・・・香子の高校に”教育実習

生”として来るのだけど・・・。


 勿論、主人公は、その青年に思いを寄せて・・・。


 途中、他の女生徒が、志雄野に告白するのを主人

公が目撃したり・・・と、鋳型といえば、鋳型な展開も

あり・・・そしてラストは・・・・と、昭和の少女漫画の王

道といえば、そうなのでしょうけど、短編でこれやけ

つみこまれていて、安心して読めて、読んだあと、ほ

んわかとする・・・・・ほんまに、高瀬由香さんの作品

は大好きです。


 何回も言うてることやけど・・・・。

 やっぱり、”少女漫画”では、こういう作品が今でも

読みたいです。

 ま、現代の風潮もあるので、これを”現代風”に

アレンジして、描ける作家さんが、でてきたら、凄い

と思います。



「ロマンティックを抱きしめて」

 ユカたんのロマンティックファンタジー2

 表題作 他、短編3作品収録(FC-1612)

 昭和60年1月20日 初版第1刷発行