永川のこと | 〜ある愛知のカープファンの抒情〜

〜ある愛知のカープファンの抒情〜

愛知在住カープファン・eviltailの、その日常。

珍しく連投です。

そうそう、オーダーしていたエルドレッドの引退記念グッズが先日届きました。




来年は、エルドレッドのユニフォームにこのタオルで観戦に行こうと思います。


さて、今日、長らくカープを支えてきた永川勝浩が引退しましたね。


赤松も最終戦での引退が決まっていますが、永川も赤松も、自分がドラゴンズファンからカープファンに転向した頃に主力で活躍していた選手なので、やはり相当寂しいです。


永川は、言うまでもなく球団最多セーブ記録を持つ一時代を築いたクローザーですが、活躍していた頃は、ファンからは相当手厳しいことを言われていたような気がします。


成績だけ見ると、2006年(65試合、防御率1.66、5勝6敗27S)と2008年(56試合、防御率1.77、4勝1敗37S)が素晴らしく突出していますね。でも、この頃は他球団に軒並み絶対的な抑えがいたりしたので、それと比較されてか、カープファンは抑えの永川に対しては特に評価が厳しかったと記憶しています。この頃のカープは、1つ勝つことがそれはもう大変な時代でしたからね…😅


ここ数年は中継ぎでしたが、ブルペンが崩壊していたにも関わらず、今年は出番がありませんでした。


今季はカープを含むいろいろなチームが抑えに苦労していましたが、タイガースの藤川が中継ぎから抑えに復帰して活躍しているのを見て、「永川使えんのかな。抑えが固定出来ないなら、経験豊富な永川を使ってみればいいのにな」とずっとモヤモヤしていました。新旧交代は野球に限らず行われるべきものですが、故障でないのなら、こういう時こそベテランの力を頼る時だと思ったのですが。


永川、赤松が引退することで、自分がカープファンになった頃の選手は、もう石原と小窪くらいしか残っていません。梵の時にも書きましたが、ここ数年のカープは、ベテラン選手を一軍で使わず、ずっと二軍に置いておいたままそのまま引退(退団)させています。それは彼らの力が衰えたから、というのもあると思いますが、前年「来季も戦力になる」と判断して残したわけですから、一軍の舞台で使えばベテランはベテランらしい働きをすると思いますよ(投打の活躍という意味だけでなく)。栗原や梵のような前例はあまり作って欲しくないですね。


ともあれ、永川投手、現役生活お疲れ様でした。今後はまだ発表されていませんが、また是非、指導者としてカープに戻ってきてユニフォームを着てもらいたいと思います。そして自身の球団セーブ記録を塗り替えるような投手を育ててもらいたいです。