こういうのを報道しないで、マスコミは何をいったい報道するのだろうか。
でもって、あれだけ言われるならば、国会議員はちゃんと仕事してるということをしっかり結果で示すべきだろう。 
そして、有権者は、仕事をしないような国会議員は次の選挙で当選させてはいけない。

政府を批判するだけなら簡単だが、今のように機能不全の国会を結果として選んでしまったのもまた、有権者たる日本国民であるのだ。 そういう意味ではちゃんと選ばなかった報いを受けているとも言えるだろう。 もっと、もっと、よく考えて。自分の事なんだから。






インテルと筑波大学、つくば市がICTを活用し地域活性事業に着手
産学官が連携、人材養成やインフラ整備など


こういうことを実行していく自治体で育つ子供、暮らす人々と、無為に現状維持にのみ甘んじるだけの自治体で育つ子供、暮らす人々では、将来の技能、生活水準、ひょっとしたら健康や年収だって随分ちがってくるかもしれない。 

田中角栄が日本列島改造計画を謳って都市と地方のバランスのある発展を目指してからもう4,50年になるのでしょうか。 

あの当時ばら撒きはとっても意味のある経済成長の機関車だったのでしょうが、それは昔の話。 

これからは、こういうことを実行する町としない町で大きな格差がでてくるでしょうねぇ。 地元の名士というだけで政治家をやっているような人ばかりいるところはどんどん置いていかれるだけか、、、。

企業、大学、医療機関、いろいろと提携して相互にメリットを享受していく方法を模索しないとね。

こういう馬鹿な政策を財源がないときにやらないでくれ!
他に財源が必要な政策はいくらだってあるんだから、、、。

エコポイントの復活検討

永遠にこういうポイント制度をやるならいいが、期間を区切ってやるなら、将来の需要を先食いするだけだし、家電製品の乗数効果はそんなに大きくないから、景気刺激にはならない。

いったいだれがこんなことを政治家に知恵付けしてるんだ? そもそも官僚はそんなことはわかってるだろうに、、、。

こういうポイント制度は、循環的な景気後退局面で経済を支えるときに使うのには意味があるかもしれないが、日本の問題は、循環的な景気ではなくて、構造的な問題である傾向が強い。

重病人に、取り合えずバファリンを処方するようなもんだ。治癒はしないし、バファリン代が無駄になる。

政権交代を願い、民主党の登場を願ったのは国民であり、その責任において、ひどい代償を今国民は払わされているわけだ。 これに懲りて、政党というよりは、本当に政策のことがわかる人を、人物本位で選択せねばなるまい。

こういう難しい議論(難しいというか、事実が庶民にはわからない議論)は政治家と官僚と官僚みたいな電力会社に任せるんじゃなくて、ちゃんと説明できる大学の学者とかにしてもらって、情報整理をしないといけないはずだ。大学の先生だと説明が難しくなりすぎてしまうなら、大学院生や大学の4年生くらいにお願いするものいいかもしれない。

日本の世論は、「完璧に安全な原発でないともう二度と再稼動しちゃいけない。」
という路線で進んでいるように見える。少なくともマスコミは、そんなことありえないと判っているはずなのに、有るのか、無いのか解らない国民感情なるものを勝手に「察して」完璧でないものを動かそうとする政府、電力会社を非難するぞーっという立場で記事を書いている。
そうしないと新聞社自体が非難の的になると感じているのだろうか。

福島の原発が大失態を起してしまっている訳だが、その対策があまりにも行き当たりばったりであることを猛省し、次善策を講じていくために利用するという姿勢がまったく欠如してやしまいか?
(おそらく現場はそういう方向に動いているはずだが、どうも司令部はそうではないようだ)

冷静に考えてみれば、核ミサイルが直撃、ジャンボジェットが墜落直撃、テロリストからの攻撃に対して100%安全な発電所なんて考えられない。アメリカの原子力空母だってそんな事態には対処できないだろう。

大事なのは、どの程度は対処できて、出来ない場合はどのような対策を講じるかということを掛け値なしに説明することだろう。

それでこそ、初めて、原子力発電所を持つことの利点についてもまともな議論ができるはずだ。

本気で、今すぐに原子力発電を日本国内から根絶やしにするなら、それはそれで相当な覚悟が必要だということも認識せねばなるまい。

ドイツは辞めるとは言ったが、日本と違って今でも原発は稼動しているし、段階的にそして「現実的」に「脱原発」を目指しているのであって、日本のように切った張ったの議論をしているわけではない。

