コックしろのおうちで簡単ビストロレシピ -3ページ目

コックしろのおうちで簡単ビストロレシピ

簡単だけどお店で出てくるようなおしゃれな料理のレシピ、

お酒に合うおつまみレシピを中心に紹介していきます。

そのほか、食器、お酒、食べ歩きの話も。

 

 

 

去年のチョコレートBOX。

 

今年のは現在作成中です。

 

 今年もこの時期がやってまいりました。

 

毎日チョコレート作りに追われているコックしろです。

 

毎日スケジュールを立てるのですが、ついつい詰め込みすぎて毎日夜中になっています。(見積もりが甘いのは昔から・・・汗

 

 

さて、今日は2つのお知らせです。

 

ひとつは毎年恒例のバレンタインのプレゼントイベントについて。

 

本日から始めます!!

 

詳細はこの後。

 

 

もうひとつは、チョコレートの予約販売について。

 

今年も去年に引き続き、チョコレートBOXの予約販売をします。

 

実は毎年、プレゼントイベントの後にちょっとだけ販売していたのですが、そうなるとバレンタイン直前の発送作業が立て込んできます。

 

せっかくだからメッセージも書きたいし、送り状も用意しなきゃいけないし・・・と1日にあまり数を送れないことも。

 

予約にすると送り状とかを事前に準備できるなぁ。と思い、去年はいつもより早く販売ページを用意しました。

 

そしたら、これが個人的にとても良かった音譜

 

メッセージを書く時間が取れたのが一番良かったのだけど、「このペースだと何箱送れるだろう??あせる」という焦りがないのがとても楽でした。

 

 

私だけが楽になるだけでは申し訳ないので、10日までに購入してくださった方には、予約特典としてのおまけもご用意

(まだ作ってないけど、私の好きなチョコと、今年気になったチョコを使ってひとつ作れたらいいな。と思ってます。)

 

15個入りのBOXにオレンジコンフィ、オランジェット、おまけ、といういつものセットにさらに予約特典がつきます。

 

そして、12日以降で日時指定もお受けします。(九州や沖縄などの日数がかかるところは13日以降)

 

予約販売の詳細はこちらで→(私のうつわのサイトにとびます)

 

オレンジコンフィのページもあります→

(オレンジコンフィは、もし作れたら追加していく予定です。←まだ作成前なので、正確な数が分からないあせる 出荷前なら追加のご注文も同梱できるので、売り切れていたらマメにチェック入れていただけるとありがたいです。)

 

10日23時59分に予約販売は一旦終了し、数がまだ用意できそうであれば、12日以降に販売する予定です。

 

絶対にゲットしたい。という方はぜひご予約を。

 

 

さて、おまたせしました。

 

プレゼントイベントの詳細です。

 

今年はブログでの当選6名様、インスタでの当選が2名様です。

 

コックしろのInstagramはこちら→ 

 

ブログとインスタ両方に応募していただくのも可能です。

 

インスタは、なりすましアカウントが出てくる可能性があるので(去年出てきて驚いた)、気をつけてください。

 

 

今年もまだまだ普通の生活に戻ることができず、我慢の連続。

 

そんな中、私のチョコで笑顔になっていただけると嬉しいなぁドキドキ

 

そう思いながら作成中です。

 

 

<プレゼントイベントの内容>

 

このイベントは、私のブログに遊びに来てくださってる方なら、どなたでも参加OKです。
 
ただし商品の性質上、国内のみの発送とさせていただきます。
 
そして、今年も申し訳ないのですが、着払いで発送させていただきます。
 
送料払ってでも欲しい!!と思われた方だけご参加ください。

 
そして、アメブロのアカウントをお持ちでない方は、こちらからご連絡ができませんので、当選したら必ずご連絡をいただける方のみご参加ください。(12日以降、マメにチェックをお願いします!)

