作業環境の見直しと、立て掛け工具ラック
以前も同じ記事を書いたけど、最近作業環境が変わってきたのでまた書きます。
周りを工具ラックに。
右にサイドテーブルを物置に。
正面にホワイトボード。ここに図面やキャプチャ、資料、メモなどを貼っておく。
切断時にはカッティングマット。ねんどやパテの作業にはポリエチレンマットを。
ほかにブルーシートとコンロ用の下敷き(アルミ箔の部分)なども敷いて作業台に傷と汚れを防止し、ゴミクズをすぐに処分できるようにしてます。デスクライトとサイドテーブル以外は全て百円ショップで購入出来ます。
今回撮影用に作業台の上に何もありませんが、普段はここに製作中のパーツと工具と素材が所せましと並んでいます。
立て掛け工具用ラックは網部品と固定脚の2パーツから構成されています。そのままでは後ろに倒れてしまうため、下側に重たい工具を置いて安定させています。
ちなみに作業するときイスの高さは一番低くして、作業台が高くなるようにしています。この方が作業と目線が近くなり腰をかがめるということがなく、長時間作業でも疲れにくくなるからです。
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スプーンで溝を彫るというテクニック
Qもし手元に缶詰とスプーンしかなかったらどうやって缶を開ける?
Aスプーンの先端で缶を彫っていく。
金属スプーンの先端はこのようにミゾ彫りに使えます。とくに固まったファンドなどは押しつけるだけでミゾになるのでへたにナイフをつかうより綺麗に仕上がる。さらに曲線も彫りやすいのが強み。
同じようにファンド限定で、ちょっと尖ったスパチュラを押し当てて溝を彫っていくことができるのも丸秘テクニック。
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ベビーパウダーの有効活用
久しぶりの確かな一歩
昨日までこれ以上進めず同じ所をぐるぐる回っていた。
ついに思い切ってがっつり削ってからねんどを盛り直すことにした。
大当たり。やっぱりぼくは削って作るのは生理的に合わないタイプだとよくわかった。ねんどを盛りつけてスパチュラで形づくる作業を数年ぶりにして「わあ、これ楽しいわ。自分の思い通りの形になってくれる!」って、本当に何年ぶりかにフィギュア作ってて楽しいっていう気分になった。
人間自分の生理的に「イヤダ」という声には良く耳を傾けるべきだということがよく分かった。これのおかげでたぶん少なく見積もって3年はムダにしたと思う。
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いつまでも同じ所を回ってると思ったときは
いつまで経っても同じ所をぐるぐるまわってこんな簡単なパーツすら満足に作れない。そんなときは技術ではなく精神的、メンタルが故障中かもしれません。現にいまのぼくがその状態。いっそのこと作り直したほうがマジ早いかもしれない。あるいはもっとごっそり削り落とすとか。
こういうときはいったん作業を完全に止めて、何十分もパーツとにらめっこしながら、ああしようかこうしようかと考え続けるのも大事です。
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塗料溶剤の強弱と筆塗り重ね塗りの秘訣
このブログは制作メインで塗料の記事は扱わないのですが、これだけは最低でも知っておかないといけないということを記事にします。これは筆塗りを前提としている記事なのでエアブラシや缶スプレーを使用した場合は異なります。
模型用の塗料には主に3種類あります。
ラッカー系。アクリル系。エナメル系。
これらの違いは「塗料、塗膜を熔解する溶剤の強弱」です。意味が分からないと思うので順に説明していきます。
まずラッカー系塗料は一番溶剤が強いため他の塗料を溶かしてしまいます。したがって上塗りはNGだけど、下地塗りとしては安心して使えることになります。多くの模型愛好者、特に可動式のプラモ、ガンプラなどはポーズ変えや変形をしたとき塗料がはがれにくいので、はげにくいラッカー系が好まれます。そのかわり溶剤が強いということは人体への影響も強いので必ず換気が必要です。