表立ってリスクをとれない状況を自ら作り出し、その裏で、リスク評価(これをすること事態タブー)をまったくやらずに、べらぼうなリスクをとってしまってるのだから、そういう本音と建前の誤用を正さないと、建設的な議論は進まないだろう。
今年は節電で我慢するとして、来年以降、再生可能、代替エネルギーが原子力を凌駕する技術水準になるまで、毎年暑いのを我慢して節電を続けるのか? 

しかも我慢もしつつ電気料金は値上げされるのか? そんな馬鹿げた話はない。

辛抱強い日本人性を美徳として保ち続けるのはいいが、それを一部の利益者団体が悪用してやいまいか? 

大半の真面目で従順な市民が馬鹿をみるような状態ではいけない。

原子力発電所は、古いのは今後、閉めざるを得ないだろう。それでも、代替エネルギーで代替できない分はやっぱり原子力を使うしかないように思う。
(全国民が一致して節電して我慢するんだ!と本気で思うなら別だ)

原子力を使うなら、高い技術水準で作られた新品の原子力発電所を使うべきだろう。
40年前のを今でも使ってますってのは、飛行機や電車だってちょっと恐ろしい。 国内メーカーは新しいテクノロジーで海外の原子力発電所プロジェクトに関わっているのだから、日本のだって新品にしない手はない。

新品を入れたら、ちゃんと減価償却させて、30年くらいで廃炉、リノベーションをきっちりさせる方策をたてなきゃいけないし、そのくらいのサイクルで循環させていけないのなら、そもそも手をつけるエネルギー源ではないということになる。使用済み燃料の処理とか、ちゃんと目処をつけなきゃいけない。
(世界中で数百機の原子炉が動き出したら、いったい使用済みの燃料はどこで処理するのだろうか?宇宙船に載せて、太陽にでも突っ込ませるのかな?)

さて、タイトルの電力自由化、今の電力会社は地域独占をしているので、いくら非難されようが、市民の非難によって倒れることはない。(制度上は一部自由化されてるとはいえ、使い勝手が悪く、自由化されていえるというような状況にはない)

市民は、文句を言いつつも電気を使わない訳にはいかないから。電力会社側からすれば「好きなだけ批判してください、でもどうぜあなた方は我々の電気を我々の言いなりの値段で買うしかないのです。」ということになる。

ここで、電力自由化という話。いろいろな発電所が競い合って、電力を供給するというものだ。だから送電網は別の会社(もしくは政府)が運営して、発電所はその時々の総需要に対して自分のところはどれだけの量をどれだけの値段で発電しますと、取引所を介して「セリ」をやる訳だ。効率よく発電しようとすると、新しい設備を導入せねばコンペティターには勝てないので、自ずと各社設備更新を定期的にするようになる。供給は安定し、値段も下がるということになる。再生可能代替エネルギーだって無理やり電力会社が購入させられるのではなくて、競争を通じて販売すればいい。最初は火力発電所などに勝てないというのであれば、何らかのインセンティブをつけるような仕組みを考えてもよい。

送電、発電の分離と、電力の自由化を訴えるのなら、これは政策の変換を訴えることである。これは市民の力で行うことが可能だし、電力会社に不平言いつつ、暑いのを我慢するよりも、声高に、これを訴え、支持することで大きな流れを作ることの方がより実質的に意味があるように思いませんか?

市民の力で、世の中は変わるのです。少なくとも、この国は。半島の北の国のように誰か特定の偉い人のための国ではありません。我々市民の国です。我々が主体的に動くことで、良くも悪くもできるのが民主主義に則った政体です。

電力会社批判と、節電の我慢をやめて、政府に電力自由化推進を働きかけませんか?

電力自由化だって万能の制度ではありません。当然慎重に制度設計をして、不測の事態に備える整備もせねばならないですし、その不備にかこつけて既存の制度を守りたい連中は自由化の問題点だけを過大に訴えるでしょう。 冷静に判断をせねばならぬポイントであります。