スティーブ徹底考察③ 『ジャブ』の巻 | 鉄拳スティーブログ

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今回は『ジャブ』



流石ボクサーだけあってジャブ派生の多彩さがスゴい。


数あるジャブ派生はどれも強力。

しっかり使いこなしていこう。



・ジャブ(LP)
・ダブルジャブ(LP・LP)
・ダブルジャブ~各種構え(LP・LP・K)
・ライトニングコンビネーション(LP・LP・RP)
・ダブルジャブ~ボディブロー~FS(LP・LP・2LP・4)
・ジャブ~ボディブロー(LP・2LP)
・ワンツー(LP・RP)
・ワンツー~各種構え(LP・RP・K)
・ワンツースリー~FSorPS(LP・RP・LP・4or6)
・ワンツースリー~各種構え(LP・RP・LP・K)
・ブリティッシュエッジコンボ~各種構え(LP・RP・LP・RP・K)
・ブリティッシュエッジコンボロー(LP・RP・LP・2RP)




実用的なものだけで12パターンもあるぜ。
しかも全部強い。
10Fからこれだけ出来たら小技強いに決まってる。
これらを攻めを始める起点にしよう。


使い分けを解説する上でカテゴリーに分けたいと思う。


◆ジャブ系

・ジャブ
・ジャブ~ボディブロー~FS


◆ダブルジャブ系

・ダブルジャブ
・ダブルジャブ~各種構え
・ダブルジャブ~ボディブロー~FS
・ライトニングコンビネーション


◆ワンツー系

・ワンツー
・ワンツー~各種構え


◆ワンツースリー系

・ワンツースリー~FSorPS
・ワンツースリー~各種構え
・ブリティッシュエッジコンボ~各種構え
・ブリティッシュエッジコンボロー


こんな感じで。


じゃあ、解説。
発生は10Fで共通だから割愛。


◆ジャブ系

ジャブ(LP)
◎性能
上段。
ヒットで9ダメージと+8F。
ガードで+1F。

◎役割
攻めの起点。その基本となる技。
ガードさせたら強引に2択をかけていっていい。
中段ならアッパースマッシュが強い。
下段ならガード後も近距離になるのでダーティースマッシュを狙うのが強力。
もちろんニーボルトブローイカパンも強い。
ジャブガードからガンガン攻めていこう。


ジャブ~ボディブロー~FS(LP・2LP)
◎性能
上中の連携。
連続ヒットはしない。
2発目がノーマルヒットすると20ダメージと+6F。
カウンターヒットすると24ダメージと+11F。
ガードされると±0F。
1発目をガードした時点で2発目をスカすのは不可能。

◎役割
ジャブガードからの固め技すべての役割を果たす。
ジャブガードから2択を強気に行けるのはこの技のおかげ。
中段で左右に逃がさずバックダッシュでも逃げられない。
1発目ガードからの割り込みはすべてシャットアウトしてカウンターを取れる。
ダメージもでかいので単純にジャブガードからの中段の択としての役割も果たす。
2発目が中段なので1発目をしゃがまれても2発目が相手の立ち途中反撃を潰してくれることもある。
ノーマルヒットでも十分な有利が取れるうえにカウンターヒットだと大幅有利がとれる。
これだけ盛りだくさんなのにガードで驚異の±0F。
強すぎるだろこれ。

技後はFSからのホカハリでカウンター狙い。
ウィービングからのスカ狙い。
フリキャンスタン投げフリキャンイークロチョッピングライトで2択。
と攻めを継続できるのも強み。

☆まとめ

ジャブからの攻めのコンセプトはシンプル 。 ジャブ~ボディブローの完全無欠な固め性 能とジャブからの2択を使い分けるだけ。 簡単だけど強力。


◆ダブルジャブ系

ダブルジャブ(LP・LP)
◎性能
上上の連携。
連続ヒットして15ダメージと+5F。
連続ガード技でガードされると-1F。
ヒット確認ができる技なのでヒットとガードで技を切り替えていける。

◎役割
ダブルジャブで止めるのはガードされた時の選択肢のひとつ。
微不利から無理やり2択をかけるならこれ。
バクステや横移動で回避も狙える。

2択はアッパーニーボルトブローイカパン投げといった小技を中心にいこう。
密着なので強気にいくならダーティースマッシュも狙える。


ダブルジャブ~各種構え(LP・LP・K)
◎性能
上上連携からの特殊動作。
連続ヒットして15ダメージで±0Fから特殊動作の派生が出せる。
ガードされると-6F。

