キャンプバリューインベントリ | delo camping now !!

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趣味のキャンプと日々の事

昨日なんて日は、体調もまだあまり優れないなか、全くもって想定外のものをポチってしまった...こうやって買いたい時って、突然発作のように強い衝動がやってくる。もう親指が勝手にポチる体制に入っているのだ。


まぁ、この手のタイプのものを持ってないので、少しわくわく。厳密には持ってるけど、使わなくなってしまったタイプかな。


さて、今日は、自身のソロキャンプの工程を分解して、自分がキャンプのどこに価値を感じてるのかを無駄に棚卸ししてみる。名付けて、キャンプバリューのセルフインベントリ。自身がキャンプの工程で一体何に幸福を感じているのかを可視化し、今後のソロキャンプの力点の参考にしていきたい。ただし、面倒なので、個々の粒度は恐ろしく低く、ただの感想である。また、驚くほど個人的な内容であり、1ミリも人様の参考にはならない。



では、行ってみよう。



※単独ソロキャンプ、オートキャンプを想定
※★は幸福度を意味し、5段階評価とする

1.キャンプの準備 ★★
自分は前日にやる事はほぼない。なぜか。金晩はいつも酔ってるからである。でも、どの幕でどう展開するかを妄想するのは、キャンプ始めて10年超えてもまだそれなりに楽しい。 対して、キャンプの買い出しは億劫だ。何をどの程度買えばいいかがほんとにわからない。ただ足らないのがイヤだから多く買ってしまうことが多い。キャンプの買い出しがキャンプ工程の中で一番キライかもしれない。とにかく逡巡してしまう。たいして何も作らないのに。

2.キャンプ場に向かう道中★★★
色々、道の駅とかで地のもの買ってから行ったり、ファミキャン時代は遊び場的なとこに寄ってから行くとか、それは良かったが、ソロ中心の今は激減。でも良さげな好みの川があると、なぜか車を停めて眺めたりする事は未だにある。
徒歩、電車キャンプの道中は楽しい。年一だから楽しいのだろうが。全くハンズフリーで音楽聴いたり、Kindle読んだり、考えごとしたり。(従って徒歩キャンの場合は★★★★)でも電車ではあまり呑まない。

3.設営★★★
ここは、やはりまぁまぁ好きだな。真夏以外は。テントを張ったり、都合良いレイアウトを考えるのは、あまり飽きない。ただ、未だにタープ裏表逆に張ったり、日差しの差す方に張ったりすることも。そしてポールをスリーブに通す作業は、中折れするとイラっとしてしまう。って、そんなテントはもう全部売ったけど。
他には、スノーピークのハンマーで、打つペグの音が結構好きだ。あの甲高い、使ってる人しか出せないあの音が、結構気持ちいい。場内で一人かなり違う周波数の音が出ているのがわかる。もちろん使ってる人は沢山いるが。あと、面倒なロープワークには殆ど興味が持てない。憧れた時もあるし、知ってると便利だろうが、別にサバイバルやるわけではないので、もう諦めの境地で、殆ど自己流だ。




4.料理★★★
これは気が向いたらする程度。5回に一回くらいか。ほとんど焼くだけか、出来あい買うか。幸せ感じれる好きな食べ物なら、キャンプ的な調理にはこだわらない。まずおやつをよく食う、年甲斐もなく。
新しいクッカーなんかを買ったタイミングだけ張り切って調理したりする。その時はただただ使うのが楽しみで。あと、よく寝れた2日目の朝、1日目に手をつけなかったメニューをやる事多し(後述)。
ほかに、料理を撮るのは好きだ。撮るために作ることはある。おしゃれネギやおしゃれ大葉など、映え目線で緑を買うが、全く使わず家まで持ち帰ることも多く、よく妻にディすられる。

5.酒★★★★
ここは言うに及ばず。ただ、昼から飲んで、酔ってしまうと時間がもったいないと感じてしまう事も最近はしばしば。故に、昼間はアルコール度数の低いもの1-2本で済ませて、本気飲みは、夜からというパターンも結構多い。
基本、缶のハイボールなど炭酸系で済ましてしまうのだが、キャンプで飲む辛口の日本酒はたまらない。瓶のウィスキーを買う事もよくある。キャンプはバーボン、家はスコッチ。