例としてラッカー系白の上にアクリル&エナメル系黒をどんなにたっぷり塗っても白が溶けることはありません。
アクリル系塗料は水で溶かして筆洗いができるものがあります。そのため溶剤が一番弱いため下地には向いていません。溶剤が弱いということは他の塗料に簡単に溶かされるということです。
ちなみにサーフェイサー(ビン、缶ともに)はアクリル系溶剤が使われています。そのためサーフェイサーの上から筆塗りは基本NGです。でも裏技的なテクニックがあります。
サーフェイサーで仕上げた後、スプレーかエアブラシでラッカー系塗料をちょっとずつ重ねて塗装すると、ラッカー系塗料でコーティングされた状態になるので、そうなれば上記で説明したように、アクリルでもエナメル系でも自由に筆塗りができます。
エナメル系塗料はアクリルよりは若干強いので重ね塗りが可能です。ただし爪など尖ったものでひっかくと簡単に塗膜がはげることがあるので、エナメル系だからと安心は禁物。エナメルの上にアクリル系はOKですが、筆圧が強すぎると下地がはげるので注意です。
ねんど素材やパテで造ったフルスクラッチビルド作品、自作フィギュアは問題ありませんが、エナメル系の溶剤は航空機モデルやガンプラのパネルラインを強調するために「墨入れ」という工程があります。実はエナメル溶剤は『プラ材を溶かす』という厄介な性質があるため、パーツが割れる時があります。もしフルスクラッチビルド作品でもプラバンや、プラ材を使ったパーツに直接溶剤で薄めた塗料を流すと破損する可能性があるのでご注意を。
同じ系統の塗料を重ね塗りするとどうなるか?
スプレーとエアブラシなら問題ありません。筆塗りの場合、三回に分けて塗るくらい薄く重ねていけば下地を溶かすことなく、うまくいくこともあります。あまりお勧めはしませんが。
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ニューファンドをさらに使いやすく保管する方法
ニューファンドを購入し保管する記事は以前書いた。
そのときもうひとつやっておくと便利なこと。それは細かく刻んで水に浸しドロドロ状態にしてビンに保管したものを用意すること。
これをちょっとした傷や穴埋め。パーツ同士の接着剤の代わりなど非常に使える。水はほんの数滴でいい。
刻んで水で溶いたドロドロファンドに水を入れすぎるとよくない理由は、乾燥したとき気泡になってもろくなるから。あるいは削ったときに気泡がでてきて、また埋めるという作業のやり直しになるから。
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工具入れをラックにかけてスッキリ
ニューファンドには使用期限がある
やっぱりボソボソになって使い物にならなくなった古いねんどをケチってないで、新品を使うのが一番いいわ。こうなったらもう「本当にあのニューファンドか?」って思いたくなるほど、「ただのゴムのような、よく分からないもののダマ」になります。いくら水にひたそうと、いくら木工用接着剤でくっつけようとしても、二度と買ったばかりの状態には戻りません。
おそらく化学物質を含んでいてそれが経年劣化したためだと思います。防腐剤も入っているしね。ファンドは安全な素材。でも使用後は石けんでよーっく手を洗いましょう。防腐剤+αでよく分からない物質が混じってます。
新しいときは下の写真のようにいったん切り刻んでZIPロックにちょっとの水を足して保管でOK。
経験的に3~4年が使用期限だね。5年以上経ったらもうだめだろう。復活させる方法とか記事が見つかるけどほんのちょっとでいいならともかく、数時間かけるより数百円で買った方が時給換算したら合理的。
だがヨドバシカメラにはもう入荷されなくなったらしい。販売元がアートクレイからボークスに変わっちゃったから。
Amazonかボークス直販か。Amazonで他の商品と合わせて2000円以上にすれば送料無料になるけど。
まとめ買いは上記の理由でお勧めできない。「オレは造りたいものがたくさんあるんだ!」という人を除いて。
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