ザックジャパンとの思い出 | 藤井大陸 〜すべてはW杯のために〜

藤井大陸 〜すべてはW杯のために〜

兵庫が生んだ稀代のお笑いファンタジスタ。

元商社マン。
27歳。
3/26から世界放浪へ。
ゴールはブラジルW杯。
サッカーを日本の文化に!

よろろん!

今年も残すところあと一日となりました。


この一年を振り返ってみれば、世界一周の旅から帰国したこと、そしてなんといってもブラジルW杯が印象深いですね。


来年早々にはアジアカップも始まるし、ザックジャパンを今年のうちに振り返っておこうと思い、昨日W杯の日本VSコートジボワールを帰国して映像で初めて見ました。
半年経った今でも悔しいし、虚しくなんともいえない気持ちが蘇ってきました。
まだ消化できないというか整理できないですよね。

それにしても改めてドログバは凄いな。
他の選手もテレビで見るより生の方が迫力があったし。



W杯の敗因としてザックはメンタルの弱さを挙げてたけど、同意しますね。
もっとチャレンジしてほしかったなーと。

W杯みてたら、メッシとかロッベンとか何回もドリブルで仕掛けてたし。
日本代表はボールを取られてカウンターを食らうことを恐れていたのか、リスクを冒すプレーはあまりみられなかった。(コロンビア戦は開き直ってたけどね。)
たとえば、デイフェンスからフォワードに縦パスを入れて取られたら、取り返したらええと思うねんけど。
ドリブルで勝負してボールを奪われたら、切り替えて取り返しにいったらいいと思うんです。
チャレンジしないと、仕掛けないと相手は怖くない。


でもこれはサッカーに限らず、日本という国全体の問題でもあるのかなとブラジルで感じたんですよね。
日本社会では一度失敗するともうあかんみたいな空気があると思うんです。
それが挑戦することに臆病にさせてしまっているんじゃないかなと個人的に強く思います。

逆に外国はまたやったらええやん!って感じかな。


日本の文化として根付いてしまってるからしょうがないかもしれないけど、
失敗を恐れることが一番の失敗じゃないか?

失敗しないと何が成功かもわからんしね。
失敗しないとどうやったらうまく行くか分からないと思います。


ブラジルW杯を現地観戦して思ったんですけど、W杯で勝つにはサッカーのレベルを上げるだけじゃなく、国としての強さ、国民性を意識して高めない限り勝つのは難しいのかなと。
真剣勝負の大舞台では国民力というか人としての強さが問われるなと感じました。
だから代表選手だけじゃなく国民も強くなっていかないといけないと思います。



そんな感じで今でもいろんな想いはあるけどほんま勝ちたかったな~。
通訳日記や1392日間の密着ドキュメントDVDを見てほんまいいチームやったのが伝わって来たし。





個人的にはザックジャパンを初めて現地観戦したのは昨秋のセルビアでした。(日本で練習見学したことあったけど)
内容結果ともに散々な試合やったな。

唯一の救いは、前日に出待ちしてたら本田圭佑選手がバスから手を振ってくれたこと。
自分たち旅仲間4人くらいしかいなかったから余計感動したな。
川島選手も手を振ってくれ、柿谷選手は会釈してくれた。




その翌月、ベルギーではザックジャパン全員に会うことができた。
ほんま夢のような、奇跡みたいなこと。
465日間の旅を通じても一番印象に残っていることといっても過言ではないかな。
選手との会話も覚えているし、人生においても一生の宝。


実は会う前に、代表選手と写真撮ってる夢を見てたんですよね。
だから会えると信じてました。
でも、まさかほぼ独り占めできるとは思ってなかったけど。


当時のブログ→日本代表に会ってきた@ゲンク
本田圭佑選手に会ってきた


本田圭佑選手が一人で自分の方に歩いて向かってくる姿は今でも鮮明に覚えているし、思い出すだけでサブイボたちます。


この出来事を通じて、行動することの大切さや自分の限界を作らないことなど大切なことをたくさん実感することができました。
この経験は今後の人生の糧になるし、ザックジャパンには本当に感謝したいですね。
言葉では言い尽くせないくらい感無量。



2018年ロシアW杯ではザックジャパンの4年間があったからこそ、勝てたといえるようにこれからも日本代表を応援していきたいですね。

W杯の悔しさはW杯でしか晴らせないし。





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