首都アディスアベバ
ダヴィッドたちのおかげでかなり刺激的な一日を過ごさせてもらいました笑
いや特に生命感溢れるマルカート(市場)はほんとにパワーをもらった
「人間のサファリ」
とでもいうのか
これは見下してるわけではなく
同じ人間として「シンプルに生きる」ことの躍動感みたいなものだったり
邪念の少ない共存だったり
見習いたいところもあったし自分の環境にあらためて感謝させられる
僕たちに当たり前のようにある「選択肢」
その幸せだと思える「選択肢」によって後悔や妬みとか負の感情が生まれるのだとしたら
なんかもったいないね
さあ次なる目的地「ジンカ」へ
エチオピアは宗教的に？夜行の車移動は禁止みたいで朝が早い
購入したバスチケットは朝5時半集合の6時発
いろいろ怪しいので4時半に真っ暗の中宿を出てタクシーを捕まえたらわずか10分で到着…
この距離でその値段？やられた笑
てかまだ真っ暗なのに祭りかと思うくらいの人の量
たぶん半分以上の男は暇つぶしでここに居る
暇つぶしでこれだけ早起きできるのがすごい笑
バスが全部古くて物凄い排気ガス
荷物は全部バスの上
上に乗っけたはいいけどちゃんと縛ってくれるまで、そして出発まで見張ってないとなんか心配
排気ガスでまじで死にそうになりながらたみやんと外で待つこと3時間…
8時発
いやいやこちとら3時半起きで来とるんですけど
お願いだからそうならそうとはじめから言ってほしい
子供は誰が親かわからないくらいみんな家族みたい
黒人のガン見はシャレならん
道は基本的に未舗装
たまに舗装された道がある
え！？ すご… 何フェス？
しょっちゅう牛の群れに通行止めされる
バスの中の俺たちの顔が見えた瞬間駆け寄ってきて
「チャイナ！！チャイナ！！」
これがエチオピア噂のチャイナ攻撃か
エチオピア人はみんな中国人が嫌い
だから親からの教育もあるんだろうね
この時はみんなただ楽しんでる感じだったけど、石を投げられてひどい目にあったという人もいる
「ノーノー、ジャパン」
って言ったらみんなキョトンとしちゃった
知らないんだね…
そんなこんなで日が暮れる頃に「アルバミンチ」という街に到着
「ジンカ」まではまだ遠い
夜はバスは走らないので今日はここで一泊
インジェラはやめてパンに変えてもらう
普通にうまい
照明が暗すぎる
一応目星をつけておいたカイロホテルという宿に行ってみる
ツイン一部屋150ブル(750円)をしぶとく交渉し110ブル(550円)に
交渉成立したはいいけど…
蚊帳の中に虫の死骸があるし、この蒸し風呂のような部屋にファンも無し
大丈夫か…
共同のシャワー室は真っ暗な上、蚊がウジャウジャなので今日は我慢
さらに虫を通さないシーツにくるまって寝る
ただでさえ蒸し風呂状態なのに、この装備でもう灼熱地獄
寝れるかーーーーい！！！！
値切らなければもっといい部屋だったのか？？
庭でテントを張って寝るかを真剣に悩んだけど、このまま頑張って寝てみる
なんとか3時間ほど寝れたみたい
朝4時半くらい起きて電気をつけてみると
驚愕の光景が
南京虫まみれ
南京虫って知ってる？
ご飯粒くらい
バックパッカーの間ではかなり有名な最強最悪の虫
日本ではトコジラミともいうのかな
血を吸うと真っ赤になる
これがね～
冗談抜きで目で見えるだけで50匹以上はいる
大人から子供まで…
服の中から蚊帳にへばりついたのからシーツの中から
うじゃうじゃ…
あまりの量にこれがあの南京虫だとは信じられなかった
あ～思い出しただけでサブイボがすごい
枕の下も布団もめくっても居なかったのに、熱に反応して湧き出てくるみたい
これをバッグの中に持ち込んだらまた次の宿でひどい目に遭う
入念に振り払い宿を出る
たみやんゆーきちゃんは隣の部屋で蚊帳に3匹くらい南京虫を見つけたらしいけど刺されはしなかったみたい
だんだん痒くなってきた
しつこい痒みが5日くらいは続く
はあ
エチオピアは「南京大国」と言われるくらい宿レベルが総じて低い
もう宿の値段はどうでもいい
こんな目にあうなら値段よりも質で選ぶわ～
あ～
夜が怖い
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