◎役割
基本はダッキングに移行してヒット確認しよう。
ヒットしてたらダッキング派生を出したりダッキャンからイークロスタンソーサーを狙っていく。
ガードされていた時はダッキャンガード。
上段反撃を読んだらシーホークアッパーを仕込むと浮かせられる。


ダブルジャブ~ボディブロー~FS(LP・LP・ 2LP・4)
◎性能
上上中の連携。
3発目は連続ヒットしない。
3発目がノーマルヒットすると20ダメージと+6F。
カウンターヒットすると24ダメージと+11F。
ガードで±0F。

◎役割
ダブルジャブをガードされた時の選択肢のエース。
3発目を動く相手に対する固め技。
ガード確認で出すと非常に強力。
めっちゃあたる。
ガード確認から相手の動きを潰すことで、ダブルジャブガードからの強引な2択攻めが通りやすくなる。
技後はジャブ~ボディブロー~FSと同じ。


ライトニングコンビネーション(LP・LP・RP )
◎性能
上上上の連携。
全段連携ヒットして33ダメージと+1F。
3発目がガードされると-10F。
1、2発目をガードされると3発目でしゃがまれて浮かされる。

◎役割
ヒット確認から出しきって連続ヒットを狙う。
確定反撃のエースでもある。
ダメージがでかい。


☆まとめ

ダブルジャブのヒット確認からの派生使い分けが強い。
ガードされてたらダブルジャブ~ボディブロー~FSに、ヒットしてたらライトニング コンビネーションに切り替えるのが超強力。

切り替えにはコツがあるのでそれも書いておく。

①ダブルジャブのディレイ入力をマスターする。

あまり知られてないがダブルジャブは微妙にディレイがかけられる。
見かけには分かりづらいが、ディレイなしだと連続ガード、ディレイをかけると2発目がしゃがめるので違いがあるのは確認できるはず。
普通のディレイ技と比べてディレイの入力タイミングがかなりシビア。
まずはこのダブルジャブのディレイ入力をマスターしよう。

②ダブルジャブ2発目のあとはレバー2入力しておく。

ライトニングコンビネーションが(LP・LP・2RP)と入力しても出せるのを利用する。
あらかじめ、(LP・LP・2)までは入力しておけば、ガードでLP、ヒットでRPとボタンだけで打ち分けができる。

ヒット確認はかなり難しいがマスターしてしまえばこれほど強力な10F派生はない。
頑張って練習しよう。

ヒット確認から正確に打ち分けができるようになると相手はダブルジャブに対して動かなくなる。
そこでダブルジャブで止めて、固まった相手に強引に2択をかけていくのだ。

要練習だ、とにかく練習。

ダブルジャブ~各種構えのヒット確認は簡単なのでスパイス程度に散りばめると効果的。


◆ワンツー系

ワンツー(LP・RP)
◎性能
上上の連携。
連続ヒットして22ダメージと+6F。
連続ガード技でガードされると-2F。
横に結構強い。

◎役割
10F確定反撃の2番手。
確定ダメージ狙いならライトニングコンビネーション。
ダブルアップ狙いの時はこっち。
有利が大きいので割られない2択をかけていける。

