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泣きながらご飯を食べたことのある人は、生きていけます。
(「カルテット」)
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本放送の時に見逃したドラマを、最近一気に観ました。
2017年だったんですね。7年も前なのかぁ~。
最終回まで観終わって、心に残っている台詞がこれです。
辛すぎたり悲しすぎたりで、メンタルが落ちると
わたしは食欲がなくなります。
お腹が空いていても、ちょっと食べると要らなくなり
「これで、ちょっとは痩せるかも。ラッキー」なんて思います(笑)
この台詞を反芻していて
あ!
と気づいたことがあります。
泣かないから食べられないんだ!
本来、わたしは泣き虫です。
映画やドラマを観ても、小説や漫画を読んでも
友人の話を聴いても
ジーンとくると泣いてしまいます。
クライエントさんの回復を実感したときも
その場では我慢しますが、送り出してから泣いていたりします。
感動すると泣いちゃうんです。
辛いときや悲しいときはどうかというと
それでも日常は続くので、泣かないことが多いです。
そして
そんなときは食べられない。
けれども
思い返してみると
辛いとき悲しいときに、思いきり泣いていたときは
ちゃんと食べられていました!
泣くことは辛い悲しい気持ちを解放すること
食べることは生きること
泣きながらご飯を食べて、生き抜いたということ。
『泣きながらご飯を食べたことのある人は生きていけます』
心に浸みる言葉でした。