東京に赴任してた時、しばしば国会図書館に行ったものだ。あの周りは、桜が結構キレイな記憶があって、春によく行ったのかもしれない。また、リーズナブルな食堂もよく覚えているのだが、肝心の調べ物で何か得たものが沢山あったかというと、そんなに多くない。
今、翻って振り返るに、結局は情報に溺れて、圧倒的に思考量が足らなかった、という事に尽きる。的や狙いが絞れてないまま、海に出るのは時間と体力の浪費でしかない。
さて、京都にもある国会図書館だが、本館の蔵書を超えるらしい。うむ、確かに素晴らしい施設であるものの、公共交通機関のアクセスは頗る悪いのが難点だ。都市機能分散というと、聞こえはいいが、東京にある立地とは、天と地である。
しかし、登録手続きは面倒なものの、本や図書館が好きな方は一度行かれる価値は十分あると思う。場所は相楽郡精華町である。