世界一周して想うこと大陸 | 藤井大陸 〜すべてはW杯のために〜

藤井大陸 〜すべてはW杯のために〜

兵庫が生んだ稀代のお笑いファンタジスタ。

元商社マン。
27歳。
3/26から世界放浪へ。
ゴールはブラジルW杯。
サッカーを日本の文化に!

よろろん!

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7/4に無事帰国しました。




465日に及んだ冒険が幕を閉じた。
7年前、世界一周という言葉に出逢い、4年前から計画していた世界一周。

西回りで出発したにも関わらず、東回りで帰国。
太平洋を渡ってないから物理的に世界一周はできてないけど。
そんなことはどうでもよかった。気持ちでは世界1.2周してる。


サッカーに導かれるように31ヶ国、80都市以上訪れることができた。
パスポートに押されたスタンプの数だけ、時に甘く、時に苦い記憶が刻まれている。



振り返ってみれば、旅は順調に進むことの方が少なくその度にむかつくけど、うまくいったときの喜びを知っているからこそ続けることができたと思う。
その繰り返しだった。
行きたい場所には行けたし、会いたい人には会えた。
旅は成功体験の積み重ねでもあった。


もちろん、沢山の心ある人に助けてもらったおかげ。
旅は人の親切で成り立っている。


一人で出発した旅だが、沢山の出逢いに恵まれた。
時には4人旅、2人旅をしたこともあった。
必要な時に、必要なだけ、必要な人との出逢いがあり、様々な人生を垣間見た。
人との出逢いはまさに旅の醍醐味。
そのすべてが世界一周を彩ってくれた。


思いがけないことも多々あった。
当時、松井大輔選手が所属していたグダニスクというチームにインタビューされてホームページに載ったり、
松井選手に会いに行ったことで2ちゃんねるで「胸熱」って書かれてたり、
日本代表をほぼ独り占めしたり、→そのときの記事。クリックしたらそのページへ。「日本代表に会ってきた」 「本田圭佑選手に会ってきた」
Yahooニュースにブログが載ったり、
日本テレビから連絡が来たり、
やべっちを初め、有名人とよく会ったり。

ちょっとしたトラブルもあった。
中国では予約していった宿が中国人しか泊まれない宿だったり、
ベトナムではATMでお金出てきてないのに口座上では引き出されたことになってたり、
タイでは睡眠薬強盗未遂にあったり、→そのときの記事「大切なものをとられました【前編】」
ミャンマーでは南京虫に全身刺され痒すぎて一日に二回病院に行ったり、(情熱大陸にも出たことある人のところで診てもらえたり)「ミャンマーの悲劇」
ネパールでは水道から麦茶(錆び)が出ていて下痢が止まらなくなって点滴したり、
コロンビアではお金を盗まれたり、→「お金を盗られた話でもしましょうか?」
ブラジルではバスが追突事故を起こしたり、
コートジボワール戦直前、気管支炎になったり、
予約していた宿がダブルブッキングしてて宿をたらい回しにされた結果、4つ星ホテルに泊まったり、
パソコン壊れたり。

でも、トラブルやハプニングから学ぶことは多く、いつも楽しんでいた。
起こったことは仕方ないので次にどうするかを考えていた。というより、いつの間にかそういう行動をとっていた。
そうじゃないとやっていけないのかも。



一言では語りつくせないほど色んなことがあった旅だが、旅に出て変わったことはそんなになく、何かを得たという感覚もない。

変わったことは変わらなかったこと。
つまり、旅に出る前になんとなく持っていた考えや信念みたいなものが間違ってないと感じ、ぶれなくなった。
そういう意味では今回の旅は自分の信じた道を証明する旅でもあったのかもしれない。


変わったことを強いて挙げれば、幸せを感じる基準がさがったこと。
水回りが綺麗、シャワーの水圧が強い、お湯が出る。
挙げればキリがないけど、日常のなかに幸せを感じるポイントは意外と沢山ある。
当たり前のことが当たり前ではないと気付けたのは大きい。


得たものは?
何かを得たというよりも、むしろ沢山のものを捨てた気がする。
モノにしても考えにしても。
余計なものが削ぎ落とされたというか。
どんなことにしてもシンプルになった。それが得たことかな。
いろんなモノ、考え、情報などが溢れすぎていると本当に大事なことに気付けなくなる。
大事なことはあんまり多くない。





日本への飛行機ではこの旅を振り返ったけど明確な答えは出なかった。
ただ、旅で出逢った友達が関空に迎えに来てくれてその足で居酒屋へ。
みんな俺以外とは初対面にも関わらず、集まってくれて。旅人すごいw遠いところから来てくれた子もいて。

パソコンは壊れたし
iPhoneは使えないし
お金もなくなったし
今は何もないけれど
これがすべてやなって。

こういう仲間が自分が旅した証やなって思えた。

旅を通して「持ってる」とよく言われたけどそれは間違いなく出逢いの運だった。



「旅に出る理由」
↑これは出発前に書いていた記事。
成長こそ旅の羅針盤。
そう思い海を渡った。
一言では語れないほど沢山の経験をして、成長したところも少なからずあるだろうが、経験は活かさないと意味がない。
本当の意味でこれからが真の旅。
世界一周は手段であって目的ではないのでね。




みなさんのおかげで無事帰ってこれました。
ありがとうございました。
ブログはまだ途中なのでまた書きます。




これからも、不安よりも希望を選ぶ、そんな人生にしていきたいと思います。



情熱を貫け。




【Today's music】
チェリー スピッツ



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