 

アメブロのアカウントはないけどインスタのアカウントはお持ちの方は、こちらにコメントを入れた後、コメント番号(スマホだとコメント番号が分からないので、何日の何時にコメントをしたか書いていただけると助かります)と応募したときのハンドルネームをインスタのDMで送ってくだされば、当選したときDMでお知らせします。

(インスタでDMを送っていないのに私からDMが来るということはありません。最近インスタでそういう詐欺が多いので、お気をつけください)

 

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☆プレゼント☆
 
コックしろお手製チョコレート
(現在作成中。15個の詰め合わせ+オレンジチョコ+オランジェ)

 

こちらは去年の画像。


 
こんなかんじのをお届けします。(箱の色は赤か黒のどれかをお送りいたします。色はお任せください。)

 
 
☆当選者数☆
 
6名様
 
 
☆応募期間☆
 
今から2022年2月11日(金) 23:59まで
 
☆応募方法☆
 
この記事のコメント欄に参加希望とお書きください。
 
 
☆抽選方法☆
 
おなじみ「抽選王」(抽選ソフト)で行い、ブログ上で発表します。
 
・・・とこんなかんじです。
 
遠慮なさらずに、ぜひぜひご参加くださいね。
 
 
間違って去年や一昨年などの記事に参加希望と書いた場合、締め切り時間を過ぎての参加は、無効とさせていただきます。
 
ご了承ください。
 
 
ではでは、スタート!

 

 

 

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チョコの進捗状況をpostしてます

 

 

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ツヤツヤオレンジコンフィ。
 
今年も作ってます。
 
 
たいへんご無沙汰しております。
 
バレンタインが近くなり、毎日キッチンに立ちっぱなしのコックしろです。
 
今年もプレゼント企画をするので、ぜひ参加してくださいねラブラブ
 
 
さてさて、チョコのレシピを参考にしてくださっている方が思った以上に多くて、毎年驚きます。
 
そして、オレンジコンフィもけっこう作っていただいてるんですよね。
 
昔に書いたオレンジコンフィのレシピは、けっこうさらっと書いてあるので、今年は工程写真を撮ってみました。
 
大量に作るときのコツなんかも含めて書き残しておきます。
 
 
◆ 材料 
 
・ ネーブルオレンジ  お好きなだけ
・ グラニュー糖    オレンジの重量の8〜9割
 
 
◆ 作り方
 
ネーブルオレンジはあらかじめ総重量を計っておきます。(お砂糖を入れる目安になるので)
 

 

ナイフの刃を立てて皮の汚れをこそげ落としてよく洗います。

 

オレンジは丸ごと使うので、国産の安全なものがおすすめ。

 

 

ネーブルオレンジの皮に爪楊枝でたくさんの穴をあけます

 

穴をあけておくと、皮の苦味がよく抜けます。

 

穴は浅めで大丈夫。

 

果肉は傷つけないようにしてください。

 

たっぷりの水に1時間漬けます

 

 

お鍋にオレンジとオレンジが完全に浸かるくらいのお水を入れて中火にかけます。

 

沸騰して2〜3分茹でてお湯を捨て、新しい水を入れて中火にかけます。

 

少量(小さなお鍋)の場合は15分くらい弱めの中火で茹でます。

 

大量(大きなお鍋)の場合は沸騰するまでに時間がかかるので、沸騰してから10分茹でるだけで大丈夫。(弱めの中火で)

 

あまり火が強いと皮が破裂するので、気をつけてください。

 

 

水に沈めて苦味を抜きます。

 

1日に何回かお水を変えながら、まる2日間お水に漬けておきます。

 

 

2日たったらキッチンペーパーでしっかりと水分を拭き取って輪切りにします。

 

 

厚さは7~8ミリくらい。

 

私は、写真のように端っこを捨て、両端から1枚目は果肉が少ないのでまかないにしちゃいます。

 

でもこのまかないもけっこうおいしいんですよ✨

 

 

これからお鍋に並べていきます。

 

まず底にはまかないを並べます

 

