問題を細分化しないと解決策は見えてこない。 | ファシリハ ー 1人で悩まない!!! 成長する、成長させるセラピストになるためにー

ファシリハ ー 1人で悩まない!!! 成長する、成長させるセラピストになるためにー

facilitation × rehabilitation をテーマに、
リハビリに関わるセラピストや医療福祉職の方に向けたブログ。

自己研鑽、後輩教育、コミュニケーション、
マネジメント、連携、プレゼンテーションなどをキーワードに、
より良い医療福祉の現場の創造を応援します★

患者・利用者さんへのリハビリの場面、

職場の書類やカルテ業務の遂行、

職場の人間関係



毎日、何かしら多かれ少なかれ事件が起こります。

事件というのは、
スッキリ解決しない問題です。



リハビリの場面では

患者さんは歩くことを望んでいる、
でもリハビリで上手く歩けるように
導くことができなかった…


月初めの計画書を作成するつもりだったけど、他の仕事に終われて全然できなかった…とかね。


人間関係なんて、もー難しい。

上手くいった、いかないの判断がすごく曖昧ですしね。



問題点ー 歩行障害

問題点ー 計画書が作成できなかった

問題点ー 人間関係が良くない


なんて事例をあげても、

実は何にもできません。



上記は問題点のように見えて、

ただの結果でしかないです。



問題点は、

上記のような結果を生んでしまった

理由や原因のことですよね。



歩けない、計画書ができない、人間関係が良くないという結果には様々な理由が絡み合って起こった結果です。


なぜそうなってしまったのか?

様々な理由は何なのか?を

細分化しないと、


解決策は導き出せません。



計画書の作成は、

時間がないだけなのか?

作るのに時間がかかるのか?

どう書いたら良いのかよくわからないのか?

によっても解決策は変わりますよね。



時間がないなら、
自分の1日の中で時間に無駄がないのか、他のスタッフと無駄話の時間がないか、
この時間は計画書を何より最優先して作る、という時間を作れば良いのかもしれません。


作るのに時間がかかる、
それは記載内容を考えるのに時間がかかるのであれば、むしろ家に早く帰ってゆっくりしながら整理する時間を作って、ノートにでもまとめて、職場では書き写すだけにしとく、とかね。


どう書いたら良いのか分からないなら先輩にも時間を取ってもらう必要があるかもしれませんし、難しいのであれば、先にまとめたものを先輩に見てもらうようお願いしないといけないかもしれませんよね。



何が目標達成を妨げているのか?

具体的な問題点を上げることで、

具体的な解決策を考え、
実践することができます★



問題点が曖昧であれば

対応も曖昧になります。


それでも偶然が重なり、
実際の問題点にヒットすれば、

その時は上手くいったりします。


でも再現性はないので、
次は失敗したりします。


成功の打率を上げるには、

なぜこのような結果が生まれたのか、

考え、実践の中で検証し続けることが

大事ですよっ★