Amazon（アマゾン）
445〜1,300円
ファンドをちょっとずつ盛る方法を思い出した
上のカタマリの状態だと使いにくい。前はどうしていたっけ？ ああそうだ。細長くして、必要な分量だけスパチュラできって、ちょっとずつ盛り足していったんだったな。
ということを思い出してから作業がはかどるようになりました。いろはの「ろ」くらい思い出したか？
ねんど素材の使い方で大事なのは「盛り上げて造る」ではなく「盛りつけてから、伸ばして形を作る」ということ。これもやっと思い出した。逆につめて造ろうとすると
しわができる＞しわが固まると傷になる＞傷が出来るとヤスリで削るか盛りつけ直し。
という無駄な作業ができる。
なお石粉ねんど系のような水に溶ける素材なら、水を指に軽く濡らす程度につけて丁寧になでると、あとの表面処理が楽になります。この状態なら600番あたりのヤスリから始めていいでしょう。--
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でぱぞー@フィギュアの作り方記録のmy Pick
フィギュア造るのが嫌いになってたころ
いまだからこそいえますが、フィギュアを造るのも、他人の作品をみるのすら、マジで嫌気がさしてました。この子たちを見るのもつらいと思うくらいに。
フィギュア作りを数カ月ぶりに再開したときは、かならず菓子を用意して、１時間ごとに間食しないとやってられないって気分でした。
それがいまは、１時間ごとに休憩してクールダウンはしてますが、コーヒーをひとくち飲む程度です。その合間にブログとTwitterの更新をしてます。
摂食障害に近い完全に依存症でしたね。ぼくはお酒を飲まないことがまだ幸いでしたね。酒飲みだったらきっとアル中になっていたでしょう。フィギュアが造れなくてアル中になるって、こんなヒドイはなしないですよね。どれだけメンタルで追いつめられていたか。
原因は正体不明原因不明の無気力に襲われたからなんですが。ちょうど13年前にもうつ病の半歩手前までいったことがあってそのときはなんとか克服しました。そのときの原因ははっきりしてたのですが、今回は本当に原因不明。
今回は仕事が完全に嫌になって辞めて、職探ししながら失業保険で食いつないでました。フィギュア製作に必要なものはほぼそろっていたので、新たに出費がなかったのも幸いでした。
それでも最初の１カ月は元々入眠障害だったので、満足に眠れませんでした。それまで身体を使う仕事を４年していたので、いきなり身体を動かさなくなると薬も効かなくなってしまい、１カ月は廃人みたいな生活でした。食料品を買う以外全く外出しない。睡眠不足で全身が壊れました。
いまはヨドバシカメラの通販サイトから商品受け取り先を、あえて一駅離れた店舗に指定して、歩いて買って帰るようにしています。近所のダイソーも小さいのでこれまた一駅離れた場所のそこそこ大きいダイソーまで歩いていくようにして、運動不足からくるストレスを発散してます。電車などを使うのは雨の日くらいです。
体を使わないと脳も衰えるという本を読んで実行してます。
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楽しいって感覚を数年ぶりに思い出した
ぼく発売日にプラモ（食玩だが）買ったのって生まれて初めてだわ。あちこちのコンビニをはしごして見つからなかったんだ。ネットで探したら近所のヨドバシカメラに入荷されていると知った。すぐに電話してきいたね。「エフトイズの・・・」ってメーカー名いっただけで「シンカリオンですか？」とナイスな店員さんが対応してくれたおかげですぐに取り置きして、即行地下鉄に乗りました。
ついでにリアルなE5も売っていたから、Nゲージも生まれて初めて買ってしまった。ハッピーセットのプラレールE5ならあるんだけどね。ここまできたら、やっぱリアルなものもほしくなるじゃない。
ついでにツールも買おうと模型売り場を歩いていたら、気持ちがどんどん楽しくなってきた。「このツール欲しい」「この改造パーツなにかに使えないか？」「なんだこの異常に高いヤスリ」とか。「あ、パトレイバーだ。モデロイドかな？ ってちがう！ あ、ありのまま見たことを話すぜ。メーカーがあのアオシマだったんだ。何を言って（略）」。アオシマがバルキリーを発売したのは知っていたが、まさかパトレイバーまで出していたとは。模型の世界からずっと背を向けてきたからこんなことも知らんかったぜ。
でもアオシマって伝説のロボ「アトランジャー」とか、ザンボット３とかイデオンとかも出してなかったっけか？ いまさら驚くことじゃねえよな。そういえば、アトランジャーってリメイク商品がなかったかな？ と軽く調べたら！？
ヤダコレ、かっこいい！！！
話題がずれた。つまり、ぼくはたぶん７か８年ぶりに「本気で模型を造って、おもちゃで遊ぶのが楽しい！」って間違いなく幸福感に満たされたってことが言いたかったのです。
実はちょうど今朝がた、ネットで注文していた前作版「チェンジ！シンカリオン」全四種が届きました。