ごくまれに一番下が焦げてしまうことがあるので、その対策も兼ねて。

 

 

グラニュー糖で隙間を埋めます。

 

 

オレンジを並べて隙間をグラニュー糖で埋めるのを何段も繰り返します。

 

 

鍋いっぱいになるとこんなかんじ。

 

 

2時間くらい置いておくとグラニュー糖が程よく溶けます。

 

少しお砂糖を溶かしてから火にかければ焦げることはありません。

 

 

少量(小さなお鍋)のときは弱火にかけて、ふつふつしてきたらそのまま弱火で10分煮ます

 

大量(大きなお鍋)のときは、弱めの中火にかけ、ふつふつしてきたら弱火に落とし、10分煮ます

 

 

ラップで落し蓋をして2日置きます

 

その後、もう一度火を入れます。

 

少量(小さなお鍋)のときは、弱火にかけてふつふつしてきたらごくごく弱火に落として20〜30分

 

大量(大きなお鍋)のときは、弱めの中火にかけてふつふつしてきたら、ごくごく弱火に落として15〜20分程度煮ます

 

ラップで落し蓋をして1日休ませます

 

 

オレンジをタッパーに移して、煮汁は少し煮詰めて注いでください。

 

保存するときもラップで落し蓋をして、できるだけ空気に触れさせないように。

 

 

そして、大量に作ると困るのがオレンジコンフィの乾燥。

 

通常は、網に並べて100℃に予熱したオーブンで30分加熱し、そのまま網の上でひと晩〜1日乾かします

 

 

でも大量に作ると並べる場所も大変。

 

そんなときは、除湿機を活用します。

 

我が家はこれを使ってます。

 

 

 

めちゃよく乾くので、洗濯物を部屋干しするときにも大活躍音譜

 

 

オレンジを100℃のオーブンで30分加熱した後、網に並べて除湿機の近くに置きます

 

 

私は30分後くらいに裏返し、30分ごとに様子を見ます。

 

部屋の状態にもよるけど、除湿機を使うと1~2時間くらいで良い感じに。(速乾に設定)

 

目安は、表面が乾いて、オレンジを立てたときにふにゃっと曲がらない状態になった頃。

 

2時間くらいで乾けば、大量のオレンジでも何回か加熱している間に乾くので、そんなにスペースを取りません。

 

たくさん作りたい!!という方はぜひお試しを。

 

 

そして、国産ネーブルでは小さな種がよくあります。

 

これ、輪切りにしたときに取りたくなるんですが、ほぼ乾燥したところで取るのがおすすめ。

 

果肉がボロボロになることもありません。

 

 

地味な作業なんだけど、爪楊枝で取り出してください。

 


あとは、チョコをたっぷりつけたら出来上がりですラブラブ

 

時間はかかるけど、ジューシーですごくおいしいので、ぜひ作ってみてください音譜

 

 

そろそろ開催するバレンタインのプレゼントイベントのチョコBOXにも入ります

 

作るのは面倒だけど食べたい!という方は、ぜひご応募を。

 

 

 

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お蕎麦屋さんに行くとついつい注文してしまう鴨せいろ。


自分で作るとお店よりおいしくできると気づいてから、おうちで何度もリピート中です。



大変ご無沙汰しております。


気づくともう11月も後半。


そろそろチョコレートの足音が近づいてきました。(私だけ?)


でもチョコ作り直前まで縫い物をしようと心に決めているコックしろです。


あ。私、今縫い物にハマっています。詳しくはインスタを→ 


今は薄手のコート(初挑戦)を作っているところ。


できた頃には薄手のコートの出番はないのではないかとうすうす気づいていますあせる



さてさて、みなさま鴨せいろはお好きでしょうか?


