ジンカから 「トゥルミ」 という街に行きたい
トゥルミでは月曜日ハマル族が集うマーケットが開かれるので今日中になんとか着きたい
でもジンカからトゥルミまでのバスは月曜は無いらしい
だから朝からヒッチハイクで行くことにした
宿を出たところからガラの悪い輩どもが
「トゥルミへ行きたいんだろ?任せろ。全員で200ドルだ。」
200ドル? (約1万8000円)
200ブルでしょ? (約1000円)
「200ドルだ。」
こいつらとは話したくもない
2時間の距離で約1万8000円て…
6人で割って一人3000円て日本より高いわ
地元のローカルバスで200円くらいで行けるのに
基本的にアフリカの移動で、向こうから話を持ちかけてくる場合は9割9部かなり割高だ
それでもその値段でこちらが納得すればそれはぼったくりでは無いんだけどね
あやつらは無視してヒッチハイク開始
6人いるからトラックの荷台を狙う
…
車来ず…
たまに来た車もことごとく断られる
さらに警察官に目をつけられ、監視されてしまった
エチオピアでは観光客をトラックの荷台に乗せるのは法律で禁止されている
実際に素通りするトラックの運ちゃん何人かが「あそこに警察官がいるから無理だ」というアイズをしてくれた
う~ん今日中に行きたいのにヒッチハイクは無理そう
車をチャーターするしかないか
みんなで話し合ってとりあえず一人限界1000円くらいなら最悪払って行こうということに
たみやんとゆーきちゃんはガソリンスタンドに停るトラックと頑張って交渉してくれてたけど全滅だった
輩と何人か交渉するも「全員で100ドル」から下がらない
エチオピア人はかなりしぶとい
欧米人など短期旅行者は簡単に払ってしまうらしく相場がどんどん上昇してる
だからエチオピア人も譲らない
「どうせ払う」と思ってるみたいで断るふりをしても引き止められない
う~んもどかしい
俺たちには時間が無いから今日を潰す覚悟で交渉することはできない
結局「一人20ドル」
かなり高いけど今日中に行くには仕方ないということでみんなで納得し合って決めた
近くで見守ってた知らないおじさんがかわいらしい笑顔で見送ってくれたので、もうオールオッケーです♪
トゥルミ到着
ツーリストホテルに一泊一部屋80ブルで交渉成立 (400円)
この蒸し暑さの中恐ろしく通気性の悪い部屋
今日も灼熱の中で南京虫の恐怖に怯える地獄のような一夜が待っている
洗濯するたみやんはブルージーでかっこいい
洗濯を済ませ、さっそくハマル族マーケットへ
めちゃくちゃかっこいい
ムルシ族のように押し売りしてくることもなくシャイで自然な姿を見せてくれる
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