6.カメラ★★★★
気分や体調がいい時は、カメラ小僧みたいにひっきりなしに撮る。まぁ、よく寝れた2日目に多い。星活は、行って晴れてたら最近は必ずやる。あと、動画は専らiPhoneだけど、やはりカメラで撮りたい。気分が乗れば、全てカメラで動画だ。ただバッテリーとメモリーを食い過ぎる。カメラは撮ることと、現像してレタッチすることがおもしろい。撮って出しをSNSに上げることはあまりない。まったくもって下手だが。

7.焚き火★★★★
そりゃ、好きだが、めちゃくちゃこだわりたいとかはない。ずっと燃えてくれてばそれでいい。静かに燃えるハゼない薪は幸せだが、そこもこだわるわけではない。炎をカメラのシャッタースピード変えて撮るのを飽きずに結構やっている。
焚き火は、気持ちいいとほんとに寝てしまう事もしはしば。これはかなり幸せだが、本気寝してしまうと、後が面倒。焚き火で、とろんちょして、何本かパンツや上着をダメにしている。
最近は、モノラルの焚き火台欲しい。ギアは何でも、基本シンプルが好きである。




8.寝る★★★
悪くない。1番の非日常を感じる。なんかいつもざらついている。僕はコットより狭い閉じ切った幕内で寝るほうが落ち着くし、安眠できる。寝心地とか気温もあるが、キャンプで寝るという行為は、基本好きだ。ただし、夜トイレに起きるのが、めちゃくちゃ面倒。トイレ近いので。冬の寒い夜、夏の虫の多い夜など、特に気がめげそうになる。あと、僕の冬は寝袋2枚のレイヤリングなので、酔っぱらっているとうまく潜れず、もがき続けた結果寝ついても、夜中に肩らへんがものすごく寒い時がある。なんか寒いなーと思ってると、たいてい、一枚が半分くらい脱げている。あと、小さいが枕は必須で、洗ってキレイなカバーのものを必ず使う。起きたら、枯葉とか付いてるが。

9.朝のコーヒー★★★★★
コーヒーのないキャンプの朝なんて、ポップコーンのない映画みたいなものだ ←
豆を忘れたりしない限り、出来るだけガリガリやる。ガリガリの儀とは、まさにその通り、儀式だ。家ではまずやらない。また、どのコップで飲むか?は、いつも大きな問いだが、Wildoのカップで飲む時は、たいてい心に余裕がある時が多いような気がする。当日朝の気分のお気にで飲めるよう、ある程度種類を持っていく。




10.朝ごはん★★★★
前日やるはずなのに、やる気の起きなかったメニューを作って、超ボリューミーになる事しばしば。最近では、結構な肉の量の豚しゃぶカレーうどんだ。腹がはちけた。蕎麦なども多いが、意外に多いのがステーキ丼だ。前日やらなかった肉が残るパターン。

11.撤収★★★
真夏以外は、そこまで、キライではない。でも動作が遅い。自分では高速でやってるつもりでも、人の標準と変わらない、と感じる。テントは毎回少しずつ、形を変えて畳むのがルーティン。最初のベースの畳み方は同じだけど。
何より面倒なのは、焚き火の片付けかな。洗い物は殆ど家でやるが、嵩張るので、現地で洗いたい事も多々。

12.帰途★★
人によっては寄り道が楽しみの人もいるかもしれないが、僕はほぼ寄り道はしない。コンビニか昼飯食うぐらい。必ず、こってりや甘いものが食べたくなるが。キャンプより、これでデブってる説。キャンプ終わったら、基本一刻も早く帰って、何事もなかったかのように、キャンプ以外の事に残りの休日を費やしたくなるタイプ。




なるほど、前から呟き続けているが、こうやって振り返ると、やはり僕にとって、ソロキャンプは、朝だ。朝が力点だ。単独のソロキャンプは、朝を力点に置いて、組み立てたらいいようだ。