鴨好きな私はお店でもよく頼むのですが、唯一の不満がネギ。


長ネギの表面をこんがり焼いてお出汁に入れてくれるお店がほとんどなのですが、中が生でシャキシャキのネギがなんと多いこと。


実は私、生のネキや玉ねぎがあまり得意じゃないんです。


辛みもあるし、何より口に残り続けるネギの香りが苦手あせる


ハンバーガーに生の玉ねぎの輪切りが入ってたら、迷わず抜いてしまいます。



でも加熱した甘いネギは大好き。


鍋のネギもクタクタに煮るもんね。



ということで、今回のレシピは生のネギがお好きな方には向きません。あしからず。


でも、私のようにクタクタネギがお好きな方にはたまらない一品です。


以下、ざっくりレシピ。


◆ 材料(4人分)


・ 鴨ロース    1枚

・ 長ネギ     2〜3本

・ 水      1L程度

・ 厚削り鰹節  ひとつかみ程度

・ 塩      適量

・ 醤油     適量

・ みりん    適量

・ 砂糖     適量

・ 三つ葉    お好みで

・ 柚子胡椒   お好みで


・ お出汁     800ml程度

・ 蕎麦      適量



◆ 作り方


 

そばといえばお出汁が命。


鰹節は厚く削ってあるものを使うのがおすすめです。


繊細さよりはガツンとくるお出汁にしたいので、本枯節の薄く削ってあるものより荒節の厚削りの方がよく会います。


 こんなの。

 

水(1L程度)が冷たい状態から鰹節(ひとつかみ程度)を加えて弱火にかけ、ふつふつしてから10分程度弱火で煮出します。


火を止めて、鍋の蓋をして1分程度蒸らし、ザルで越したお出汁を再び鍋に入れ、塩、みりん、砂糖、醤油で味を整えます。


少し甘めがおいしいです♥️


そばをつけて食べるので、ちょっと濃い目の味に仕上げてください。


もちろん麺つゆを使ってもOK。


麺つゆにみりんと砂糖を加えて甘さを足してください。


 

鴨肉は皮付きのものを1枚。


皮目に包丁で格子状に切れ目を入れ、軽く塩をします。


鴨肉はネットでも購入可能。

 

 


 

フライパンに皮目を下にした鴨肉と5センチ位に切った長ネギを入れてごくごく弱火で加熱します。


鴨の皮から脂が出てきて、ネギがその脂を吸いながらじっくりと加熱されていきます。


10分〜15分たったら(皮目に薄めの焼色がつくくらいが目安)鴨を裏返して表面をさっと焼き、鴨を取り出します。


鴨肉は5分〜10分置いて粗熱を取ります。


後で熱いお出汁にくぐらせるので、ここで中が生でも気にせずに。


ネギはごくごく弱火でさらに好みの焼き加減まで加熱。(青い部分は火が通りやすいので、先にお出汁に入れます)


 

焼いたネギをお出汁に投入します。


この段階で、鴨は薄切りに。(ふたり分作るときは、鴨の半分を冷蔵庫に入れておくと2回楽しめます)


そばも茹でてください。



そばが茹で上がる頃に、お出汁を再加熱して(ここで味の最終チェックをしてください)沸騰直前で火を止め、切った鴨を加えます。


鴨は加熱しすぎると固くなるので、最後にさっと入れるかんじ。


 

器に盛り付け、好みで三つ葉を散らしたり、柚子胡椒を添えます。


柚子胡椒はあったほうが絶対おいしい✨


 

 鴨の旨味を吸ったトロトロの甘いネギは、実は鴨肉よりもおいしい💕


ついついネギをモリモリにしてしまいます。


残ったお出汁もそば湯で薄めてゴクゴク飲めます。


鴨の脂の良い旨みが出ていて、絶品💕



フライパンに残った鴨の脂もぜひ再利用を🎵


茹でたじゃがいもを鴨の脂で焼くと、塩を振るだけでめちゃめちゃおいしいです😄


パスタを作るのに使うのもおすすめ。




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先日から茶梅を作っているので、茶梅に使う烏龍茶をちょっと深く考えてみる。の図。

 

 

皆さま茶梅をご存じでしょうか?

