自分に対する誤解はある | そのままでいいよね☆ゆるなら風舎

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くにのまほろば《奈良》大和郡山市で
『カウンセリングルーム風舎』を営んでいる女性カウンセラーの日記です。
カウンセリング・アートセラピー・心理学レッスンなどをしています。

先入観を持って他者を見てはいけない

ということは、よく言われます。

先入観には誤解が生じますからね。

 

ところが

自分に対する先入観、自分への誤解については

存外、人は無頓着なのかもしれないなぁと思います。

 

子どものころのセルフイメージというのは

なかなか頑固で

大人になっても、自分を支配していたりするもの。

 

わたしは〇〇だ。

 

こういったセルフイメージに支配されていると

自分に対する誤解が拭えず

視野を狭めていたり、発揮できる能力に気づかなかったり

もったいないことをしている場合があるんです。

 

 

わたしはずっと長い間

自分は不器用だと思っていました。

姉と弟が、とても手先が器用なので

自分は不器用だと勘違いしていたんです。

 

それは大人になってからも続きました。

 

ところが、そんなわたしが

「手先器用ですよね」

と、度々言われる。

 

「ありがとう」とか「そうかな」とか返事をしつつ

わたし自身が「わたしは不器用だ」と決めつけているので

「お世辞を言ってくれているんだろう。いい人だな。」

くらいに思っていたわけです。

 

そんなある日、ふと思ったんです。

「ん?わたしって、もしかして手先が器用なのかも?」

思い返せば

子供服やらなにやら手作りしてましたし

編み物も好きで、本を見ながらいろいろと編んでいて

その仕上がりは悪くはなかった。

 

そこで、「器用ですね」と言われた時に

「手先は器用な方なんです」と、にっこりしてみることにしました。

 

それを何度か繰り返してみると

セルフイメージが変わりました。

不器用なわたしから器用なわたしに変わったんです。

 

すると、できることが広がりました。

以前は「ちょっと無理かな・・」と諦めていたことも

「できるんじゃないかな」と、まずは手掛けてみるようになりました。

 

そうして

今はちまちますることを、思いきり楽しんでいます。

 

 

セルフイメージって、存外間違いだらけかもしれません。

 

自分に対する誤解は「ある」んだという目線を持つことが

自己受容へ繋がり、自分を豊かにしていきますね。

 

 

 

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