「H5はE5の金型流用で頭部パーツが違うだけだろ」って思っていたら
なんとしっかり別形状のパーツが用意されていたんだぜ。このメーカーの開発部本気すぎるだろ！
接着剤不要。塗装済み。シールでほぼ配色再現。差し替え無しの完全変形。
ガチだ。ガチで本気すぎる。すげえ。このあとE6の発売も決定してるから買うわ。
ついでにいうと、あとブラックシンカリオン＆紅のセットも注文済み。今はフィギュアに集中してるから造るのは来年にするけど、うわあ、マジ楽しみだ。年明けたらオレ、シンカリオンまみれになってるわ。
しかもリンク合体まで出来るようになってるじゃねえか！ さらに専用のヘッドギアまで付いてくるという。このメーカー本気すぎる。感動したわ。でもE5+H5のヘッドギアはなかった。まあ設定資料自体があるかどうか分からないから、それはいいか。
ちなみにH5の組み立て説明書の画像はこちら。初音ミクさんじゃないよ発音ミクさんです。
ちなみに第二期「シンカリオンZ H5の運転士はなんと月野メーテル。「H5の運転士は女子＆コラボキャラ」という方程式が出来てしまった。
そしてもちろん今後発売するであろうシンカリオンZ版のシリーズも買ってしまうだろう。シンカリオンキャラのフィギュア造りたいな。今のところ女の子運転士はメーテルしかいないけど。鉄道つながりのパロディじゃないんだぜ。コラボなんだよ正式な。信じられねえだろ。https://t.co/9tOpUQGZg3 pic.twitter.com/Xjs7BoO9nO
— でぱぞー＠フィギュアの作り方記録 (@depazoh) November 27, 2021
幸せだ。フィギュア造るのも楽しいし、造りたいプラモが山積みになっていくのがこんなに幸せだとは知らなかった。こんなに積みプラしたの学生のとき一度あったけど、たまには別ジャンルでもと車や戦闘機とかバイクとかまとめて買ったけど結局捨てたんだよね。でも今は明らかにオレは幸せだ。
前の記事にも書いたけど、好きな事が嫌いになる状態って、やはり異常事態なのだということが、すげえよく分かった。ブログ書いてるひま合ったら年末までに完成させるって決意をしたから、手を動かせってはなしなんですけど、とにかく「本当にのめり込んだとき、ものすごい幸福な気分になります」ということを伝えたかったのです。
そしてこの気持ちも、とても大事。
ガンダム ビルドファイターズ トライの最終回にユウマの素晴らしいセリフがあったので記します。
―― うらやましいよ。 お前は初心者だから どんなことにでも 発見や驚きを味わうことができる。 その感動は 今のお前にしかもてない 大切なものだ。 ――
あなたがいま感じているものはすべて、いまのあなたにしか体験できません。ヴィクトール＝フランクルという精神科医はこんな言葉も遺しています。
――あなたが体験したことは、この世のどんな力でも奪えない。―― 「夜と霧」 より
この言葉が気になった人は「創造価値」という言葉も検索することをすすめます。
忘れていた大事なものを思い出させてくれた作品でした。
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寸法と図面のおさらい
上の写真は「完成したらこれくらいのサイズ」として印刷した資料との比較です。この子が完成したときふと気づいたんですが「そういればオレ、寸法測ったこと一度もないな」と。頭のてっぺんからかかとまでのサイズを測ってみたら、なんと１mmしかズレてない。目見当だけでそこまで造っていたのオレ？と出来た時はドヤ顔でしたが、今思うとそれが慢心だったということが骨身にしみました。
フィギュアを造るということは強度や重心バランスも念頭に置くため、立派な「設計」です。
おかげでその後の作業が超アバウトで適当。自分でブログに「図面を起こすことは大事だ」と偉そうにいっておきながらなんたる怠慢。そのため今回シューズを造るときは上記のようにキッチリ寸法を決めてノギスと定規で測りながら造りました。図面と寸法、本当に大事です。むしろ「フィギュアの作り方書籍」でほとんど図面について語られないのが不思議でならない。模型雑誌がガンダムとかロボット造るときは「まずは図面を描いて」って始まるのに。この差はどこから来るんだろうか？？？
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やっと勘をとりもどしてきた
過去記事を見たら11/11から始めていたので18日もかけたことになる。どれだけ無駄な作業を繰り返していたか。自分の得意な作り方をせず、「あとちょっとだから」って「パテを盛って、削って。また盛って、削って」を繰り返していたら、それがエンドレスになっていたので、ついに心が折れました。