 

台湾の定番のお茶請けです。

 

 

台湾に行くと、お茶屋さんで試食させてくれることも。

 

甘酸っぱい梅に烏龍茶の風味が染み込んでいて、食べ出すと止まらない。

 

お茶請けなんだけど、茶梅だけ頬ばることもしばしばです。

 

 

日本だと梅干しにするのが定番だし、甘い梅といえば、煮たものとかシロップ漬けに使った残りしか知らなかったので、初めて食べたときは、凝縮感とおいしさに感動しました。

 

 

それ以来、台湾に行くとお茶と茶梅(とかお茶請け)を山のように買って帰る私。

 

しかし、コロナの影響で長いこと台湾に行けないので、今年は自分で作ることを決意しました。

 

 

今、こんなかんじ。

 

写真の状態になるのに2週間かかっていて、これから茶葉を加えるところ。

 

 

作り方については、また改めてブログに書こうと思っていますが、取り急ぎInstagramのストーリーズハイライトにまとめています。(→コックしろのInstagram

 

梅が出回る時期が終わってしまう前に作ってみようという方は、そちらを参考にしてください。(梅干し用の熟した梅を使うので、今ならぎりぎり作れるかも) → ストーリーズのハイライト

 

工程としては、梅を1度塩漬けにして、その後砂糖漬けにして茶葉を加えて作ります

 

時間はかかりますが、作るのは難しくないのでぜひラブラブ

 

 

さて、本題。


茶梅の作るのに最適な烏龍茶ってどんなのが良いのだろう?ということを真面目に考えてみました。

 

使う茶葉によって味が変わってくるので、ここは手が抜けません。

 

 

ちなみに私の飲む烏龍茶は9割以上台湾茶なので、今回は台湾の烏龍茶に絞って書いていきます。

 

 

烏龍茶といっても様々な味わいのものがあります。

 

お値段もピンキリで、一体何が違うの?と悩んでしまう方も多いはず。

 

 

まず、このお値段の差は一体どこから来るのか?なのですが、一番大きな要因は、収穫量の差

 

「収穫量が少ない茶葉ほど値段が高い」ということです。

 

貴重なものの方が高くなるのは当然と言えば当然。

 

 

 

で、収穫量の差はどこから来るのか

 

大きな要因のひとつは、茶葉の育つスピード

 

 

茶葉の育つスピードは、気温や日照時間で変わってくるのはイメージできると思います。

 

ざっくり言ってしまうと、高山のように寒いところだと、茶葉は育ちが遅く、標高が低いところだと温かくて茶葉がすくすく育ちます。

 

 

ということで、高山茶は値段が高くなります。

 

 

 

上の写真の左は標高700mの凍頂烏龍茶右は標高2800mの大禹嶺。(標高1000m以上のお茶を高山茶と呼びます。2000m以上だと高冷茶と呼ばれます。)

 

 

写真のは台湾で買っていますが、お値段の差の参考として↓

 

 

 

 

 

こんなに値段の差がありますあせる

 

 

では、高い茶葉を使って茶梅を作ったらおいしいんじゃない?

 

そう思ってしまいそうですが、茶梅に限っては、お金にものを言わせてはいけません

 

 

烏龍茶の味の性質として、標高が高いところの茶葉ほど「繊細な複雑み」があり、標高が低いところのお茶ほど「お茶らしいわかりやすさ」があるから。

 

要は、おいしさの質が違うということ。

 

 

高山のお茶は、繊細でしみじみとしたおいしさがありますが、うっかり食べ物と合わせてしまうと、「あれ?白湯???」と思ってしまうことも。(お茶請けが強い味だったりすると、お茶自体の味が繊細すぎてかき消される)

 

逆に標高が高くないところのお茶は、繊細さはなくてもわかりやすいおいしさや強さがあり、食べ物と合わせた時においしく楽しめることもしばしば。

 