割られない選択肢は中段でスマッシュアパストクレシェントフック。 下段はニーボルトブローダーティースマッシュ

相手の体力があとひと押しで削りきれるぞ!だけど、確定反撃のライトニングコンビネ ーションだけじゃダメージ足りないし、有利が小さいから逃げられて交換されるかも …

そんなときにワンツー確反に切り替えてダブルアップを狙おう。

スマッシュならしゃがパンと相打って28ダメージ+壁強も取れてチェンジで逃げるのも無理。

クレシェントフックならしゃがパンと相打って22ダメージ+カウンターならコンボ。
横に逃げるのも無理。

ダーティースマッシュなら40ダメージも追加できる。
しゃがパンと相打つと13ダメー ジ。

ニーボルトブローならしゃがパンと相打って18ダメージ。バクステで逃げるのは無理。

相手の体力と状況をみてダブルアップを狙おう。


ワンツー~各種構え(LP・RP・K)
◎性能
上上~特殊動作。
連続ヒットして22ダメージと+4Fから各種構えの派生が出せる。
ガードされたときは-4F。

◎役割
10F確定反撃の3番手。
壁が絡まないダブルアップならワンツー。
壁際のダブルアップならこっちがいい。

壁際で10Fが確定するときはワンツー~スウェーに移行してポジションチェンジチョッピングレフトの2択が強力。

ポジションチェンジで壁に叩きつけると10Fが確定する。
ライトニングコンビネーションでダメージを取るのが基本だが、あえて確定のワンツーからスウェーにいくことで再度ポジションチェンジで壁に叩きつける事ができる。
相手が立ちガードを続ける限り永遠にポジションチェンジが確定するのだ。

しゃがめばスカせるがそっちにはチョッピングレフトが確定して34の大ダメージと+6Fで強制しゃがみ。
スマッシュとダーティースマッシュの強制2択を迫れる。

しゃがパンならどちらも止められるがスウェーを見てからでは間に合わないので先行入力で最速反撃をするしかない。
そうするとこちらのワンツーからのスマッシュに相打って壁強コンボ。


◆ワンツースリー系

ワンツースリー~FSorPS(LP・RP・LP・4or6)
◎性能
上上上の連携。
ノーマルヒットでは2発まで連続ヒットで3発目が強制ガード。
22ダメージで-1F。
カウンターヒットなら3発目まで連続ヒットで43ダメージで+5F。
ガードされたときは3発目まで連続ガードで-1F。
横に強くリーチも長い。

◎役割
牽制からぶっぱまで幅広く狙える。
1Fの有利からカウンターで43ダメージと+5F有利が取れるとか、強すぎだろ。

ヒット確認で2択にいこう。
PSからはテンカウント&スタンソーサーとクロスユニオン。
FSからは投げとフリキャンイークロ。


ワンツースリー~各種構え(LP・RP・LP・K)
◎性能
基本は上と同じ。
3発目がヒットすると+3F。
ガードされると-3F。

◎役割 壁際でスウェーに行くのが強力。
相手が動かない前提で無理やりスウェー攻めにいっていい。


ブリティッシュエッジコンボ~各種構え(LP・RP・LP・RP・K)
◎性能
上上上中の連携。
連続ヒットはしない。
4発目はガードされてもダッキャンすれば確反なし。
ヒットすれば20ダメージとダウン。
壁強も取れる。

◎役割
ワンツースリーからの固め。
壁際だとなお強力。
ワンツースリーのガードから少しでも動いたらヒットする。
ガード確認から出すと結構ヒットするのでどんどん出していこう。
この技を見せて行くとワンツースリー~スウェー攻めが通る。


ブリティッシュエッジコンボロー(LP・RP・ LP・2RP)
◎性能
上上上下の連携。
連続ヒットはしない。
ヒットすると20ダメージとダウンで起き攻め。
ガードされると-15Fで浮かされる。

◎役割
ジャンステ暴れを潰しながら下段が打てる。
ただ、発生が遅いししゃがまれやすい。
相手が忘れたころにたまーに出そう。



☆まとめ

ワンツースリーのぶっぱなしや牽制からガード確認でブリティッシュエッジコンボを出しきって固めていく。
相手が固まるならブリティッシュエッジコンボ出しきりを盾にワンツースリー~FSorPSで攻める。
壁際ならワンツースリー~スウェーでスウェー攻めを狙う。

ブリティッシュエッジコンボローはたまーに出して行くぐらいでいい。




スティーブは10Fから出来ることの多彩さが全キャラ中でも随一。

足の技がない分だけジャブや3LPのアッパーに多彩な派生が用意されてるのだから、きっちり使い分けて使いこなしていこう。

これだけ小技が優秀であれば微有利を強気に攻められる。しかも軒並みローリスクでガードされてもペースを譲らずに立ち回れる。

小技で細かく正確に、相手の小技を潰していけば、追い込まれた相手はリスクを負って大技で切り返せざるを得なくなる。


ウィービングで揺さぶって、小技で固めて、削りでプレッシャーをかけて…。
そうやって相手を追い込んでミスを誘ってカウンターと確反でとどめを刺していく。

これぞ要塞スティーブ。

その一端を担う小技の代表格の『ジャブ』なわけだから、しっかりモノにしてやろう。