もしあなたが「造るのが嫌になってきた」と感じたら、作業を完全にストップさせましょう。そして未完成のパーツを目の前に置いて「もっと効率よく、簡単に楽にできる方法はないか？」「自分は単純なミスを繰り返していないか？」「自分らしくないやり方をしていないか？」と自問してみましょう。だって趣味でやってること、好きでやってることが嫌だとか、もうやりたくないって思うこと自体がおかしいでしょう？
目の前の「あとちょっと」のためにぼくは数年間心がポッキリ折れてました。今年の７月にいったん復帰して挑戦しましたが、やはり苦痛に耐えきれず３カ月放置してました。そこで「やっぱオレ、削って造るって性に合ってないわ」と気づいたのです。だったら「思い切り切り刻んでほぼ１に近い状態から作り直せ」と思い切ったら、ご覧の通りちゃんとできました。
ぼくがフィギュア作りのコツを飲み込みはじめたころ、こんな単純形状パーツで嫌な思いをするなんてあり得ませんでしたから。他にも原因不明でメンタルを完全にやられて、好きなアニメを見てもマンガを読んでもちっとも感動もしない、面白くもなかったという時期と重なったのも不運だった。
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Twilog始めました
自分の過去記事を探すためにTwitterの検索は使いづらいのでTwilogへ登録しました。
今のところ2019年12月から記録されています。それ以前はなぜか出てきません。途中から制作意欲がなえ始めたため、フィギュアの作り方とは関係ないどうでもいいこともつぶやいています。適当に流してください。2020年4月ころからフィギュア作りの記事が出てきます。
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初心者のときにしか得られないよろこびと感動
ガンダム ビルドファイターズ トライの最終回にユウマの素晴らしいセリフがあったので記します。
―― うらやましいよ。 お前は初心者だから どんなことにでも 発見や驚きを味わうことができる。 その感動は 今のお前にしかもてない 大切なものだ。 ――
あなたがいま感じているものはすべて、いまのあなたにしか体験できません。
ヴィクトール＝フランクルという精神科医はこんな言葉も遺しています。
――あなたが体験したことは、この世のどんな力でも奪えない。―― 「夜と霧」 より
この言葉が気になった人は「創造価値」という言葉も検索することをすすめます。
忘れていた大事なものを思い出させてくれた作品でした。
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ｈｈあ
オーブン内パーツの置き方 オーブンに入れてはいけないもの
オーブン内でのパーツの置き方。下は合成木板をしいているので、これが「ファンドだけ」のパーツだったらわざわざこんな台座を用意する必要はありません。ではなぜやっているかというと、すでにサーフェイサーを全体に吹いたパーツなので高温部に接すると熔解し、沸騰して気泡ができるため。そのため最低の80度設定にしてあります。
焦げ付き防止に上をアルミ箔で覆っています。ちなみに何十回使ったかわからないほど使ってますが、よほど熱源部に近くない限り、かなり使い回しが可能です。あとはうっかり千切らないように端っこを折り曲げてマスキングテープで留めるくらい。
このあとプラバンで囲ったベースをうっかり入れてしまったので、そっちは一部が溶けました。アホだオレ。作業が作業を増やしてどうする。あれは自然乾燥させるべき部分だった。
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平面出しに砥石を使う
足の裏をきれいに平らにしたい。あるいは大きなベースをがしがし削りたい。そういうときはこういう砥石を使うと手っ取り早い。紙ヤスリを木板に貼り付けてがしがし削るのもいいけど、板に貼り付けるのと消耗品だからまた貼り直す必要がある。
その点砥石は金属包丁を削ることを目的としているためそう簡単にはすり減らない。パーツがファンドなので水研ぎはできないけど、プラ素材やパテのカタマリなんかは水をつけてゴシゴシいくと素晴らしいほど真っ平らできれいな面ができあがる。粗めと細目の両面で使えるのもいい。ダイソーかセリアか忘れたけど百円だった。
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姿勢修正のための確認事項
左のツンツンヘアの子の腰が横から見たとき反りすぎているので、思い切って切断することにしました。
そこで大事なのが、この子らは三人同時に造っており、三人ともほぼ同じ身長だということ。つまり切断してつなぎ直したときにこの身長は変えてはマズイっていうこと。
このためにあとは塗装するために持ち手をつけた状態だったパーツをいったんはずして、久しぶりに組み直すことになった。「どっちにしようか迷ったら、とにかくやれ！」これが結局一番早道の場合が多い。
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