男性型脱毛症は遺伝的体質から発症① | 精美スキンケアクリニックのいきいきワクワク情報ブログ

 

この男性型脱毛症は、20代後半ぐらいから症状が進行していくことが多いのですが、早い人では10代から髪が薄くなっていくこともあります。

○毛が細くなってきた
○毛が柔らかくなってきた
○生え際があがってきた
○頭のてっぺんの部分が薄くなってきた
○髪のボリュームがなくなってきた
○抜け毛が増えてきた
○髪や頭皮があぶらっぽい
○フケが多い

などの症状を自覚したら、この症状である可能性があります。

★男性型脱毛症は、一度薄毛の症状があらわれると持続的に症状が進行していきます。

 

どの段階でも治療は可能ですが、早期の症状が進行していない状態のほうが治療期間は短く、治療効果も高くなります。

 

幹細胞抽出因子注入療法やミノキシジルなどの薬学的な療法、頭皮の新陳代謝を促すヘアーチェンジレーザーなどを組み合わせる治療が最も効果的です。

 

また、最近では「若年性更年期障害」と呼ばれる20代.30代など、まだ更年期になるには早い年齢で卵巣機能が低下してホルモン分泌が減少する症状が引き金となって、脱毛が発症することもあります。

この場合の治療は、ミノキシジルなどの薬学的な療法、頭皮の新陳代謝を促すヘアーチェンジレーザーが効果的です。最後に60代以降の方に見られるびまん性脱毛症をあげておきましょう。

この症状は、老化によるものと考えられる場合が多いのですが、この場合もミノキシジルなどの薬学的な療法とヘアーチェンジレーザーが効果的です。

 

★一時的な脱毛症

頭皮のトラブルや血流障害によって一時的に脱毛が起こる場合があります。
急激に抜け毛が増えるなどの症状があれば、放置や自己流の判断をしないで、早期に専門医の治療を検討することをお勧めします。

★精神的なもの(過度のストレス)

ストレスをため込むと、食欲減退や睡眠不足、頭痛、便秘、下痢、肩こりなどいろんな症状が起こることがあるのはご存知の方も多いと思います。脱毛もまた、ストレスが原因となって起こることがあります。

ヘアーチェンジレーザーや身体の免疫力を上げるための光線療法、薬を使った体質改善などで症状が好転する場合があります。

★血流障害によるもの(食生活の乱れや間違ったダイエット、鉄欠乏性貧血など)

食生活やきちんと栄養をとっていないと頭皮に栄養がいきわたらなくなり、毛の成長に必要な栄養分も不足します。

特にヘアサイクルで、休止期になって抜け毛が起こり、次に新しい毛が生えるときに栄養が足りないと、次第に髪は薄くなっていきます。

サプリメントなどによる栄養指導、医療ダイエットへの切り替えなどによって症状が好転する場合があります。
血流障害が原因と考えられる身体の免疫力の低下が起こると、風邪やインフルエンザなどにもかかりやすくなるので、自覚がある方は早めに改善を心がけることをお勧めします。