テレビでも見た事ある有名な民族
女性は唇にでっかい皿のような陶器を入れてる民族
普段はお皿入れてないのかなあ
でも布の巻き方とか他の民族とは一味違ってすごくかっこいい
ムルシ村はここから70キロも離れたところ
このマーケットまで2日くらいかけて歩いてくるみたい
実際にどんな所でどんな生活してるんだろう
見てみたい
ちょっと高いんだけどジンカにはちゃんとしたツアー会社みたいなものは無いのでその辺の輩にお願いしてツアーを組んだ(往復ひとり20ドル)
この山は国立公園らしい
なんのゲートも見張りもいないけどこのほったて小屋で入園料一人100ブル(500円)払う
山道を抜けムルシ村に着いた
入村料一人100ブル(500円)
…すごい
でもこれはお金と引き換えに見せてくれた顔
これも
これも
「俺を撮れ! 3ブルだ」
「私を撮って! 5ブルよ」
「僕は2ブル!」
身動きがとれない…
あちこちから結構な強さで指突きしてくる
なかなか痛くてちょっとイラッとする
でもそれどころじゃなかった
ヤンは迫り来る族から逃げ回っている
こんな生活場面も見学しようとすると金を払えとキレられる
それはそうかもしれない
お金を取らなければ観光客が押し寄せて生活もままならないかもしれない
「あいつら(ムルシ族)は海外のテレビで取り上げられてから村に観光客がドッと押し寄せるようになった。それで金がもらえるからって全く働かなくなってしまったんだ。」
多民族からも少し嫌われているような印象だった
ムルシ族を孤立させてしまったのは僕ら観光客が招いたことだろう
僕らが生態系を崩してしまったんだろうか
実際にここで生活をしていることに違いはない
でもお金がもらえる時だけ過剰に装飾し、くちびるに陶器を入れる
それはある意味「コスプレ」といえるのかもしれない
いや、このままではコスプレになっていくだろう
ムルシ族は観光客の事をどう思ってるんだろう
観光客がお金を落としていくことでムルシ族は「豊か」になったんだろうか
この銃を抱えたボーダーのポロシャツの人は僕らが雇ったボディガード
この人が居なかったらあの大男にミゾオチを棒でグンッ!ってやられていたかもしれない
すごくかっこいい
でもここに来てみてわかった
僕らが見たかったのはこういうのじゃない
ムルシ族からしたらほんとにいい迷惑だね
俺たちが勝手に撮るとめっちゃ怒られるけど、子供たちが撮る分にはいいらしい(笑)
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