仕事でも臨床、あるいは勉強会でも100点を求めることは良いことのように思えます。
でも
まだこのレベルじゃ…
もっと勉強して、考えがまとまったら…
まだ自信がないから、自信がついてから…
なーーんて言ってると、何にも進みません。
昔、後輩にあるテーマについて、
「分からないんだったら、勉強会でもやって知識を整理してみたら?」
と言ったことがあります。
その後輩は2週間経っても、一ヶ月経っても勉強会を開催する様子はなし。
「勉強会まだやらないの?」と聞くと、
「まだまとまってないんで…」と…
先に言っときます。
まとまるなんてことは、
ほぼ、ありません(笑)
そもそも、そんなすぐにまとまるテーマなら、悩みません。
自分の中にその事柄に関する知識も、
またその事柄を考えるための
経験値もないから、
今、悩んでるんでしょ?
だから自分の中で、
一人でずーっと考えても、
多くの場合、解決しません。
人間は仕事の質において、
70%~80%は数日で向上させることができるが、
100%近くなるにはそこから3~4倍の時間がかかると言われています。
(なんかの本で読みました。数字は若干ズレがあるかもしれませんが)
それだったら、
70-80%の"ある程度"の完成をしたら、
行動に移すべきです。
そうすれば、
周りの反応をみて、結果をみて
その行動が
良かったのか、悪かったのか
フィードバックをもらうことができます。
勉強会であれば、
先輩などに
自分の足りない点や今後やるべきことの
アドバイスがもらえ、
自分になかった視点に気づくチャンスがもらえます。
行動し、
良いことは継続しつつ、さらに良いものはないか追求し、
悪いことは、理由を考え、修正していく。
ただこれを繰り返すだけ。
行動しないと、
あなたの考えが100点かどうかも分かりません。
(そもそも100点なんてものは存在しないし、そう思ってるなら自分のおごりだと自分は思っています)
bestではなく
常に行動の中でmore betterを追求する。
これが僕のスタンスです。
心配するくらいなら
行動しちゃいましょう。