 

梅はとても味の強い果物なので、ある程度強さのあるお茶が向いています

 

ということで、茶梅は値段の高いお茶を使うとおいしくなるとは限りません。

 

標高が低めの味のわかりやすいお茶がおすすめです。

 

高標高の高いところの茶を使うと、思ったよりもお茶の個性が反映されず、とてももったいないことに。

 

高山茶は、お茶自体を楽しみましょう。

 

 

上の写真のお茶なら、断然左の凍頂烏龍茶がお茶らしい風味をプラスしてくれるのでおすすめ。

 

大禹嶺なんか使っちゃ駄目です。

 

梨山茶(標高2000m)もいけません。

 

 

でも、「高山茶を使うことで贅沢な気分を味わえる」ということもあるので、贅沢な気分を味わいたいという目的ならば、止めません(笑)。

 

それでも1500mくらいまでで止めておいた方が良い気がします・・・。

 

 

余談ですが、以前ワインを使ったボンボンショコラを作ったとき、同じ作り手の安いワイン(コート・デュ・ローヌ)と高いワイン(ヴァケラス)を使ったことがあるんです。

 

飲むと断然高いワインの方がおいしかったのだけど、チョコに入れると間が抜けたような物足りなさがあり、断然安いワインの方がおいしく仕上がりました。

 

何かと合わせる時は、値段や単体の味で選んじゃいけないんだなぁ。と痛感。

 

 

チョコと梅では味が違いますが、味の強さという意味では両方強め。

 

そんなわけで、梅と合わせるには、個性がわかりやすいものがおすすめです。

 

 

味がわかりやすいお茶といえば、ミルクやバニラのような甘い風味がわかりやすい品種の「金萱茶」もよさそう。

 

爽やかなお茶の風味と甘い香りが楽しめそうです。

 

 

こちらももちろん標高が高くなると繊細になるので、そこまで標高が高くないものがおすすめです。

 

よく育つ品種なので、値段も手頃なのが嬉しい。

 

 

 

金木犀のお花で香りをつけた「桂花烏龍茶」を使ってもおいしいと思います。

 

金木犀の香りをプラスできて、とても華やかに仕上がりそう。

 

 

 

 

ちょっと贅沢だけど、独特の甘い香りの「東方美人」もおいしいと思います。

 

 

東方美人は、ウンカという虫に噛まれた茶葉をわざと使っています。

 

ウンカが生息できるところなので、標高は比較的低めなのですが、作られる量が少ないので高価です。

 

 

虫に噛まれたことで、フルーティーな香りや蜂蜜のような甘い風味が楽しめるお茶に。

 

発酵度が高いので、爽やかというよりは、落ち着いた風味になりそう。

 

 

 

同じウンカに噛まれた茶葉を使った「蜜香烏龍茶」もきっとおいしい。

 

東方美人とは違う作り方なんですが、ウンカ由来の甘い香りが楽しめます。

 

発酵度が高め、少し強めの焙煎になることが多く、昔ながらの烏龍茶のようなこっくりとした味です。

 

東方美人と烏龍茶の良いとこ取りというかんじ。

 

これで茶梅を作ったら、甘い風味と焙煎香が楽しめるまろやかな味になりそう。

 

 

日本ではまだあんまり扱っているところが多くないけど、飲んでもおいしいお茶なので、ぜひ試していただきたいです。

 

 

 

 

お茶によって出来上がる茶梅の味が変わるので、自分の好みも考えながら選ぶと、きっとおいしく仕上がります。

 

お茶を変えて何種類か作ってみるのも楽しそう。

 

 

烏龍茶にこだわらなければ、ほうじ茶で作るのもおいしいはず。

 

ちなみに緑茶は、渋みがどんどん出てくるのでおすすめしません。

 

 

そんなこんなで、私の今年の茶梅は、この2種類で作ってみることに。(蜜香烏龍茶のストックがないのが悔しいえーん桂花烏龍茶も飲みきってしまって悲しいドクロ

 

