100点を求めると行動につながらない。 | ファシリハ ー 1人で悩まない!!! 成長する、成長させるセラピストになるためにー

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facilitation × rehabilitation をテーマに、
リハビリに関わるセラピストや医療福祉職の方に向けたブログ。

自己研鑽、後輩教育、コミュニケーション、
マネジメント、連携、プレゼンテーションなどをキーワードに、
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仕事でも臨床、あるいは勉強会でも100点を求めることは良いことのように思えます。


でも

まだこのレベルじゃ…

もっと勉強して、考えがまとまったら…

まだ自信がないから、自信がついてから…


なーーんて言ってると、何にも進みません。



昔、後輩にあるテーマについて、
「分からないんだったら、勉強会でもやって知識を整理してみたら?」

と言ったことがあります。


その後輩は2週間経っても、一ヶ月経っても勉強会を開催する様子はなし。

「勉強会まだやらないの?」と聞くと、


「まだまとまってないんで…」と…



先に言っときます。


まとまるなんてことは、

ほぼ、ありません(笑)



そもそも、そんなすぐにまとまるテーマなら、悩みません。



自分の中にその事柄に関する知識も、
またその事柄を考えるための
経験値もないから、

今、悩んでるんでしょ?


だから自分の中で、
一人でずーっと考えても、


多くの場合、解決しません。



人間は仕事の質において、


70%~80%は数日で向上させることができるが、
100%近くなるにはそこから3~4倍の時間がかかると言われています。
(なんかの本で読みました。数字は若干ズレがあるかもしれませんが)



それだったら、

70-80%の"ある程度"の完成をしたら、

行動に移すべきです。



そうすれば、

周りの反応をみて、結果をみて


その行動が
良かったのか、悪かったのか

フィードバックをもらうことができます。


勉強会であれば、

先輩などに

自分の足りない点や今後やるべきことの
アドバイスがもらえ、

自分になかった視点に気づくチャンスがもらえます。



行動し、

良いことは継続しつつ、さらに良いものはないか追求し、

悪いことは、理由を考え、修正していく。



ただこれを繰り返すだけ。




行動しないと、

あなたの考えが100点かどうかも分かりません。
(そもそも100点なんてものは存在しないし、そう思ってるなら自分のおごりだと自分は思っています)



bestではなく
常に行動の中でmore betterを追求する。


これが僕のスタンスです。


心配するくらいなら
行動しちゃいましょう。