アーサー・コナン・ドイル No.4◇バスカヴィル家の犬◇ | 星よりも大きく、星よりも多くの本を収納する本棚

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9年間の海外古典ミステリ読破に終止符を打ちました。

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バスカヴィル家につきまとう、魔犬の謎。

 
 
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◇バスカヴィル家の犬◇ -The Hound of the Baskervilles-
アーサー・コナン・ドイル 日暮雅通訳
 
 
急死したサー・チャールズ・バスカヴィルの死体のそばには、巨大な犬の足跡があった。ダートムアのバスカヴィル家に伝わる魔犬伝説は、ほんとうなのか? 遺産相続人サー・ヘンリーの依頼で、ホームズは捜査を開始する。はたして、先に現地に乗りこんだワトスンを待ち受けていたものは? これまで何度も映画化された、最も有名で人気のある長編。
 
 
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こんばんは(・v・) 今回は「シャーロック・ホームズの回想」でもなく、「恐怖の谷」でもなく、まさかの「バスカヴィル家の犬」です(・∀・)←
 
 
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「(中略)ぼくがこれまでに手がけた五百ほどの重大事件のなかにもこれほど奥の深い事件がひとつでもあったかどうか。しかし、いくつかは糸口をつかんでいますから、そのどこかから真相にたどりつけるでしょう。まちがった糸をたぐって無駄な寄り道をすることがあるかもしれませんが、いずれは正しい糸を引けるはずです」(P.86)
 
 
きっかけはステッキ。
ホームズとワトスンはある朝(確か1秋)忘れ物のステッキを元に持ち主を推理します。
 
 
程なくその持ち主が戻って来ます。持ち主は医師モーティマー。そのモーティマーさんは二人にサー・チャールズ・バスカヴィルの死と、その原因と思しき、バスカヴィル家に取り憑く恐ろしい魔犬の話を始めますーーー
 
 
ホームズとワトスンは俄然興味を示し、サー・チャールズの跡継ぎ、サー・ヘンリーに会いますが、そのサー・ヘンリーを不可解な謎が襲い、ホームズの代わりにダートムアに赴いたワトスンを一癖も二癖もある人間たちが待ち構えるーーー
 
 
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ーーーというのが「バスカヴィル家の犬」です。
バスカヴィル家の人間は代々恐ろしい魔犬に付きまとわれる。というディクソン・カーが好きそうな題材をとった本作品は古典ホラー小説という顔も持っています(・v・)
 
 
魔犬の怖さはもとより、
バスカヴィル家の舞台、ダートムアに住む人間たちが持つ秘密も本書をいっそう、ホラーにしています。
 
 
ホームズの出番が少ないけど(-з-) ← ワトスンの活躍、健闘ぶりが楽しめる一作です(*^.^*)
 
 
「バスカヴィル家の犬」でした(^-^)/
次は、ドルリー、いよいよ最終作(*^o^*)/~!