アディスアベバの超おすすめツアー? | TRAVELIN’ BLUES

TRAVELIN’ BLUES

夫婦で世界一周旅行!!
2011年12月25日スタート☆
旅の様子を随時アップしていきます。



ダヴィッドらにあれよあれよと着いて来てしまった日本人4人

完全にぶっ壊れた俺のアンテナも流石にこの建物を見てビンビン反応した



ごめん、やっぱ帰るわ


ダヴィッド 「おいおい急にどうしちまったんだブラザー」


いや、ちょっとやめとくわ


ダヴィッド 「なぜなんだ!何の問題もないぞ」


いや、さすがにごめん、これは無理だわ



ダヴィッド 「まあとりあえずメシを食おう」




ということでこの建物の横にある食堂みたいな所でメシだけ食うことにした





ピント合ってないけど、これが出てきた料理

ツボと雑巾と肉炒め




雑巾を広げて、その上にツボの中に入っていたグチャグチャの雑巾と肉炒めをボテっと乗せた!!


なんじゃこりゃ!!



思い出した

エチオピアといえば、旅人の間でも有名な主食がある

それは

見た目が雑巾、味がゲロ



と噂されるインジェラという食べ物


噂通りの見た目にかなりテンション上がった!

はいいけど食べるとなると…




これを手でごちゃごちゃコネて食べる

エチオピアンはこれを毎日・毎食のように食べる


かなり恐る恐る食べてみる








すっぱい




インジェラの原料はテフ粉、それを発酵させて作ってあるらしく

かなり酸っぱい

でも生地はふわふわのクレープみたいで食感は悪くない

なぜ酸っぱい!?

酸っぱくなければ結構おいしいのに


ということで思ったよりインジェラ食べられた


でも一回でいいかなw


それよりもインジェラのおかずとなるこの肉炒め

ティブス

これはめっちゃうまい

ティブスはシンプルな肉炒めで、ここみたいにピーマンやタマネギや唐辛子を入れる所もある

ヤギ油を使うみたいでたまに獣臭いやつもあったけど

ここで食べたティブスは最高にうまかった




いや~エチオピアの文化は本当に独特でおもしろい


ランチに睡眠薬も入ってなかったし


人間不思議なもんでお腹が満たされると研ぎ澄まされた嗅覚が一気に麻痺してしまうw


話し合ってちょっとぐらい覗いてもいいか?って事に





お邪魔します














いや



やばいでしょーよ!?






映画で見たことあるゴロツキの巣やん




てなぜかもうノリノリなっちゃってるし



ちょっとだけ付き合ってすぐ出よう



ジュースと葉っぱ出てきました



この葉っぱを何枚かちぎってピーナッツと砂糖と一緒に噛み続ける

アボミスマウっていう葉っぱみたいだけど苦いしこんなわけわからん物食いたくない

いいって言ってるのに食え食えとやたら食わせようとしてくる








帰りて~



この状況で強行突破は危険なのでタイミングを見計らって出よう




壁にはボブ・マーリーのポスターがたくさん

ボブ・マーリーは元々はエチオピア人なんだって

だからレゲエのふるさとはエチオピアなんだと彼らは言う


話はすごく興味深い

それからいろんな話をしました

文化や政治や音楽のこと

質問にもすごくちゃんと答えてくれるし結局帰るタイミングも失い何時間も経った


エチオピアの家庭で毎日行われるコーヒーセレモニーも見せてくれた


コーヒーセレモニーは女性の仕事

豆を黒くなるまで煎って、棒で砕いて、ポットに水と一緒に入れて沸かす

手作業で行います


ちょっと粉っぽいし焦げっぽいけど素材を味わってるって感じで美味しかった



そして夕方になると何故か追い出されるように外に出され、

外に出て少し歩くと、


ついにダヴィッドが動きましたよ







請求書です




ごはん、ドリンク、葉っぱ代、しめて2000ブル


約1万円です


エチオピアのウェイターの一ヶ月の給料がだいたい5000ブル(2万5000円くらい)

と考えると日本で言えば10万円くらいの価値

雑巾とジュースと葉っぱで10万て



誰が払うか




もうさっきまでダヴィッド達ではない

仏のような笑顔も鬼のような顔に豹変

また言い分がいやらしい

ダヴィッド 「これは俺たちも払うんだ。2000ブルをお前たち4人と俺たち2人の合計6人で割り勘だ。払ってくれないと俺がカフェのオーナーにヤられてしまう」


いやいや


誰が払うか

警察を呼べ


日本人の人柄を逆手にとり情に訴え掛ける作戦だろうが絶対に払わん

このやり取りがしばらく続きラチがあかない


とりあえず元々お礼として払おうと思ってた最低額としてひとり100ブル(500円)なら払うと提案

ダヴィッド「そんなんじゃ無理だ。俺はオーナーにIDも渡してあるんだ。払ってもらわなくては困る。」

このラリーをしばらく続けたらダヴィッドがやっと少し折れ

ダヴィッド 「仕方ない。ひとり200ブル(1000円)だ。」


ちょっと迷ったけどこちらもそれで折れた



はあ~わかってたけど

やっぱり悲しい


今までの楽しい話や、一緒にマルカートで笑った時間はウソだったのか

そこに心は無かったのか…






エチオピア恐るべし







それにしても

マルカートのガイド、バスチケット案内、エチオピアンフード、コーヒーセレモニー、カフェでの文化交流

これらまる一日のコース

おひとり様1000円









このツアー











超おすすめです


激安じゃない?w



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