もう一種類作れるならほうじ茶も試してみたいところ。

 

来年作ってみようっと。

 

 

近いうちに茶梅の作り方もアップします。

 

おいしくできますようにドキドキ

 

 

 

 

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マンゴープリン。

 

ようやくベストな配合が決まりましたラブラブ

 

 

大変ご無沙汰しております。

 

今年も旅行できない日が続きますね。

 

最近は縫い物三昧のコックしろです。

 

 

 

さてさて、大好きなんです。マンゴープリン。

 

日本ではいろんなケーキ屋さんのも食べたし、香港でもホテルのパティスリーやマンゴースイーツ専門店で食べたのですが、いちばんおいしかったのは、香港の飲茶のお店 「倫敦大酒樓」  (トリップアドバイザーのページ)

 

ブログでもけっこう昔にご紹介してます→ 

 

 

 

 

香港に行く度に、2回以上は食べに行くのですが、ここのマンゴープリンはどこのよりおいしかった。

 

 

もう何年も行けていないし、自分で作ろう!と作ったものの、どうも納得できず何度も試作することに。

 

 

結果、「マンゴーピューレの割合、こんなに多いのねあせる」という配合に。

 

 

牛乳や生クリームを増やすと、数はできるんですが、食べてみるとマンゴー感が物足りないんです。

 

このくらいマンゴーの風味が強いと満足感が高い

 

そして、中からもマンゴーがごろごろ出てきて嬉しい音譜

 

 

ということで、ちょっと贅沢な、でもとびきりおいしいマンゴープリンを召し上がりたいときはぜひお試しを。

 

 

◆ 材料 (4つ分)

 

  ・ マンゴーピューレ     250g

  ・ 生クリーム        50g

  ・ 牛乳            50g

  ・ 冷凍マンゴー       100g

  ・ ゼラチン          4g

 

 

マンゴーピューレはこれを使っています。(富澤商店にも売っています)

 
 

 

小分けタイプは解凍が簡単なので愛用していますが、数をたくさん作りたかったり、コストを考えるとこちら。

 

 

 

同じピューレなのですが、1kgでお得。

 

こちらを使うときは、半解凍くらいの状態でガリガリと削って、使う分だけお鍋に入れてください。

 

 

冷凍マンゴーは、こちらを使いました。

 

でもお気に入りのものでOK。

 

 

◆ 作り方

 

板ゼラチンはたっぷりの氷水でふやかしておきます。

 

粉ゼラチンを使うときは、大さじ1と1/2のお水を加えてふやかしてください。

 

 

お鍋にマンゴーピューレ、牛乳、生クリームを入れます。

 

 

混ぜながら中火にかけて、70℃くらいまで熱します

 

ゼラチンが溶ければいいので、沸騰させる必要はありません。

 

 

火から下ろして、しっかり絞ったゼラチンを加えます。(粉ゼラチンの場合はふやけたものをそのまま入れる)

 

ゼラチンが溶けるまでしっかり混ぜます。

 

 

冷凍マンゴーを凍った状態のまま加えます。

 

 

全体を混ぜると冷えてとろみがついてきます。

 

もし冷凍マンゴーを入れないときは、とろみがつくまでお鍋を氷水で冷やしてください。(早く冷やした方が材料が傷まず食中毒予防に。)

 

 

うつわに流し込んで、冷蔵庫で冷やし固めます。

 

 

固まったら、マンゴーピューレを少量流し込んで、器の底を叩いて平らにします。(これはお好みで。なくても充分おいしいです)

 

半解凍したマンゴーを飾り、ミントを飾れば出来上がりです。

 

 

マンゴーの風味がたっぷりですごくおいしいラブラブ

 

飲茶のお店にかなり近い(でもゴロゴロマンゴーの分だけこっちの方が贅沢キラキラ

 

簡単なので、ぜひお試しを。

 

 

 

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